ブログ

古文で詰まる人必見!読み方がガラッと変わる革命的参考書3選

こんにちは!武田塾円町校です。

今回のテーマは

古文の読解救世主参考書3選 です!

今回紹介する参考書は武田塾の参考書ルートにない参考書です。

武田塾のルートにそって、
「古文ポラリス」やってます。

ただ、「全然、古文が読めません・・」そういう人に向けたチョイスです!

「ルートにないのをおすすめするなよ!」と思った人もいると思います。

今回そこのルートに入れなかった理由も含めて紹介していきます!

とある理由によってルートに入れたかったけど、
入れることができなかった。

諸事情あり。

みたいな参考書興味ありませんか?

興味があったらぜひ読んでみてください!

参考書の選定理由

まず、古文の読解が出来ない理由として、

①古文は省略が多い文章であるが、その省略を補うことが出来ていない

②古文のストーリー展開を追うことができない

この2点が考えられます。

『古文ポラリス』とかでつまづいている人にはこの2点を振り返ってみてください。

古文は主語が誰かも分からなくなってしまいがちなので、

「とりあえず読んだけど、どんな話かわかんない」

神戸大学 選抜方法 抜け道

そういったところを解消するための参考書です。

前提として、

『富井と古文読解 はじめからていねいに』もしくは

『岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』

このどちらかはやっておいてほしいです。

この2冊は理論の部分になっています。

そして今回はこの2冊の演習編を持ってきました。

前置きが長くなってしまいましたが、次から参考書を紹介していきます!

 

古文読解の救世主①『とってもやさしい古文』

81wfrRZPdTL._SL1500_

1年前までルートに入れていた本ですが、

とある事情でルートから外してあります。

この参考書の特徴は、

ここで省略を補ってよ!というところに吹き出しを用意していることです。

みんなが古文を読むときに文章を素通りしてしまっていると思いますが、

一回立ち止まって「この動作は誰だ?」と考えることになります。

セリフがあったら、その部分に吹き出しがあり、

「これは誰が話しているのか」ということを
前置きから読み取り、推測する必要があります。

また、「いかに、嬉しと思されん」という文があれば、
「これを思ったのは誰なのか」ということを文章の前後から考えます。

登場人物が何人かしかいないから
「ここで嬉しいと思った人は絶対にこの人だ」

「思しが敬語だから、その対象はこの人だろう」

hirameita

こんな感じで考えていってもらえるといいと思います。

だれのセリフ、誰の動作なのかを一回一回考えながら
受験生のみなさんが埋めていくような仕組みになっていて

これは『ポラリス』などよくある古文の問題集ではできないです。

ほんとうは立ち止まって考えないといけないのに、
考えずに1行目、2行目3行目と一気に読み飛ばしてしまいます。

問題数が多く一回一回補う練習をして
そのあとに『古文ポラリス』をやれば、

練習した成果で

「ここで立ち止まって考える」
「この動作をした人はこの人だ」

といことを考える癖がついて主語の省略が自然とできるようになります。

主語の省略などは何となく突き進んでしまい、
受験生はないがしろにしてしまいがちです。

そうすると、

何の話か分かった問題は解けるけど、
分からないと全然だめだめな点数になってしまいます。

そういった点で、

強制的に主語を取りに行かせるこの参考書は画期的なものです!

また古文は省略のほかにストーリー展開を追うことが大事
前述しました。

この参考書は、話の大事な部分を押さえるまとめが最後の部分にあります。

現代文チックなところもありつつ、
話の内容を自分に整理させるところがあるんです。

古文が苦手な人は細部にこだわる癖がありがちです。

ただ「古文は全訳するな」と武田塾では言っています。

品詞分解や全訳は
最後に記述が必要な人はいるかもしれませんが、

古文で重要なのは
ストーリーの大枠をつかむことです。

古文が苦手な人は

「あれ?ここはどうやって訳するんだろう」

とか全部を完璧に訳そうとしてしまって

結局大枠の流れがつかめてない 
これが古文を読めない原因です。

この最後のまとめの部分で大枠をつかむ訓練をする

これがとても良い作りになっていると思います。

なんでルートから外れているのか

ここまでだとめちゃくちゃ完璧な参考書なので、

「なんではずしたんだろう」と思いますよね。

それは

白文がないからなんです。

全部に吹き出しやヒントがついてしまっています。

武田塾は確認テストが命だと考えています。
確認テストは本当は白文でしたいんです。

確認テストをするには、「全部にヒントがついているため簡単すぎる。」

という声が多かったんです。

良いトレーニング教材なのですが、

武田塾の現場に合わない という問題でルートから外れています。

ただ、
古文で今行き詰っている人はぜひやってほしい
そんな一冊です。

古文読解の救世主②『高校の古文読解が1冊でしっかりわかる本』

91CrM4NbnES._SL1500_

この本は、岡本梨奈先生の著書です。

この先生の著書は武田塾のルートでも多数採用しています。

この本は白文をちゃんとついています。

ストーリー展開に関してもしっかりあります。

読解チェックというコーナーがあって、
ストーリー展開を追えているか確認する簡単な質問が並んでいます。

また主語の省略についても、

実際に古文を読む人が
どこでどういう主語を補わないといけないのかという

模範的な読み方が全部書いてあります。

こういう風に読めるようになれば、
古文の読解、みんなとても力がつくよ

というお手本があるんです。

図解で主語を明確にしていてわかりやすく解説がついています。

図解のような感じで1発目から古文を読めていたら
正しい場所で主語を振れていたら、古文の力はめちゃくちゃつきます。

理想的な読み方を書いてくれているのが、
このシリーズの良いところです。

『古文ポラリス』との違いとしては、

序盤が主語の振り方など、
かなりやさしいところから順番にレベルアップしていくという点です。

『古文ポラリス』は入試問題なのでハードルの高さが全然違います。

文法事項や古文常識についても
掘り下げてかいてくれているため

古文が苦手な人でもアレルギーが起きにくく
古文を好きになっていける工夫が随所にされいています。

何でルートから外れているのか

ルートに採用されなかった理由は

問題がついていないからです。

内容チェックは良いと思います。

ストーリーを本気で押さえにいこうという構成になっていて
そこはめちゃくちゃ良いのですが、

解き応えがないという意味でルートから外れています。

苦手な人がやるにはとても良い参考書です。

「古文読むの本気で苦手」という人には是非やってほしいです。

 

古文読解の救世主③『古文上達 基礎編 読解と演習45』

61rmG0chYbL._SL1500_

これはZ会から出ているずっと人気のシリーズです。

この参考書の良い点は

文章内容が『古文ポラリス1』よりも
一段階か二段階簡単なところです。

前半が文法の復習
後半が読解の各45テーマ

それぞれ文法・読解、文法・読解で45テーマ載っています。

これは
「理屈よりも演習量でカバーしたい」「45題やれば何か変わる!」

と思うタイプの人におすすめです。

必ずやってほしいのは

主語の省略を補うこと。

ストーリー展開を言えるようにすること。

細部にこだわりすぎて品詞分解したり全訳しようとするのではなく、
この2点を意識してもらえれば、

『古文上達 基礎編45』でやる前とやった後で
古文に対する考え方が大分変わると思います。

『古文上達』で苦手を克服する人は多いのですが、

注意してほしいのが、
分量が多いのでとりあえず進むことに夢中になってしまう人が多いです。

一つ解いたらそこで「学んだことは何だっけ」と確認して
ひとつひとつ身につけながら前に進んでいくと

着実にレベルアップしていくことが
感じられる参考書になっていると思います。

文法の復習と、

『古文ポラリス』のような実践的な文章ではなくて
やさしめの文章で数をこなせるところ

古文嫌いな人におすすめできるポイントです。

 

まとめ

『古文ポラリス1』や『古文ポラリス2』で

つまづいている人に

①とってもやさしい古文

②高校の古文読解が1冊でしっかりわかる本

③古文上達 基礎編 読解と演習45』

この3冊、全部ではなく自分に一番あっていそうなものを

ぜひやってもらいたいなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

関連記事

あの!夏だけタケダのシーズンが今年もやってくる!!

こんにちは JR円町駅から徒歩3分の距離にある武田塾円町校です。 塾生は、円町駅の横の駐輪場が無料で利用できます。 新学期もスタートしてあっという間に1ヶ月が過ぎ去りました。 「新年度からは、勉強頑張 ..

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる