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スケジュール帳をフル活用して勉強効率を高める方法

こんにちは!
JR円町駅から徒歩3分の立地にある武田塾円町校です!

 

少し前に新生活が始まったと思ったら、もう5月も終わりが近づいてきましたね!

みなさんはこの2か月でどのくらい成長できているでしょうか?

 

6月、7月を乗り越えたら、受験生はいよいよ受験の天王山、夏休みも見えてきます。

受験生はとにかく時間が過ぎるのがあっという間です…

 

カレンダーを見て焦る人のイラスト(男性)

 

「気付いたら受験本番になっていた」ではなくて、毎日積み重ねてきたものを実感しながら成長していきたいですよね!

そこで、今回は毎日の勉強効率を爆上げし、自分の成長も実感できる「スケジュール帳」の使い方を伝えていきたいと思います!

 

「スケジュール帳は使わずに気分で勉強している」

「持っているけど正直あんまり使ってない…」

 

という人、とてももったいないです!

今回の記事を読んで、スケジュール帳の正しい使い方をマスターしていってください!

 

 

 

ステップ0:どんなスケジュール帳を使うか?

「スケジュール帳」と聞いて、皆さんどのようなタイプのものを思い浮かべたでしょうか?

 

1か月のカレンダーのようになっているものなのか、それとも時間が書き込まれているものなのか。

あるいは、手帳なのか、ノートなのか、紙きれなのかなど、様々なタイプがありますよね!

 

開いたシステム手帳のイラスト

 

結論!一日の時間が書き込まれた「バーチカル型」のスケジュール帳を使いましょう!

「目標進捗」と「実際の進捗」の両方を、2行で書けるものがより望ましいです。

1行が広ければ線を引くだけで大丈夫ですよ!

 

このタイプの手帳がある方はそれを使ってもらえばいいですし、無い人はノートに自分で書き込んで自作してもらっても構いません。

(後で振り返ることも重要なので、紙きれはあまりおすすめしません…)

 

では、この「バーチカル型」のスケジュール帳をどのように使っていけばよいのか、説明していきます!

 

ステップ1:タスクを決める

まずは、「その日のタスクを決める」ことから始めましょう!

実はこれ、意外と難しいポイントなんです。

 

タスクというのは、

 

「英単語を601番から700番までやる」

「古文単語を61番から90番までやる」

「英語長文7番の問題をやる」

「古典文法を26ページから31ページまでやる」

 

といった具体的な目標のことだと思ってください。

 

想像している人のイラスト(男性)

 

これって、「目標から逆算」しないと決められませんよね?

 

例えば、

「英単語を601番から700番までやる」

という短期目標は、

「この時期にこの英単語帳を完璧にする」

という中期目標があるからこそ立てられますし、この中期目標

「○○大学に合格する」

という長期目標があるからこそ立てられます!

 

なので、まずは長期目標・中期目標をしっかり固めて、そこから逆算してその日のタスクを決めてください!

 

ステップ2:各タスクに取り組む時間を決める

タスクが決まったら、スケジュール帳にそれぞれのタスクを書き込んでいきましょう。

下に考え方の例をいくつか示してみました!参考にしてみてくださいね。

 

「朝は頭をフル回転させたいから、8:00~10:00は数学の青チャートを107番から118番まで進めよう」

 

「午後は一番しんどい時間帯だから、16:00~17:30は好きな社会の一問一答を51番から150番まで進めよう」

 

「12:00~13:00と20:00~21:30はご飯・風呂休憩、14:00~14:30はいつも眠くなるから、ここも思い切って休憩時間にしてしまおう」

 

「夜寝る前は暗記科目をやりたいから、22:00~23:00は英単語を201番から300番までやろう」

 

「1日の復習をしたいから、23:00~23:30はその日の復習に充てよう」

 

こんな風に、時間帯やる内容をとにかく具体的に書き込んでいくことを意識してください!

 

「バッファ」について

ここで「バッファ」という考え方を紹介したいと思います!

 

勉強に関する大切な考え方の一つとして、「勉強は計画通りにいかないものだと考える」ことがあります。

 

一日中ひまな日だと思っていても、親に家事のお手伝いを頼まれたり、友達から電話がかかってきたり、思わぬタイムロス(無駄ではないですが)が生じてしまうことは自然なことです。

 

一日中キツキツに予定が入ってしまっていると、少し予定が乱れただけでやる気がなくなってしまうかもしれません。

そこでバッファを設ける必要があります!

 

「バッファ」=「ゆとり」だと思ってもらえれば分かりやすいと思います。

例えば「17:30~18:00にバッファを持たせておこう」とすることで、急な用事でそこまでの予定が30分遅れてしまっていたとしても、立て直すことができます。

 

いつ計画を立てる?

いつ計画を立てるかも重要なポイントです。

 

おすすめするのは「当日の朝」「前日の夜」です!

 

前日の進捗なども振り返りながら、毎日こまめに予定を立てることが大事です。

 

当日の朝は計画を立てた直後に始められるので、やる気を起こしやすいですよね。

前日の夜はその日の振り返りを反映しやすいこと、起きる時間まで決めることで寝坊しないという緊張感が生まれることなのが長所です。

 

寝起きのイラスト「爽やかに起きる男性」

 

「一週間の初めにまとめて予定を立てるのはダメなの?」

と思った人もきっといますよね。ダメではないんですが、少し弱点があります。

 

先ほども言ったように、「計画は上手くいかないものだと考える」ことが大事です。

一日勉強をしてみると、たとえバッファを設けていたとしてもなかなか思い通りにいかないことの方が多いと思います。

 

先に一週間の計画を立てるのは問題ないのですが、何度も変更する手間があるのが弱点なんです。

 

 

ステップ3:計画を実行しながら修正する

実際にスケジュール帳に従って勉強を進めていきましょう。

 

何度も言っていますが、「勉強は計画通りにいかないもの」だと自覚しましょう。

それでも「何とかその日のタスクを終わらせる!」という意識も同時に持ってください。

 

例えば

「青チャートの解説の理解に時間がかかって、予定が1時間押している…」

という状況を想定しましょう。

 

ここで「今日はタスク終わらせるのは無理だ」とあきらめてしまうか、

「昼ご飯は30分で済ませて、古典文法もスピードを上げて20分短くタスクを済ませて、英単語もスピードを上げて10分短く終わらせよう」

と考えを切り替えられるかは、特に長い目で見れば大きな差に繋がります!

 

修正・実行を繰り返して、その日のタスクを全力で終わらせましょう!

 

まとめ

今回の記事を通して、スケジュール帳の有効な使い方が分かったでしょうか?

 

目標から逆算して計画を立てて、修正と実行を繰り返していけば、「なんとなく気分で勉強している」人たちに圧倒的な差をつけることができます!

 

ぜひ学んだことを生かして、勉強効率を最大化していってください!

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