こんにちは!
JR嵯峨野線、円町駅から徒歩2分の場所にある、武田塾円町校です。
今回は、一日で英単語を100個覚える方法を紹介したいと思います。
英単語は基礎の基礎!
はじめに
まず、英単語の暗記は、武田塾でも活用している最も効率の良い勉強法の一つです。
なぜ効率が良いのかというと、これがまさに今回のテーマなのですが、英単語なら一日で100個覚えることができるからなんです。
一週間でどれくらい覚えられるの?
一日100個とすると、一週間で700個覚えられることになります。
大学入試に必要な英単語は、一般的に4000個から6000個必要と言われていますが、この学習法を使えば、単純計算で1か月強~2か月でクリアすることができるのです。
例えば
例えば、英単語帳一冊を完璧にすれば、苦手意識を持つ人が多い長文問題でも、格段に読みやすくなります。
また、実は英単語の勉強法は暗記法の基本でもあり、これを押さえれば他の科目の学習でも活かすことができます。
今回はそんな基本の基本の英単語学習法をお伝えしたいと思いますので、是非最後まで読んでください!
ステップ1:単語帳を準備して、目標を決めよう
まずはお手持ちの単語帳を準備してください。
システム英単語、ターゲット1900、何でも構いません!
今回は武田塾でもよく使う、システム英単語を例に話を進めてみます。
実践
それでは早速シス単を開いてみましょう。
英単語100個覚えるために、まず1番から100番までの単語を確認します。
このとき、分からない単語があれば横にスラッシュ(/)を書いておきましょう。
目標
目標は、この1から100までの英単語すべての訳が言えるようになることです。
自学自習において、都度明確な目標を設定することは非常に重要です。
ステップ2:スラッシュ(/)を入れた単語に集中する
前のステップで、分からない単語に/を引きました。
つまり今、分かる単語には何も書かれていない状態です。
例えばこの分かる単語が50個だとしましょう。
この50個はとりあえず訳が言えるので、いったん放置します。
/を引いた残り50個の単語に集中しましょう!
50個も一気に覚えない
しかし、この残り50個の単語についても、一気に覚えるのは困難です。
まずは10個を目安に、グループに分けましょう。
このとき、ランダムにグループ分けしてもよいですし、関連がありそうな単語や、意味が似ている単語を軸に分けてもよいです。
10個を完璧に!
10個に分けたら、まずはこの10個を完璧に覚えます。
英単語を書いてその横に訳を書いたり、適宜手を動かして脳を刺激しましょう!
ステップ3:復習
さて、10個覚える作業を5回繰り返せば、分からなかった50個の単語の学習がひとまず終了です。
ここから仕上げの作業になります。
英単語100個暗記の仕上げの作業は、大きく二つのパートに分かれます。
50個の復習
まずは、最初にスラッシュを引いた英単語、つまり分からなかった50個の単語を、通しですべて確認します。
全問正解なら合格、間違えてしまった場合は最後スラッシュを引いてチェックします。
例えば50問中4つ覚えきれていなかった場合は、またこの4つを中心に、上記の方法で集中暗記します!
100個の総復習!
この作業を繰り返し、50個全部暗記できれば、いよいよ最後の総復習です。
初見で訳が言えた単語50個を含む、全100個の単語の確認に進みましょう。
注意
意外と盲点ですが、実は初見で分かった問題も、あとになってもう一度解いてみると解けない、ということはよくあります。
特に英単語や英文法ではこれが起きやすいので、「一冊を完璧にする」ためには、絶対に欠かせないプロセスです。
完璧になるまで繰り返そう!
そしてこの最後の確認で間違えてしまった単語は、また同じように10個単位で小分けして覚えていきます。
通しで100個すべて和訳できるようになるまで頑張りましょう!
所要時間
それではステップが分かったところで、英単語100個覚えるのに必要な時間を考えてみましょう。
時間に追われている多くの受験生にとって、おそらく一番気になる部分だと思います。
目安
目安としては、単語10個=5分あたりが望ましいです。
いま分からない単語を50としたので、この場合、5分×5で25分で覚えることができます。
そしてこの50個の復習に例えば10分、さらに100個の復習にもう10分もしくは20分で、合計45分から55分程度で覚えるのが理想です。
自分に合うやり方を
英単語1日で100個暗記といっても、実は集中すればそんなに時間はかからないんです。
大事なのは方法なんですね。
英単語は隙間時間に単語帳をパラパラ見るだけ、という受験生がいますが、こういう集中型の勉強法もあることは是非知っておいた方がよいでしょう。
自分の適性を踏まえて、よりしっくりくるやり方を探してみてください!
まとめ
いかがだったでしょうか?
最初は「1日で単語100個なんて……」と思っていた方も、上記の方法を参考にすれば、100個がぐんと近くなったはずです。
小分け式を応用しよう
そして、最初にも書いたとおり、この「小分け式」の暗記法は英単語だけでなく、英文法や古文・漢文など、いろいろな場面で活用することができます。
暗記する際は、自分の記憶が無数の引き出しのある棚やタンスのようなものと考え、ここに覚えるものを整頓しながら収納していくようなイメージで取り組みましょう。
おわりに
最後にもう一度、全体の流れを確認しておきましょう。
1:分かる単語と分からない単語とを分ける
2:分からない単語を10個単位に分ける
3:分からない単語の総復習
4:分かる単語+分からなかった単語の総復習
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武田塾円町校では、このような学習法を用いて、英語が苦手な生徒の逆転合格をサポートしています。
円町校で、自分に合った勉強法を
「自分に合っている方法を」と書きましたが、武田塾では受験生のヒアリングを重視し、その人に合った個別のカリキュラムを構築し、実行します。
カリキュラムは適性と志望校からの逆算で決定されるので、高効率な勉強が可能になり、入塾時の偏差値が低くても逆転合格することができるのです!
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円町校では、随時無料受験相談を開催しておりますので、「何から勉強すればいいのか分からない」、「今の偏差値でも合格できるか心配」など、日々の勉強に困っている受験生は是非活用してください!