みなさんこんにちは。
武田塾円町校です。
今の時期、高校3年生は入試の真っ只中です。
そして高校1年生は来年、高校2年生は今年、受験生になります!
そこで今回は今の時点での進研模試の結果から受験生になってからの未来を予想します!
おそらく11月の進研模試の結果が返ってきていると思うので
それを自分と比べながら「自分このタイプかも...」「そうしたらこうならないように気を付けないと!」
みたいな感じでお伝えしていこうと思います。
親御さんにもぜひ見ておいてほしいです!
良かったら最後まで読んでいってください。
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まずは「国語弱い型」についてです。
たとえば科目別偏差値で
英語:70 国語:45 数学:60
こういう国語が足を引っ張っているタイプの人は一定数います。
この人は高3になったとき伸び悩むだろうと考えています。
英語・数学が先行して伸びているのは
学年的には高2であることから結構良いです。
また国語も本気を出せば1年あればなんとかなりそうな気もしますが
なぜ伸び悩むと考えたのかを説明します。
もちろん、この人の場合は国語の勉強をしっかりしてね。という話ではありますが
英語の偏差値が高2で70。これが普通にしていると落ちてくるのです。
どういうことかというと要は高1・2の模試はある程度の単語が分かれば内容が分かるレベルの長文です。
ですが今後、高3になってくると模試の長文がだんだんテーマも複雑になるし
それを訳したときの日本語も難しくなるところがあります。
だから純粋に今の英語力をキープしたとしても国語が苦手な故に
後半伸び悩むというか、むしろ偏差値が下がる可能性があります。
確かに英単語が分からないとか英文法の基本がわからないは
意外とすぐクリアできます。
なので現時点でそこをクリアできているのはすごく素晴らしいことですが
意外とそこはみんなすぐ追いつけてしまう部分で
最終的にはやっぱり文章で何を言ってるのかを捉える能力というのが
日東駒専を超えてMARCHレベルや地方国公立レベルになってくると
言ってる内容自体が骨のある内容だったりするのでそこで躓く可能性があります。
本来、理論上はMARCHの文章を読めるはずなのに
何故か読めない壁がおそらく3年生になったときにくると思います。
それの正体というのが国語力なので
国語が極端に足を引っ張っている人は国語力が他の教科にも影響するので早めに始めましょう。
文章を読むっていう観点で言うと現代文を読むときの基本的なポイントは
結局一段階で何を言っていたのか、意味段落谷でどういうことをまとめているか、
筆者は結局この文章で何が言いたいのか、ということを捉えていくのが現代文なんですが
英語も最終的にそれになります。
最後は結局文章を読む観点でいうと国語力が必要というのは
国語が苦手な人は把握した方が良いと思います。
帰国子女の生徒さんなども英語が基本的に偏差値が高いですが
文章に抽象度があって中身自体が難しいとか、あと逆に文法問題とか、
そういうところで躓いたりということもあるので
評論チックな英文を読むのは想定しておいた方が良いと思います。
何をするべきか。
結論、このタイプの人はすぐに現代文の勉強を開始しましょう。
古文は正直に言うと後回しで良いと思います。
現代文の読む力・内容を理解する力というのがかなり大事なので
必要なら高校受験の参考書から、
武田塾のルートで言うと基礎徹底ルートと呼ばれる参考書や「田村のやさしく語る現代文」、
その辺から始めてもらえたら良いなという風に思っています。
日大レベルの参考書とか文章の難易度がしっかり余裕を持って読めるということであれば
そこで苦労することは英語ではなくなると思います。
詳しくは下の現代文のルートで確認してみてください。
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自信があって焦らない型
次は「自信があって焦らない型」です。
偏差値の例は下の通りになります。
英語:65 国語:65 数学:65
こういう人と面談すると現状自分ができているから焦っていない。
まだ本気を出さなくて大丈夫という風に
多分考えているんだろうなという心の内が見えてきます。
結論を言うと進研模試の偏差値65の人が順当にいくと
関関同立やMARCHは行けるのですが
旧帝国大学に行けるかというと正直きついと思います。
ですが偏差値65を取れているが故に「焦りがない」、「大丈夫だろうと思っている」。
そこが危険ポイントだと思うので偏差値が満遍なく65というのは
難関大を目指している人にあえて言うならば「全然まだすごくないよ。焦らなければだめだよ。」
ということを伝えたいです。
どちらかというと戦術的にこの科目を伸ばそうというよりは
モチベに対して訴えかけたいというタイプの人です。
進学校の人だったらもっと上の人がいるかもしれませんが
そうではない高校だとしたらこれで結構、学年トップレベルを取ってしっまう可能性があります。
そうなってくるとライバルはもっと手強いことを分かった方が良いです。
なのでこのタイプの人たちは偏差値65で慢心していると旧帝には行けないので
基礎を徹底的に固めて偏差値75を目指しましょう。
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好きなことで生きていく型
次のタイプは「好きなことで生きていく型」です。
偏差値の例は
英語:62 国語:63 日本史:80 というような感じです。
ちょうど11月の模試から社会・理科も進研模試に加わってきたと思います。
高2の11月から社会・理科が加わって
社会とか理科が好きな人は偏差値が高く取れて
これで意外とMARCHなどはA判定の偏差値が取れると思います。
ですが模試の出題範囲は狭いです。だからそこで偏差値80がとれたからといって良いの?
と伝えたいです。
おそらくこの人はやるべきことよりやりたいことを優先するタイプだと思います。
理科・社会が楽しいのは分かりますが受験の戦略として正しいかと言われたら
実は時間がかかる基礎固めを今しなければならないから英語と数学を勉強しましょう。
結論としては科目を好きになるとやるタイプが多いので
優先度の高い数学と英語を早く好きになりましょう。ということです。
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今回は高1・2年生向けに進研模試の結果から分かる
受験生時の未来と改善方法についてお伝えしました。
このタイプに当てはまっていない人も
自分の志望校に合わせて早めのうちから受験勉強をスタートさせましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
武田塾に少しでも興味を持っていただけたり、
もし分からない点などあれば、お気軽に校舎にご連絡ください。
みなさんと一緒に勉強できることを楽しみにしています。
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