こんにちは!武田塾円町校です!
みなさんは『基礎問題精講』という参考書をご存じでしょうか?
基礎問題精講はシリーズになった参考書で、英語・数学・英語をはじめ、ほとんど全ての教科をカバーしています!
基礎を短期間で固めるのに最も適したこの参考書ですが、その使い方に関する質問をよく生徒から受けます。
そこで今回は、基礎問題精講に関する生徒からの質問をまとめて、一つ一つ答えていきたいと思います!
今基礎問題精講に取り組んでいる方も、始めようか迷っている方も、ぜひこのブログを読んで理解を深めていってください!
『青チャート』から『基礎問』に変えるべき?
質問:高1理系です。『青チャートⅠA』を一周したのですが、身になっている気がしません。
『基礎問』などに変えるべきですか?
解答:青チャートの定着度によっては変えるべきです。
まず重要なことは、自分がやった範囲が本当に身に付いているのかどうかを確認することです!
青チャートは通し番号になっているので、自分でランダムに数字を選ぶなどして、確認テストをしてみてください。
そこで例えば9割以上正解できているのなら、学習したことが身に付いているという証拠ですし、5,6割しか正解できないのなら、青チャートの取り組み方を変えるか、参考書を変えるかの2択に絞られます。
また、「一周した」という表現が、「間違った問題は出来るまで解き、苦手な問題を定期的に復習しながら一周した」という意味なのか、「ただ漠然とすべての問題を解き進めた」なのかによっても大きく変わってきます。
参考書は出来ない問題を出来るようにすることが重要なので、定期的な復習が欠かせません。
「問題量が多く復習に時間が取れない」のなら、『基礎問題精講』のように問題数の少ない参考書に丁寧に取り組む事で改善ができるかもしれません!
葉一さんの動画と『基礎問』で先取りできる?
質問:教育系YouTuber葉一さんの動画と基礎問で先取りできますか?
解答:できます!ただし、『基礎問題精講』よりも『入門問題精講』をお勧めします。
知らない方向けに説明しておきますと、葉一さんは教育系YouTuberの第一人者で、高校数学の動画も無料で配信しています。
葉一さんに限らず、「スタディサプリの数学」であったり、「学びエイドの香川先生の数学の動画」であったり、「数学・英語のトリセツ!の迫田先生」であったり、動画で数学を学ぶことは効果的なやり方です。
ただ、先取りに使うのであれば、『基礎問題精講』よりも『入門問題精講』の方が難易度が適切です。
動画でその単元の情報をインプットした後、入門問題精講を使ってアウトプットすることを繰り返して、学校の授業を先取りしましょう!
『数Ⅲ 基礎問』で国公立は戦える?
質問:『数Ⅲ 基礎問』だけで戦える国公立大学はどこら辺まででしょうか?
解答:そのような国公立大学はほとんどありません……
琉球大学や島根大学など、偏差値50台前半の易しめの国公立であってもあまり期待はできません……
国公立大学で『基礎問題精講』のような易しい問題はあまり出ないため、二次試験の問題を考えると難しいと思います。
入試までに時間がなく、そのような戦い方しかないのであれば別ですが、できれば『国公立標準問題集CanPass』や、CanPassまで行かなくとも『数学Ⅲ 重要事項完全習得編』のレベルまでは勉強しておいてほしいと思います!
『青チャート』で苦手を潰すのはあり?
質問:共通テストのみで受験し、数学ⅠA /ⅡBのどちらかしか使えません。
『基礎問』をせずに『きめる!共通テストⅠA/ⅡB』をした後に『青チャート』で苦手な分野を潰していく、といったようなやり方は大丈夫ですか?
解答:大丈夫ではありません!
これは受験生に関わらず、共テのみで数学を使うつもりの人がよく気になるポイントだと思います。
・『基礎問』で勉強した上で共テの対策をした方が良いのか
・『基礎問』をせずにダイレクトに共テ対策の参考書にいけるのか
まず、『きめる!共通テストⅠA/ⅡB』はそれほど簡単な参考書ではありません!
この参考書には、数学が苦手な人や初歩的なレベルまでしか身に付いていない人が理解できるような解説があるわけではなく、
ある程度基礎を身に付けた人が、もう1度基礎的な内容を振り返りながら共通テストの形式に慣れていくための参考書になっています。
そのため、『基礎問題精講』に代用するのであれば共通テスト対策に作られた『緑チャート』などの解説が丁寧な参考書が適しているでしょう。ただ、基本的には『基礎問題精講』をはさむのが安心です。
共通テストの勉強を進める上では、基礎的な内容をしっかりと固めた上で共通テスト対策を進めていく必要があることを理解しておいてください!
『基礎問』で共通テスト何割取れますか?
質問:『基礎問』の例題を完成させたら共テ何割くらい取れますか?
解答:生徒によります!
進学校の生徒であれば6~7割取れる子もいますが、大体の子は4割くらいです。
基礎問の例題を仕上げたからといって、いきなり共通テストの問題で高得点を取る事は期待しない方が良いと言えます。
『基礎問題精講』はあくまで基礎を固める段階です。
まだ基本的な解き方も、時間を掛けて思いつく状態にある人が多いと思います。
共通テストで高得点を取るには、基本的な解き方が瞬時に思い出せる状態、体に染みついている状態にまで仕上げていく必要があるため、『短期攻略 大学入学共通テスト数学』などで共テ対策をしましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?
質問してくれた方と同じような疑問を持っていた方は今回の記事を参考にしてより効率の良い勉強をしていってほしいですし、そうでない方も新しい発見があったと思います。
ひとつの参考書を仕上げていく上では、その参考書の特性や正しいやり方をしっかりと理解する必要があります。
今回質問してくれた方のように、参考書に関する疑問があった場合には学校や塾の先生に相談しましょう。
『基礎問題精講』は短期間で基礎を固められる参考書で、1冊を仕上げれば受験生の強力な武器になります!
『基礎問題精講』を使いこなして、志望校合格に一歩近づきましょう!
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