こんにちは！武田塾円町校です。
8月も終わりに差しかかり、
受験生のみなさんは勉強を頑張っていることと思います。
「勉強がんばっていますか？」
こう聞かれて、ほとんどの人が
「はい！」
と答えられるでしょう。
けれど、それは本当に頑張っていますか？
勉強を頑張っている風になっていませんか？
もし、それが頑張っている風で、
そのことに本人が気づいていないなら、志望校合格は厳しいでしょう。
それほど、頑張っている風かつ、気づかないでやってしまう事は危険です。
今回、勉強を頑張っている風の受験生の特徴を紹介します。
自分が当てはまってしまっていないか是非チェックしてみてください。
①受験知識は豊富だが、実力が追い付いていない
頑張っている風の受験生にありがちなのが、
受験の知識だけはたくさんあるけど、
実力が追い付いていないパターンです。
「あの大学のレベルはこのくらいで、こういう問題がでる」
等の大学についての知識だったり、
「この参考書は、この勉強にいい」
等の知識は本当に豊富にもっている。
ここまではいいんです。
知識を持っていることは役立つし、
決して悪いことではありません。
知識を集めることに満足し、実行まで至っていない。
その結果、実力も追いついてきていない。
これが問題なんです！
知識を持っているだけでは、差はつけられません。
実行し実力をつけて、初めて差をつけることができます。
差をつけられなければ意味がありません。
受験の情報を持っているだけでは、
頑張っている風です。
②参考書をたくさん持っているだけ
ふたつめは、参考書をたくさん持っていることで
満足しているというパターンです。
参考書をずらっとそろえていて、
よっぽど勉強できるんだろうなと思ったら、
たくさん持ってるだけ。
なんてケースが少なくありません。
自分で勉強するってなったときに、参考書は重要ですよね。
参考書を選ぶ際には情報を集めるし、
武田塾もYouTube・ブログなどで紹介しています。
そのため、良くも悪くも
参考書の情報に詳しい人は多いと思います。
参考書を知り、取り組もうとなる。
ここまではいいです。
たくさんの情報を知っているばかりに
「これも気になる。こっちのほうがいいかも。」と
ネットや本屋でどんどん買ってしまい、
いつの間に完成出来ていない参考書だけが積みあがる。
なんてことになると本末転倒です。
大量に買っても、
そんなにはできません。
参考書をたくさん買って、
満足してしまうことは危険です。
大量に買うよりも、
厳選した数冊をしっかり仕上げましょう！
③予備校に通っていることに満足
３つめは、予備校に入っていることに
満足してしまうパターンです。
大手予備校に入ったから受かるわけではありません。
どこの予備校も、
入っただけで合格できるわけがないんです。
私の経験になりますが、
高校受験のとき、塾に入りました。
授業もちゃんと参加したし、課題もしました。
でも、全然成績が伸びなかったんです。
大学受験のときは、塾には行きませんでした。
でも「やばい」という危機感があったので、
自分なりにいろいろ工夫して頑張ったと思います。
その結果、ほぼ無理だった志望校に合格できました。
結局は、自分がどう頑張るかです。
塾に行っても、授業に参加するだけでなく、
主体的に勉強してたら成績も伸びたと思います。
予備校に行かなくたって、
自分のやり方次第では伸びます。
だからこそ、予備校に行くことに満足してしまえば、
成績は伸びません。
予備校にいっているだけ、
授業を受けているだけ。
そうではなく、
自分で考えて、主体的に集中して取り組むことが重要です！
④自習室に行くけど中身がない
４つめは、自習室に長い間いるけど、
中身がスカスカというパターンです。
高校、塾、予備校などで自習室があると思います。
勉強する場所である自習室に来ているんだけど、
中身がない。
自習室にいるだけの人達が
やりがちなパターンが2つあります。
１．眠気との戦い
このパターンが一番多いと思います。
長い時間自習室にいるけど、
そのほとんどが、うつらうつらしながらの勉強。
眠気に耐えながら、
集中できないまま時間が過ぎてしまうパターンです。
ほとんどの時間を眠気との戦いに当ててしまっています。
２．集中できてない
眠気と被るところも若干ありますが、
何となく自習室に来たのの、
集中できず、席に座っているだけ。
ちょっと休憩でスマホを触ったりして、
時間は過ぎているのに、何も進んでいない。
この２つのパターンの危険なところは、
自習室にいるというところで
勉強したつもりになりやすいところです。
自習室に9時間いたというところで、
9時間勉強した気になってしまいやすいです。
その9時間には、
眠気に耐えていた時間も、
ボーとしていた時間も
含まれていることを忘れてしまいがちです。
周りからも、自習室にずっとこもっていたら、
良く勉強しているという評価をもらうでしょう。
だからこそ、勉強した気になってしまいがちで危険なんです。
自習室にいても勉強以外の時間は無駄です。
集中して有意義な時間にしましょう！
⑤課題を出して満足
学校の課題が出されることがあると思います。
私も経験があるのですが、
自分のレベルに合っていなくて、
全然分からなかった数学の課題を、
ほぼ写しのような感じでだしたことがあります。
皆さんも経験したことがあるのではないでしょうか。
それを、勉強したことにしてはいけない
という事が注意点です！
ほぼ写しで、課題を終えた達成感で
勉強した気になってしまわないよう注意が必要です。
⑥従来比で頑張って満足している
これは
以前までと比べて、勉強してることに満足してしまう
というパターンです。
例えば、以前は全く勉強していなかったのに、
今は3時間勉強している。
これに満足してしまうといったことです。
確かに以前と比べたら頑張っています。
でも足りないですよね。
足りないと思わず、満足してしまう事は危険です。
比べるべきは、
同じ志望校を目指すライバルたちです。
6時間勉強していても、10時間必要な志望校であれば、
足りないんです。
⑦難関大志望と宣言して満足
宣言することはいいことです。
それで終わりにするとだめです。
目標を宣言することで、
達成したと感じるという一説もあります。
志望校を宣言して、そのためには何が必要か考え、
実行できているなら最高です。
しかし、
宣言して半分受かった気になっている人がいるのも事実です。
宣言し、計画を立て、実行する
ここまでがセットです。
ここまでできているか、チェックしてみてください！
まとめ
今回は、頑張って勉強した気になっている
受験生の特徴を紹介しました。
自分はなってないと思わず、
振り返ってみてください！
最後まで読んでいただきありがとうございました。
武田塾に少しでも興味を持っていただけたり、
もし分からない点などあれば、お気軽に校舎にご連絡ください。
みなさんと一緒に勉強できることを楽しみにしています。
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