こんにちは! 武田塾円町校です!
受験勉強をしていく上で偏差値という言葉切っても切れない用語だと思いますが、
皆さんは、この偏差値という言葉を正確に理解していますか?
意外と皆さんが思っているうイメージとは異なる場合も多いのではないでしょうか。
志望校を偏差値65と仮定すると、
今偏差値50だから、あと15上げなければならないと考えられます。
しかし、偏差値を40から55まで上げる場合と、今回の場合の50から65まで偏差値を上げる場合では
同じ15上げるという作業でもその努力量は大きく異なります。
その理由は、何なのか皆さんは説明できますか?
偏差値を知らずに偏差値を語っていても具体的なイメージは湧いてきません!
本日は、そのような偏差値のお話をしていきたいと思います。
偏差値を理解するべき理由
偏差値は、少し数学的な概念なので、数学的な概念になじみが無い方からすると
「偏差値は高い方がいいのだろうか」
考えるのではないでしょうか。
「偏差値70は高いらしい!、ということは偏差値40は低いらしい」
という抽象的なことは理解しているけれど、
具体的にそれがどれくらい高いのか?低いのか?
分かってない受験生が多いと思います。
是非、具体的な数字として把握して欲しいと思います!
自分が目指す偏差値60が、
上位何%であるかを把握できるようになれば、
自分がこれからどれだけ勉強しなければならないのか、
偏差値から必要となる勉強量が明確化され、モチベーションアップになります!
偏差値という知識は絶対にこれから勉強を頑張る人たちには持っていてほしい知識です!!
偏差値の考え方
偏差値は、このような図で表されます。
良く勘違いされがちなのは、縦一直線で線をたどるごとに、
偏差値50,60,70とイメージする人が多いです。
しかし、実際は、上のような図になっていて、これを正規分布図と言います。
偏差値50が真ん中で半分のため、当然全体の50%です。
偏差値70が最大値とすると、「じゃあ、偏差値50と70の間の60はその半分の人数なんでしょ?」
と思いきや、そんなに多くないんです!!
具体的な数字で表すと、
偏差値50は全体の50%、
偏差値55は全体の30%まで減ります。
偏差値60は全体の15%、
最難関大学の指標である偏差値65は、6%、
このように見ていくと、
偏差値60や65は本当にごく少数の受験生にしか出ない数字だと分かると思います!
更に言うと、偏差値70は2%しか獲得できない数字です。
100人いたらその上位2位に入らなければいけないという事です。
偏差値70というと、早慶の看板学部がそれに該当します。
偏差値70の志望校に合格するためには、
1クラス40人の一位は確実に取らなければいけませんし、
予備校のクラスで100人いれば、上位2位に入らなければいけません。
このように、偏差値とは、正規分布表で表せ、偏差値60以上は全体の15%しかいないのです。
母集団によって偏差値は上下する!?
「あれ、模試によって偏差値が結構変わるな、、」と感じる人も多いのではないでしょうか。
ここでは、この理由を解説していきます。
母集団のレベルが高ければ高いほど、高い偏差値を出すことが難しくなります。
逆に、
母集団の個々のレベルが広くて、あまりレベルが高くなければ、高い偏差値を出しやすくなります。。
母集団委よって偏差値は、大きく変わるため、
志望校のレベルにあった模試を参考にするのが賢明だと思います。
全く同じ英語の実力であっても進研模試だと、
「偏差値60出るが、河合模試だと55に下がってしまう。」という人がいるとします。
これは、実力が下がったのではなく、受験する層のレベルが違うため、
中央値である偏差値50の基準が上がったためだと考えられます。
つまり、その数字自体に一喜一憂することなく、
ライバル集団の中で自分の立ち位置を確認することが大切です。
偏差値を勉強に落とし込むには!?
模試によって偏差値が変わっていくという事は、仕方が無いことです。
母集団のレベルが低ければ、偏差値は低く、出ますし、
逆に、
母集団のレベルが高ければ、偏差値は高く出ます。
つまり、受ける模試が異なれば、偏差値は異なって算出されます。
違う模試を比べても混乱してしまいますので、
ここで重要なのは、その偏差値という数値に一喜一憂しない!!という事です!!
模試の偏差値は、
あくまで参考程度にすること、そして自分が着実に正しい勉強を進められているか。
という事を確認してください。
また、模試を受ける回数はそこまで多くないと思いますので、
日常の勉強にも偏差値という考え方を持ち込んで欲しいです。
普段の勉強が本当に上位15%に入ることができる勉強なのか日々検討していただきたいです。
具体的には、勉強時間や参考書の完成度に関しても言えます。
例えば、英単語の参考書である
「システム英単語」を例に出します。
システム英単語は人気の参考書で愛用している人は数多くいると思います。
この参考書を使い、偏差値50にしかならなかった人もいれば、偏差値65になった人もいます。
この違いは参考書の完成度です。
見出し語もかろうじて覚えた人、見出し語はもちろん派生語まで完璧に覚えた人の差です。
一つの参考書の使い方で相当な差が出てしまいます。
自らが行っている勉強のクオリティが目指す偏差値に適しているかどうか、
参考書の完成度から検討していきましょう。
まとめ
ここまで、偏差値について解説していきましたが、いかがだったでしょうか。
偏差値は、決められた点数を取れば、取れるものではなく、
その母集団のレベルによって上下することが分かったと思います。
最後に、今日行った勉強は上位に食い込めることができるものなのか
自問自答して欲しいです。
仮に、偏差値65の大学に進学したい場合は、全受験生の中で上位6%の中に
入らなければなりません。
このことから困難な道のりなのは理解できると思います。
参考書の完成度、勉強時間など、自らが行っていることが、
果たしてその道のりを短くしてくれるものなのか日々検討する事で、合格は勝ち取れます。
志望大学を高くする事は、個人の自由ですが、
その壁の高さを理解することで、明確な勉強計画が立てられるのではないでしょうか。
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