こんにちは!
JR円町駅から徒歩1分、武田塾円町校です。
6月に入り気温もどんどん上がっていき、じめじめした梅雨が終わればいよいよ受験生にとっての天王山である夏休みが始まります。
夏休みばかりに目が行きがちですが、実は夏休み前が夏休みよりも重要なんです!!
夏休み前を制すものは受験を制するです!
今日は夏前がどんな時期なのか、そして何をすべきなのかについて3選解説していきます。
夏前はどんな時期?
夏前と言えば、部活動でいえば、インターハイ予選の時期であり、勝ったチームは近畿大会や関東大会、インターハイなど大きい大会に進出するための大事な予選の時期です。
一方、勉強は夏休みを最大限活用するために必要な準備をする時期なんです。
では夏休みを最大限活用するためには具体的にどんなことをすればいいのか3選紹介していきたいと思います
1.基礎を一通り終わらせる!
まず一つ目は基礎を一通り終わらせることです。
「基礎は夏休みに終わらせばいいんじゃないの?」と言う人もいるかもしれませんが、これは間違いです!
夏休みは基礎の苦手分野や理解が追いつかなかった分野を勉強するために使うべきだからです。
夏休みの役割としては秋から冬にかけて解く入試問題の基礎の土台を作ることです。
言い換えると、夏休みが基礎においての苦手分野を克服するための最後の時期なんです!!
夏前に何もせず基礎がないまま夏休みを迎えてしまうと、夏休み中に基礎を一通り終わらすこととなり、
その後の入試問題演習時に苦手分野が発覚!!なんて事態になってしまいます。
夏休み前の基礎固めは夏休みが有意義なものにするかを決める最大因子だと言っても過言はありません。
私が教えていた生徒の中でこれができていた生徒はギリギリ合格ではなく、余裕をもって合格できていたイメージです。
ギリギリ合格は心臓に良くないですよね。(笑)
武田塾のルートでいうと日大レベルくらいが終わっているくらいが理想的かなと思います!
2.夏休みの勉強計画を立てておく!
2つ目は夏休みの計画を立てておくです。
夏休みは受験生にとってはとてつもなく長い時間のように思えます。学校がなくて一日中何も予定がないのですからそうなるのも無理はありません。
しかし、1カ月という時間は長いようで短い時間ということを忘れてはいけません。
何の計画もなしに闇雲に勉強していては後悔する夏休みとなってしまいます。そこで必ず勉強計画は夏前からたてておくようにしましょう
三日坊主になりそうな計画は立てない
三日坊主になりそうな計画は何だと思いますか?
それは勉強習慣がないのに毎日15時間勉強するなどの無理のある計画です。最初はやる気があるため達成できますが、三日目くらいで日中だらけてしまい、深夜まで勉強をしてしまい生活リズムが崩れてしまう。なんてよくある話です。
まずは自分の限界値がどこにあるかを知り、それに合わせた勉強計画を立てることが大切です。
自分の限界は勉強するうちに広がっていくので、集中していたら気づいたら15時間勉強していたと言えるようになると思います。
一週間、一日単位で勉強計画を立てる
先ほどの15時間勉強をといった勉強計画では、
結局何をしたらいいのかを明確化ができていません。
具体性がなければ1日に何をしたらいいのか分からず闇雲に机に向かうことになります。
そうならないためにも、1週間、1日単位で勉強計画を立てるようにしましょう。
例えば、問題集を1冊完璧にしたいという目標を立てるとすると、1週間では何ページを終わらせる必要があるので、1日に何ページする必要があるな!といった感じです。まず大きい目標から立てていき、それを達成するためには何を1週間、1日にすべきなのか考えていきましょう!!
何度も言いますが夏休みは基礎固めの最後の時期なのでそのことを念頭に置きながら、勉強計画を立てるようにしてください。
3.今の自分の現状を知る!
3つ目は今の自分の現状を知るです。
どうしても基礎固めばかりやっていると、飽きてしまったりして勉強を投げ出したくなりますよね。基礎固めは地味ですし、面白くないですもんね。
そんな時は今自分がどのあたりにいるのか現状を確認してみて下さい!!
過去問を解く
過去問の活用法は入試直前に解く。だけではありません!!
過去問は今自分が何ができて、何ができないかを知ることに最適なんです!!
苦手分野を知ることで夏休みの勉強計画にも生かすことができます。
「できないと分かっているから解きたくないよお」という人が多いかもしれませんが、解けないのは当たり前です!解けたら今スグ入試に受かっちゃいます!(笑) ですので肩の力を抜いて解いていみてください。
また共通テストは基礎固めができているか確認することに最適です。
一度時間を気にせず解いてみて、理解して解き切れるようであれば基礎はできていると言ってい良いかもしれません。もしできなくても落ち込まないでいいです。最終1月に解けるようになれればいいのですから。
落ち込まないようにする
いざ自分の現状を確認しようと思い過去問を解いて、全く理解できずに
「もう受かるわけない」「無理かもしれない」とネガティブな感情にさいなまれ、落ちこむこともあるかもしれません。
しかし、基礎固めが一通り終わった時点で自分の志望校の過去問が解けるようになるなんてよほどの天才でない限りありえません。
「灯台下暗し」ですね。
まずは自分の志望校ばかりに捉われずに、まずは1.2ランク下の志望校の問題が解けるようになるのがいいかなと思います。
そうすることで徐々に志望校への合格が近くなっていきます。
マリオで例えると分かりやすいかもしれません。
志望校合格というクッパを倒すためには、その途中の志望校よりも1.2ランク下のクッパJrやクリボーたちを倒す必要があります。そのためには単語力や文法力、長文読解能力などのキノコやヨッシーなどを手に入れる必要がありますよね。そのイメージです。
まずは漠然とクッパを倒すということを目標にせずにクリボーを倒すためのキノコやヨッシーを夏休み前に手に入れることを目標にしてみましょう。
まとめ
ここまで長々と書いてきましたが、夏前がいかに大事かが分かってもらえたかと思います。
今日紹介した3選ができれば、夏休みを有意義に送ることができる土俵に立ったと言えます。
しかし、せっかく夏前頑張ったのに夏休み勉強できなかったとならないためにも現状に満足せずにしっかりとした勉強計画を立てるようにしてください!!
以上の3点ができれば、きっと有意義な夏休みを送ることができるのではないでしょうか!