こんにちは!JR円町駅から徒歩1分 武田塾円町校です!
国公立・私立大学ともにほとんどの入試が終わり、合否の結果が出揃ってくる時期となりました。
2022年度の入試で思うような結果が得られず、もう1年浪人して再挑戦することを既に決めた人もいるかと思います。
あと1年頑張るという選択肢を選んだ皆さん、今やるべきことは何だと思いますか??
今回は浪人することを決意した皆さんが今すぐやるべきことについてお話していきたいと思います。
まずは現状把握をしよう!!
実際に入試を経験した分、浪人生は背伸びしてしまいがちです。
入試直前は対策のために、受験する大学の過去問などレベルの高い問題をたくさん解いていたと思います。しかし今の時期は難しいところから始めようとせず、まずは現時点で自分がどの程度の実力を持っているのか自己分析することが大切です。
自分の能力を把握するために、今までにやっていた簡単なレベルの参考書から始めてみましょう。今の自分は何ができていて何ができていないのかを見極めるためには、基礎的なレベルの参考書から手を付ける必要があります。
これは浪人生に限らず言えることですが、皆さんは一度やったことのある参考書は終わったモノとして認識していないでしょうか?最初から最後まで一度問題を解いてしまった参考書をすぐに片隅に置いてしまうのはお勧めできません。
浪人生活をスタートするにあたり、心機一転新しい参考書に手を付けよう!という気持ちは分かりますが、それは待った!!です。
少しきつい言い方になるかもしれませんが、今までの勉強が完璧になっているのであれば今年度の入試で合格しているはずです。ということは、これまでに取り組んできた参考書の内容の中で自分が取りこぼしている部分があると考えるのが妥当でしょう。
基礎的な参考書に立ち返ることは億劫に思えたり、場合によってはプライドが傷つく…なんていうこともあるかもしれませんが、簡単な問題を間違えている方がやばいです!プライドは捨てて今のうちに抜けているところを埋めておきましょう。
基礎固めができていれば応用問題にも対応できるという常套句がありますが、入試問題に対応するためには、やはり基礎知識をしっかりと確認しておくことが必要不可欠です。
簡単なレベルの参考書でも、今の時点で8割程度しか正解できていないのであれば、解けなかった2割を徹底的に復習しましょう。
具体的にどのレベルの参考書を確認すればいいの?
これまで基礎固めの重要性を強調してきましたが、具体的にどのレベルの参考書から始めれば良いのかというのが気になる点だと思います。
ほとんどの受験生が入試で必要な科目である英語でいうと大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】のレベルが目安となります。
・大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】
正直、「中学レベルからの英文法!」という表紙の文言に驚いた人もいるでしょう。しかし、実際にこの参考書を見てみると本当に基礎的な文法事項から難関大志望者向けの補足事項まで網羅されていることが分かります。英語に自信がある人も、一度読んでみると新たな気づきがあると思います。
受験直前期はどうしても長文読解対策に力を入れていたと思いますが、この時期は一番の基礎となる文法に再度フォーカスしてみましょう。
(以下の動画もぜひ参考にしてみてください。)
ポイントは「一冊を完璧に」!!
武田塾では参考書の一冊一冊を完璧にすることを皆さんに目標にしてもらっています。
ところで皆さんはこの「一冊を完璧に」の真の意味がお分かりでしょうか。
冗談だろ?と思う人もいるかもしれませんが、『Next Stage 英文法・語法問題』や『英文法・語法 Vintage』などの4択問題で答えの番号を丸暗記する人が一定数います。こんな勉強はまったく無駄だというのは自明なのに、それでもやってしまう人がいるのです…。もちろんこのように参考書の問題の答えだけを丸暗記するのは「一冊を完璧に」しているとは言えませんよね。
では解説の丸暗記はどうでしょうか。これは先ほどの答えの番号の丸暗記とは打って変わって、正しい勉強法であると判断する人もいるかもしれませんが、これも「一冊を完璧に」している状態であるとは言えません。解説を丸暗記していてもその知識の使いどころが正しく理解できていないと入試で得点することはできません。数学の公式は覚えているけどそれを使う場面が分からない状態がこれに当たります。
「一冊を完璧に」するというのは、一冊の参考書を最初から最後まで一通り解くことでも、参考書の内容を丸暗記することでもありません。皆さんが目指すべきは解説を覚えるのではなくて、その解説から得た知識をもとに他の人にその問題を解説できるという状態に持っていくことです。
思ったよりも「一冊を完璧に」することは難しいと感じるかもしれませんが、この状態に持っていくことで入試問題を初見で解けるプロセスがしっかりと身につきます。
ここで、「一冊を完璧に」する際の重要なポイントがあります。
それは「4日2日ペース」で進めるということです。
これは1週間のうち4日かけて参考書を進め、次の2日間でその範囲を復習するというやり方です。
武田塾に通っている生徒はさらにその次の1日でその週に進めた範囲の確認テストと個別指導を行います。
これで1週間の学習サイクルが生まれ、効率よく参考書を進めていくことができます。
「一冊を完璧に」するために、ぜひこのペースで学習を進めてみてください。
最後に
これから浪人生活が始まる皆さん、今の時期にしっかりと自分の現状を把握し、来年は合格をつかみ取れるように頑張りましょう!!
皆さんが良いスタートを切れることを心から願っています。
今回の記事に関する動画はこちらです↓↓
武田塾では、皆さんそれぞれの志望校や学力に合わせてカリキュラムを組んでいます。
逆転合格を目指して一緒に頑張りましょう!
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