こんにちは!JR円町駅から徒歩1分、武田塾円町校です!
皆さん、自分の志望校の過去問を解いたことはあるでしょうか?
「過去問は直前になってからやればいいんじゃないの?」
「赤本って難しいし、やり方がよく分からないから後回しにしてる…」
と思っているそこのあなた!
「赤本は早いうちに解くこと!」
この言葉をしっかりと覚えておいてください!
もちろん、まだ部活を引退したばかり、または部活をしていて、基礎固めすらままならない状態の人もいると思います。
そこで、今回は「赤本を解き始める時期」について解説していきたいと思います!
赤本についてよくわからないところや不安なことがある人はぜひ見ていってください!
赤本を解き始める時期
結論から言いますと、「人によるが、できるだけ早めの方がいい」です!
なぜ早く解き始める必要があるのか理解するためには、まず「赤本を解く目的」を知ることがキーポイントになります。
赤本を解く目的
赤本を解くことには、大きく分けて2つの目的があります。
1つ目は、「志望校の問題の傾向を分析すること」。
2つ目は、「問題演習を積んで、志望校の問題に慣れること」
です!
1.志望校の問題の傾向分析
まず、1つ目の「分析」についてです。
一口に大学入試といっても、問題の種類は様々です。
英語ひとつをとっても、長文読解、文法問題、リスニング、会話文の穴埋め、英作文などなど、その形式は数え切れません。
形式だけでなく、難易度も大学によって大きく異なります。
「難しい大学ほど難しい問題が出る」と考えてしまうことも危険で、「深い知識を求める大学」なのか、「高い処理能力(スピード)を求める大学」なのか、「じっくりと時間をかけて考えられる思考能力を求める大学」なのか、見極めが必要になります。
この分析を行うことで、「どのような問題が掲載されている参考書をやればいいのか」「英単語や社会の知識はどのレベルまで深める必要があるのか」など、受験までにクリアしなければならない課題が明確になります。
早めに赤本に取り組んでおくことで、志望校合格のために自分がどのような勉強をやっていけばいいのかが分かるんです!
2.問題演習を積む
次に、2つ目の「問題演習を積む」ことについてです。
皆さんには基礎を固めた後、夏休みから2学期にかけて、多くの演習問題を解いてもらいたいと思います。
英語であれば英語長文の参考書、数学であれば問題集などを使って、「問題を解く力」を養っていってください。
ここは非常に重要なポイントです。妥協なくやり込んでください!
ですが、この「問題を解く力」を鍛えただけで志望校に合格できるでしょうか?
正直なところ、難しいです。
先ほども述べた通り、各大学の出す問題はそれぞれに特徴があり、専用の対策をしなければ高い点数を安定して取ることはできないんです!
そこで、何度も赤本を解くことで志望校の問題に慣れておく必要があります。
「問題に慣れる」レベルまで行くには、直前に少し赤本を解いたくらいでは足りないですよね。
そういう意味でも、赤本は早めに解き始めておくことが重要になってくるわけです。
基礎固めの重要性
ここまで読んでいてお気づきの人も多いでしょうが、「基礎が全く固まっていない状態で赤本を解く」ことは、赤本の良さを殺してしまうことになります。
例えば、A大学の特徴が「英語は高度な英単語が出る、数学は確率漸化式の問題がよく出る」であったとします。
この過去問を「英単語帳は始めたて、数学はやっと公式を覚えてきた」というレベルの子が解いたとして、これらの傾向が分かるでしょうか?
難しいですよね。
ある程度の基礎が固まっていないと、傾向があってもそれを見いだせないんです。
かといって、「基礎も問題演習も完璧になってから赤本に取り組む」という風にしてしまうと、入試本番1か月前になってしまうような人もいるでしょうから、ここはうまく見極める必要があります。
単に「早ければ早いほど良い」ではなく、「人によるが、できるだけ早い方が良い」としたのはこのような理由からです。
ですから、基礎固めは出来るだけ早く終わらせておくこと!
これを肝に銘じておいてください。
部活で忙しい人も、引退までに英単語や古文単語だけでも固めておけるとかなり大きいですよ!
具体的にはいつごろ始めればいいの?
では、具体的に赤本に取り組むのはどのくらいの時期が良いのでしょうか?
受験生のタイプ別に説明していきます。
あくまで目安として参考にしてみてください!
1年・2年で基礎固めが終わった人
これは特に中高一貫校に通っている人に多いのではないでしょうか。
もう基礎固めが終わっているならば、いつ赤本に取り組んでもいいと思います。
まだ取り組んでいない人は、今すぐ手を付けましょう!
最近部活を引退して、基礎固めをしている最中の人
現役生ではこのタイプの人が一番多いのではないでしょうか?
基礎をある程度固めたら、遅くても夏休みの初めには一度赤本を解いてみましょう!
状態によっては、今のうちに一度赤本を解いてみてもいいと思いますよ!
これから基礎固めを始める人
基礎固めは出来る限り夏休みの前半までに終わらせて、夏休み中には一度赤本を解くのが理想です!
ただ、無理に夏休み中に焦って赤本に取り組む必要はないと思います。
まずは基礎固めに専念しましょう!
まとめ
今回は赤本に取り組み始める時期について話してきました。
赤本に早めに取り組み、受験までのルートをイメージすることが重要であるとわかっていただけたでしょうか?
ただ、
「『赤本で傾向分析を行って、逆算して参考書を進める予定を組んで、それを毎日進め続ける』なんて、本当に自分にできるのかな…」
と不安になってしまう人もいますよね。
当然です。現役生は大学受験は初めての経験ですし、浪人生も現役の時とは全く受験勉強のやり方が違うんですから。
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