こんにちは！JR円町駅から徒歩1分 武田塾円町校です！
みなさんは英語の勉強をしようと思ったときに、「英文法の参考書、どれを使ったらいいのだろう？」と悩んだことはありませんか？
多くの出版社から様々なテキストが出版されているので、中には選ぶのに苦労する人もいるかと思います。
そこで今回は特に高1・高2生におすすめの英文法の参考書をご紹介します！
1．ポラリスとネクステ
1.『関正生の英文法ポラリス』（以下、ポラリス）
2.『Next Stage 英文法・語法問題』（以下、ネクステ）
書店で見かけた事もある方は多いのではないでしょうか。
もしかしたら推薦コーナーなどで山積みされているかもしれません。
今回はこれらの参考書を、①分量の違いと②解説の切り口という二つの観点から比較しながら紹介したいと思います。
2．分量の違い
『関正生の英文法ポラリス』
・量が厳選されている
・英文法の学び初めに最適！
『Next Stage 英文法・語法問題』
・量が多く演習に最適
・高3や難関大を目指す高1・高2にオススメ！！
参考書自体の厚みはどちらもそれほど変わりませんが、実際にページをめくってみると、ポラリスはすっきり・コンパクト!、ネクステはがっつり・ボリューム大！という感じがします。
同じ英文法を勉強するのであれば最初からより網羅的なネクステに手を付ければいいのでは？と思うかもしれませんが、ネクステには量が多すぎて終わりが見えづらいというデメリットがあります。
高1・高2のうちに英文法の勉強を始められていても、ネクステの沼にはまってしまってなかなか完成させられないという事態に陥ってしまうのは良くありません。
最初からボリュームのある参考書に手を出すことに抵抗のある人や、英文法をそこまで完璧に仕上げる必要のない人は、ポラリスから始めてみるのが良いでしょう。
英文法をひたすら勉強するよりも、英文法を早めに終わらせて構文解釈・長文読解の勉強に進む方が結果的に英語の勉強が上手くいく可能性が高いです。
まずはポラリスを一通り解いて英文法の基礎的な知識を付けた後、構文解釈や長文読解をある程度こなした上で再度英文法の知識の不足分をネクステで補うというやり方も良いでしょう。
3．解説の切り口
『関正生の英文法ポラリス』
・各単元に詳しいポイントの記載があり初学者でも取り組みやすい！
・解説に至るまでの考え方や根拠がわかる
『Next Stage 英文法・語法問題』
・文法知識の情報が充実している！
・細かい情報を暗記したい人にオススメ
ポラリスには問題がなぜその答えになるのかという理由が詳しく書かれているため、解答の根拠を深く知りたい人にはポラリスがオススメです。
一方ネクステには、問題には直接関係のない細かい情報もたくさん載っていますが、高1・高2生の間に細かな情報を覚えても高3の頃には忘れてしまっている可能性が高いため、その時点で自分に必要な情報を取捨選択することが大切です。
ここで、この記事を読んでいる皆さんに質問です！
英文法の勉強で最もしてはいけないことは何か分かりますか？？
それは、答えを覚えてしまうことです。
言うまでもないことですが、答えを覚えてただ解くのでは力は付きません。
実際の入試問題ではこれまでに解いたことのない問題が出題されます。
初見の問題に対応するためには、普段から問題に対してきちんとした根拠に基づく解答をする練習をしておく必要があります。
上でも述べたように、ポラリスには「問題がなぜその答えになるのか」という理由が詳しく書かれているため、解答の根拠を深く理解するのにもってこいの参考書であると言えます。
さて、ここまで高1・高2生の英文法学習にはポラリスがオススメだということを伝えてきました。
ここでもう一度その理由をまとめておきましょう。
高1・高2生に『関正生の英文法ポラリス』がオススメな理由
・厳選した問題で沼にハマらずすぐに構文解釈・長文読解の勉強に移行できる。
・解説や解答に対する理由がとにかく分かりやすい
『関正生の英文法ポラリス』についてさらに詳しく！
ポラリスには白・黒の２つのバージョンに対し、それぞれ１～３の３つのレベルがあります。
１は教科書～共通テスト・中堅私立大学レベル
２はGMARCH・関関同立・地方国公立大学レベル
３は早慶上智・旧帝大・難関国立大学レベル
となっています。
以下で白ポラリスと黒ポラリスの違いを見ていきましょう。
・白ポラリス（『関正生の英文法ポラリス』）
例えば
日大レベルが志望校の場合はレベル１だけ、
早慶レベルが志望校の場合はレベル１～３全てをやった方が良い。
・黒ポラリス（『関正生の英文法ファイナル演習ポラリス』）
日大レベルが志望校の場合はレベル1だけ、
早慶レベルが志望校の場合はレベル３だけ、というように自分の志望校のレベルだけを使う。
まずは白ポラリスを自分の志望校に該当するレベルまで完成させた後で黒ポラリスに取り組む、というのが基本の使い方となります。
黒ポラリスをやっていて解けない範囲があれば白ポラリスに戻って確認、という流れで学習を進めましょう。
以上で高1・高2生にオススメの英文法の参考書を紹介しました。
今回は主に『関正生の英文法ポラリス』に焦点を当てましたが、自分のレベルとニーズに合う参考書を用いて、上手く英語の学習を進めていきましょう。
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