こんにちは!武田塾円町校です。
あっという間に秋ですが、皆さん志望校は決まりましたか?
もしかしたらまだ決まっていない、何となく決めたけど悩んでいる、という人もいるかもしれません。
そこで今回は立命館大学について、実際に通っている筆者が紹介していきたいと思います!
私の受験生活も加えて紹介していくので、
志望校に迷っている人はもちろん、立命館大学を志望している子の参考に少しでもなればうれしいです。
立命館大学ってどんな大学?
まず、立命館大学についてざっくりと紹介します。
①キャンパス
立命館大学のキャンパスは3つです。
京都の衣笠キャンパス、大阪のいばらきキャンパス(OIC)、滋賀のびわこ・くさつキャンパス(BKC)
この三つに学部ごとに分かれています。
衣笠キャンパスには、法学部・産業社会学部・国際関係学部・文学部があり、
OICには経営学部・政策科学部・総合心理学部・グローバル教養学部・映像学部・情報理工学部があります。
最後にBKCには経済学部・スポーツ健康科学部・食マネジメント学部・理工学部・生命科学部・薬学部が入っています。
これら16の学部があり、そこから学年が上がると一つの学部に複数ある専攻を選びます。
文学部に至っては、受験時に選択する学域が8つあり、そこからさらに専攻に分かれます。
一言に文学部と言っても、哲学を学んでいる人がいたり、
日本史を学んでいる人がいたり、英語を学んでいる人がいたり、やっていることが全然違います。
選択肢がとても多く、自分の興味ある分野がどこかしらの学部で学べることがほとんどです。
この選択肢の多さも魅力の一つだと思います。
ここで注意なのですが、キャンパスは3つあり、すべて府県が違います。
思っていたキャンパスと違った!なんてことにならないようちゃんと確認しておくことをおすすめします!
私の友達にも、本命じゃないからあまり調べておらず、
「京都だと思って喜んでいたら滋賀だった…」とがっかりしていたという例があります。
どこのキャンパスも綺麗でいろいろな施設が入っていて、そこはさすが私立という感じです。
ただキャンパスごとに少しずつ雰囲気などが違うので、自分でしっかり確認してみてください!
② 受験
立命館の受験方法は独自試験のみ、共通テスト+独自試験、共通テストのみの三つです。
ただ、独自試験にもいつくか方式があって、学部ごとにこの科目は配点が高いという方式もあります。
日本史研究学域は日本史の配点が高いという形式でした。
得意科目がある方はおススメの方法です。
また、試験会場が地方にもあり全国31試験地が設置されています。遠征費がかからないというのも嬉しい受験しやすいポイントです。
立命館大学の受験生活
ここからは私がどんな受験生活をおくり立命館に合格したのか紹介していきます。
といっても運がよかったというの大きく、かなりぎりぎり合格だったのでまねするのはあまりおすすめしませんが、反面教師として参考にしてください。
まず、私が受験勉強をちゃんと始めたのは8月くらいからです。
私は部活で高校を選んだため寮生活で、部活漬けでした。
かえってきたら寝て、朝、最低限の課題だけやるみたいな感じの生活で、大学進学を目指す子たちは参加する補習なども部活を理由に参加していませんでした。
3年生になって夏に引退するまではずっとこんな感じでした。
ここまでで想像できる通り、8月の時点での成績はひどかったです。
模試がかえってきて、「いくとこなくね?」となってやっと勉強のスイッチが入りました。
ちなみに立命館を志望していたのは、
勉強が好きじゃなかったので大学で勉強したくない→日本史ならまだ好きだな→日本史なら京都か→立命ぐらいのレベルなら親も私立許してくれる→立命だ!
みたいな流れでした。
立命に入って楽しいですが、本来はもっとちゃんと考えるべきです。
ただ、前述したとおり成績はひどかったため、「受かる」とは先生にも親にあまり思われていなかったと思います。
とりあえず目指していけるとこまで頑張ろうかという感じでした。
夏に入ってやっとやる気がでた私は、作戦を立てました。
一つは、5教科は無理だから3教科にしぼって勉強すること。もうひとつはとにかくすきま時間を利用することでした。
親や先生からは国公立の可能性も残せるよう5教科勉強しておくよう言われていましたが、
寮で親元から離れ、塾もいかず好き勝手に勉強できたので勝手に切り捨てました。
(ここもあんまり良くないポイントです。ちゃんと親と話し合いましょう。)
ここまで全然いいところがないのですが、
ひとつ良かったと思っているのは
スキマ時間の使い方です。
休み時間は英単語の時間と決め、
お風呂に入る前には、古文単語をいくつか覚え、入っている間にひたすら頭の中で反芻するみたいなことをやっていました。
また運動もした方がいいと何かできいたため、
朝ランニングしながら英語のキクタンをやっていました。
こんな感じでずっと続けていたら、英語はなかなか上がらなかったですが、
もともと得意だった日本史と国語はかなり成績を上げることができました。
とにかく時間がなかったので、
やることを絞って、スキマ時間を徹底的に利用するこれがぎりぎりでも合格できた理由だと思います。
立命館受験のポイント
実際に受験して、立命館は対策や受験方法がかなり重要になると感じました。私が感じたポイントを紹介します。
① 自分にあった受験方法を選ぶ
前述したように、立命館は独自試験の中でも学部個別配点という方式があります。
学部ごとに科目ごとの配点が違うのです。
私の場合は日本史・国語が得意で英語は苦手でした。だからこそ日本史の配点が高い方が受かる可能性が高かったです。
実際に複数日程受けた中で受かっていたのは、この方式だけでした。
また、できることなら複数日程受けることをおすすめします。
今日の問題とは相性良いな、悪いながやっぱりあるので、お金はかかるのですが複数日程受けた方が可能性は上がります。
② 過去問対策をしっかり
他の理系科などは分からないのですが、立命館の日本史は癖強めです。
共通テストぐらいの勉強では全然かけません。
細かめなところや「そこきく?」みたいなところも問われた記憶があります。
ただ何年かに一度同じような範囲での出題がまわってくるので
日本史は過去問をがっつりやったほうがいいと思います。
わたしは10年分ぐらい解いたのですが、
学部別配点の日、過去問でやった記憶のある範囲が出題され点数が取れました。
他の日は全然分からない日もあったため、ここは運が良かったと思います。
こんなこともあるので過去問をしっかりやっておくことをおすすめします。
以上の2つが私の感じた立命館受験のポイントです。
共通テストでの判定がE判定だとしても、対策しだいで合格することは可能です。
実際私もそうでした。
「絶対立命!」と決めている人は、判定に一喜一憂せず、しっかり対策に時間をかけてください!
立命館に入って…
ここからは、立命館に入ったあとの話です。
立命館に入ってどんな進路があるのか一例ですが参考にしてみてください。
私の場合、立命館で主に日本史を学び、考古学を専攻しており、
入学したときは学芸員とかいいなーと考えてました。
ただ、途中で本当に日本史が好きな人などに出会い、
こういったことを仕事にするのは難しいなと感じたんです。
その中で教養の科目でデジタル人文学や情報科学を受講し、
IT分野に興味がわいたため、IT関連の会社に就職が決まりました。
現在は自分でIT関連の資格の勉強をしています。
図書館にメジャーな資格の本はそろっているので勉強に取り掛かりやすいです。
(ここもおすすめポイント)
学部に迷う人もいるかと思いますが、
教養などで専攻以外のことも学べるため、今の興味あるもので決めてしまうのも良いと思います。
ただ、自分の納得のいくようしっかり考えて決めてください!
キャンパス生活案内
最後に衣笠キャンパスの様子を紹介します!
まず朝、ぜひ活用してほしいのが100円朝食です。
ご飯とみそ汁、好きな小鉢2品が100円で食べることが出来ます。
一人暮らしの強い味方です。ただ朝8時から9時と大学生にとっては早めなので、私はあまり行けてません。
それでもたまに0円朝食の期間があるので、そこはぜひ活用することをおすすめします!
この写真は清心館といって、文学部の授業が多く行われる棟です。
一階がフリーペースになっていて、多くの人が課題をしたり友達とだべっています。
また、私もよく活用するのが、この図書館です。
資格の勉強のための教材もそろっているし、学期末には課題に追われている人がたくさんいるのでやる気がでます。
最後に個人的な一押しポイントが、ジムがただで使えるというところです!
下の写真は暗くて分かりにくいですが体育館です。この中にジムがあり立命生ならただで利用できます!
ただというとちょっとしょぼいジムを想像するかもしれませんが、
めちゃくちゃきれいで、ランニングマシーンやバイクなどは6~8台ぐらいあり、ほかの器材も充実していますし、
ボルダリングもできます!
会費払わずに、利用できるのでほんとうにおすすめです!
まとめ
今回は立命館大学について、私の受験生活も踏まえて紹介しました。
受験生活自体はあまり参考にならなかったかもしれませんが、
少しでも立命館に対する興味がわいたり、志望度が高まったら嬉しいです。
結構長くなってしまいましたが、
結論、通ってみて立命館おすすめです!
ちょっとでも興味がわいたら、調べてみてください!