【慶應義塾大学を受験するなら】合格率重視・学部別併願戦略を紹介(文系編)
こんにちは!
海老名駅から徒歩6分、武田塾海老名校です。
今回は、早慶の一角であり通称”慶應”、
誰もが知る名門難関私立大学である慶應義塾大学の受験戦略についてです。
入試科目に小論文が入ることで、他大学との併願が難しいとされる慶應義塾大学。
その為、
「慶應にはいきたいけど、他に落ちるのは怖い」という方も多いようです。
そこで今回は、現役塾講師が
慶應義塾大学第一志望をシミュレートした、
受験計画の立て方、併願戦略をご紹介します。
ただし、今回は攻めの戦略というよりも、
あくまで合格率(受験した中で最終的に受かる大学の数)
を重視した安全策の併願戦略をお伝えしていきます。
文系理系で分けて解説していきます。
全ての文系学部に共通する鉄板併願校5選
慶應義塾大学の他学部
まずは、慶應の中で他学部を徹底的に受けましょう。
実はこれが一番合格しやすい戦略です。
大きな理由は、出題範囲です。
英語を例に考えてみましょう。
やはり早慶は英語の出来が勝敗を分けます。
となったときに、単語帳をどこまで仕上げる必要があるのか。
というのが最初に考えるべきタスクです。
通常、早慶を目指すなら英単語帳は「速読英単語2 上級編」までは対策しておきたいところです。
ましてや難易度の高い構文や、長文が出題されます。
傾向に慣れておかなければ、対応するのは難しいです。
となったときに、
①傾向が似ていて
②出題範囲も近い大学
が一番併願戦略としては良いですよね。
この2つの基準を両方満たすのは、
同じ慶応義塾大学の他学部しかありません。
慶應を本気で目指すなら、
「全部受けて、いくつ受かるかの勝負である」
ということを頭に入れておいてください。
青山学院大学
青山学院大学の特徴は受験方式です。
経済学部以外は、基本的に共通テスト利用方式となります。
共通テスト3教科のスコア+個別学力試験での英語となります。
個別学力試験の英語は確かに難易度が高いですが、
そもそも慶應を目指している人なら、解けるようになっておかなければいけません。
優先順位的に国語にそれほど時間をかけることができないからこそ、
国語の重要性を少しでも軽くする大学を選ぶという観点で言えば、
これほど使い勝手が良い大学はないでしょう。
また、全学部日程入試は国語が現代文のみとなっています。
その為、早稲田であれば必要な古文漢文対策を削ることができ、
社会科目に時間を充てることができます。
また、経済学部は学部別入試があり、
英語(必須)+数学or地歴(選択)となっているため、
GMARCHにおける併願としては一番使いやすいでしょう。
津田塾大学 総合政策学部(女子生徒のみ)
私立女子大の名門、津田塾大学の看板学部です。
HPを見ればわかりますが、様々なことを学ぶことができる上に
難関国公立大学とも引けを取らない就職実績が並びます。
そんな津田塾大学総合政策学部の入試の特徴を見てみると、
国語総合(古文・漢文を除く) 100
英語 150
このように英国2科目のみでの受験となっています。
しかしポイントはそこではありません。
この英語と国語が、すべて記述方式となっているのです。
その為、小論文との対策の兼ね合いがしやすく、
英語もかなりの長文が出てくるので相性は良いと言えます。
自分が取り組んだ勉強の旨味を使えてこそ
効率の良い併願校と言えます。
うまく活用し、直前期に慶應の過去問に時間をかけられるよう持っていきましょう。
法政大学 (経済学部・社会学部・現代福祉学部)
法政大学は、MARCHの一角であり、
受験者数だけなら他のMARCHよりも多い年もあるほど、実は人気がある大学です。
さて、法政大学の経済学部・社会学部・現代福祉学部は、
東京町田市にある多摩キャンパスで授業を受けることになります。
市ヶ谷キャンパスとは違い都心から離れることもあり、
倍率が下がります。
入試難易度的にも、法政の中ではねらい目になる学部と言えます。
また、市ヶ谷キャンパスの学部とは、受験科目にも差があり、
国語に古文・漢文が出題されません。
※独立問題は出題しない。となっているので、出る可能性はあるが、
過去問を見る限り現代文のみ。
これは、慶應を狙っていくあなたにとって
非常に大きなアドバンテージとなります。
法政大学は、難易度としてはそこまで高くないものの、
出題意図の理解しづらい問題が出されやすい傾向にあります。
その為、「法政慣れ」と言って、
過去問を多く解き、出題傾向に慣れる必要があるのです。
MARCHレベルまでの勉強が終わったら、
定期的に過去問を入れながら、問題に慣れておくと良いでしょう。
中央大学(総合政策・国際経営・国際情報)
こちらもMARCHの一角中央大学です。
総合政策学部と、国際経営学部は多摩キャンパスで、授業を受けます。
国際情報学部は、市ヶ谷田町キャンパスで授業を受けることになります。
そんなこの3学部の特徴は、
学部別一般入試の試験科目が
英語と現代文のみであるということです!
英語に関しては、約1000語前後の長文が毎年出題されます。
そして、中央大学は基礎的な文法・語法知識を多く出題します。
ある程度対策を済ませたら、あとは過去問を何度も解き、
出題傾向を掴んでしまいましょう。
基本的な文法事項は、慶應を狙っていく際にも必要です。
また、早く読み進めていく能力はどの大学においても
必要な能力です。
難問をすいすい読んでいける能力、
文法と語法の応用能力、
これを身に着けることができたならば、
自分の強みを生かして受験することができる。ということになりますね!
慶應を目指す上でやるべき対策は?
慶應義塾大学・英語のポイント
優先順位の1位はまちがいなく英語
まず、英語に関しては学生トップレベルの読解力を必要とします。
そのためには、何をすればよいのかというと、
前述の通り、単語帳で言えば速読英単語上級編は必須です。
これを、高2から初めて何十周とするほどやりこんでほしいところです。
逆に、これを完璧にすれば、過去問はほぼ読めると言っても過言ではありません。
ターゲット1900、システム英単語、英単語LEAPといった、
基本の英単語帳を完璧にしたら、すぐに取り掛かりましょう。
武田塾海老名校ではこう対策している!(慶應の英語編)
基本的に、どの学部にも言えますが、
赤本はすべてやり切ってほしいところです。
まずは自分の受けたい学部をすべてやり切ったら、
文系学部の問題はすべて網羅してほしいです。
現代的な内容や、
社会情勢などが語彙に入ってくるのも慶應の特徴です。
(特に文学部、法学部)
そうした今時なワードに惑わされず、
全体の構造理解と、段落ごとの要約を取れる
ようになる練習に最適と言えます。
その上で!やるべきことがあります。
それは、下線部和訳・和文英訳です。
特に文学部に顕著に表れるポイントです。
その為、赤本をやり切ってから
再度参考書に戻ります。
それが、
①肘井学の読解のための英文法難関大学編
そして、
②関正生の英作文ポラリス1和文英訳編
です。
この2冊を仕上げることで、
構造理解だけでなく、精読能力と、
文章作成能力を身に着けてもらいます。
単語に苦労することなくスラスラ読めた上で、
ここを安定して取れるようになると、
7~8割は手堅く取れるようになってきます!
↑参考に上記をCheck!
慶應義塾大学・小論文のポイント
小論文は、大前提として現代文の能力が必須です。
MARCHレベルまでは難無く読み取れる能力をまずはつけましょう。
その上で、
商学部の場合は、東大現代文をこなしていきます。
具体的には、「得点奪取現代文」に取り組みましょう。
商学部の小論文は、素早く読み解く現代文です。
その為、難関国公立の対策がそのまま活きます。
文学部や、法学部の場合は、
資料の読み取りやデータ分析を行う文章が登場するので、
一般的な小論文問題に取り組んでおく必要があるでしょう。
ここは、過去問で対策できます。
そのうえで、もう1パターン出てくるのが、議論型です。
YesとNoという二つの意見があった場合に、
相手を説得させるための論理展開や、抜出ができるかどうかを見てくるパターンです。
これについては、そもそも様々なジャンルの大学で過去問として登場しますから、
小論文を必要とする大学の過去問を漁って解くのが良いでしょう。
ここにSFC、経済の小論文は、もう一歩踏み込む必要があります。
複数資料が出てきて、
①問題を発見し、
②原因を分析して、
③原因を取り除く形で改善案を提示する。
ということができなければいけません。
となると、問題をまず発見できないと点数が取れません。
つまり、すべてのパターンに共通して言えるのが、
本質を見抜く力。
重要な部分を抜き出す力。
資料を見て、原因を分析する力。
これぞ、現代文力ですよね。
だからこそ、慌てずに、現代文を仕上げていくことが重要です。
武田塾海老名校ではこう対策している!(慶應の小論文編)
まずやるべきは、MARCHレベルまでの現代文です。
ここまでを徹底的に対策します。
そして、
「小論文のプラチナルール」
で、小論文の基礎を入れます。
その上で、
「世界一わかりやすい慶應の小論文」を対策していきます。
この本は、慶應の過去問をもとに、
対策法、目線の動かし方が分かる参考書になっています。
ただし、現代文力がもとになっての科目となりますので、
この参考書をやるまでに必要な対策を埋めておきましょう。
まとめ
私立大学のトップ校の一つである慶應義塾大学。
そこに受かるための戦略と、対策をここまでまとめてきました。
受かるためには、やはり人よりも差をつける勉強をするしかありません。
頑張ったからには、合格したいですよね。
リスクをとって勉強するからには、リスクヘッジをするのも必須事項です。
受かりやすさは上げられます。
皆さんの努力が花開くことをお祈りしています!
塾をお探しの方へ
武田塾海老名校では毎日無料受験相談を実施しております。
受験に向けた勉強方法が分からない!
科目別の勉強法を知りたい!
など受験相談、勉強相談が必要な方! 学力の上がる正しい勉強法を知りたい方!
是非、お気軽にお申込み下さい! お電話にて承っております。
受験相談は完全予約制。お気軽にお電話ください!
(TEL:046-240-1135)
- ・ - ・ - ・ - ・ - ・ - ・ - ・ - ・ - ・ - ・ -
また、武田塾海老名校に通っている生徒たちは、
旧帝大、を中心とした難関国公立大学や、早慶上理、医学部、獣医学部
中央大学、 明治大学、 青山学院大学、GMARCH レベルの大学を目指して頑張っています!
武田塾海老名校は、
1)正しい勉強方法を教える塾です!
2)勉強方法を教えて、あなたの志望大学に逆転合格できるまでの勉強計画をつくります!
3)その勉強計画に基づき、毎週宿題を出して、マンツーマンで徹底個別管理します!
4)毎週の成果は、”確認テスト”でチェックします!高得点がとれるまでやります!
5)絶対早く効率よく逆転合格することを目指します!
6)最短で合格するために、勉強のやり方や参考書の使い方までこだわって教えます!
もし、あなたが
学力の上がる “ 正しい勉強法 ” を知りたいのなら
目標とする大学へ最短で合格する方法を知りたいのなら
効率よく成績を上げる方法を知りたいのなら
是非無料の受験相談・勉強相談にお越しください!
無料受験相談・勉強相談は、一人一人のお時間を大切にしている為、事前の予約が必要です。
海老名の予備校・個別指導塾といえば
武田塾海老名校(逆転合格の1対1完全 個別指導塾)
神奈川県海老名市中央2-4-40
第二東宝ビル2F
小田急海老名駅から徒歩6分
◆ お申込みは、こちらまでお電話ください!
電話:046-240-1135
(受付時間9:00~21:45)