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【暗記】「ひたすら書く勉強法」って意味あるのか考えてみた!

【暗記】「ひたすら書く勉強法」って意味あるのか考えてみた!

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こんにちは!

京阪「出町柳駅」から徒歩2分のところにある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校です!

今回は、受験でどうしても避けては通れない道である、「暗記」について考えてみたいと思います!

どんな科目にも、どうしても暗記要素は含まれます。

特に単語系や、理科社会の用語に関しては、中学時代の勉強とは比べ物にならないほど膨大な量となります。

シス単に記載されている英単語だけでも2000を超えてきます。

数えたことはありませんが、特に難関大学を志望する方は、全教科で1万以上の項目を暗記する必要があるのではないでしょうか。

しかも難関大学の場合は、これらの膨大な事項を暗記していることは当然の大前提として、さらに深い理解を問うような出題をしてきます。

こう考えると、やはり受験を突破するためには暗記・脳に詰め込むという作業はやはり避けては通れない道であるということは明確です。

さて、暗記をする際、その取り組み方として様々な方法があると思いますが、今回はその中でも、「ひたすら書く」という勉強法をテーマとして扱ってみます。

暗記の方法というと真っ先に思い浮かぶ最もオーソドックスなものではないでしょうか。

しかし、オーソドックスであるからと言って、必ずしも効果的なものでは限りません。

本ブログでは、この方法が効果的な場合とそうでない場合の代表例について具体的に説明し、ただ「書く」といっても、どういうやり方が最適を検討したいとおもいます!

では、早速見ていきましょう!

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単純作業になる状態はNG

さて、「ひたすら書く」という暗記法の最大の落とし穴はここにあります。

この勉強法、外見上とても勉強している感が出やすいという特徴があります。

ペンを持ってガリガリと書き、真っ黒になった紙が何枚も作り出される。

しかし、この勉強している感の外面に満足し、実際のところあまり頭に入っていないという状況がかなり多いです。

すごく真面目に取り組んでくれているように見えるのに、なかなか点数が伸びないという場合、私はこの点を注意して指導するように意識しています。

これが、この項のタイトルにも書いた、「単純作業」になる状態に繋がることになり得ます。

受験に必要な数千以上の知識を、ただ書いただけで全て頭に入れるのは至難の業です。

よって,暗記に際しては、例えば理科社会ではその「流れ」を意識したり、英単語などでも、類似する単語を探して関連付けたりと、何かしら工夫をしながら覚えることがポイントです。

しかし、「書く」ことに満足して、ただペンを走らせているだけの単純作業になってしまうと、このような工夫がなされることはなく、同じような文字の羅列を書き続けることになるため、インプットの精度はかなり低下してしまいます。

したがって、「ひたすら書く」という勉強法を実践している方は、まず、自分がその書く作業自体に満足してしまっていないか、ただペンを走らせているだけになっていないか、今一度振り返ってみてください!

 

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書く作業は時間がかかる!

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さて次の注意点ですが、書くという作業は非常に時間がかかります。

ほんの見開き1ページを覚えたいだけなのに、ゴリゴリと書き続けていたら、1時間も2時間も経ってしまっていた、という経験は誰しもあるのではないでしょうか。

よって、特に今年度の受験を控えている受験生の方は、本番まである程度時間が限られていることから、特段の目的もなく「書く」という方法を選択するのはあまり得策ではありません。

では他にどのような選択肢があるかというと、「見る」「言う」という選択肢です。

これについて、「1回見ただけでそのページを覚えてしまう」というようなカメラアイの能力を持つ人の話を聞いたことがあるかもしれません。

本当にすごい人になると、一度見た風景を完璧に記憶して、そのままキャンバスに描き切ってしまうという人をテレビで見たことがあります。

これを書いている私を含め、ほとんどの人はこんな能力を持っていません。

しかしだからと言って、「見る」ということが暗記に繋がらないわけではありません。

一度ではなく、何度も見れば良いのです。

覚えたい見開き1ページがあるとします。

このページを、1週間毎日、要点を頭に入れることを意識して、何分か熟読してみてください。

おそらく、4~5日経つ頃には大体覚えきり、飽きてくるフェーズに入ると思います。

この場合、トータルで費やした時間は、紙に1回書き写したときに費やした時間より少なくて済む、という場合が結構あります。

しかも、何度も見ているため、1回書くだけよりも定着度が高いです。

またこれに加えて、身近な人に問題を出してもらい、口頭で答えるような時間を作ると、より効果が高いです。

安易に「書く」という選択肢を取らず、「見る」「言う」という、より時間と労力のかからない作業で代替できないか、一度検討することを、意識してみて下さい!

 

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視覚的に理解したい場合は「書く」のが有効!

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ここまでで、「書く」勉強法の注意点やデメリットを述べましたが、「書く」勉強法が最も有効という場合があります。

それは、視覚的に理解したい場合です。

特に理科や社会では、それぞれの用語を関連させながら覚えることが有効な場合が多いです。

また記述問題では、その関連や流れ自体を問う問題も非常に多いです。

これらについて、教科書の文章を読むだけで理解するというのはかなり難しいです。

よって、こういった場合は、自分でこれらを図式化するという作業がとても有効です。

こうすることで、その流れを視覚的に捉えることができ、自分の書いた図を思い出すだけで記述問題に対応できるようにもなれます。

よって、このような視覚的理解という明確な目的がある場合は、「書く」という作業を最優先させることもアリかと思います!

 

最後に

いかがだったでしょうか!

今回は「書く」という勉強法について考えてみました。

デメリットの分量の割合がかなり多いですが、無計画に「ひたすら書く」という勉強をする人がとても多く、注意喚起的な意味でこういった構成にさせていただきました。

今回は暗記法をテーマにしましたが、どんな勉強においても、目的意識の有無で勉強の質と効率は雲泥の差になってきます。

ぜひここを意識して受験勉強に取り組んでみて下さい!

最後までお読みいただきありがとうございました。

では!

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