【口頭試問】解答の瞬発力を鍛えることの重要性について!
こんにちは!
京阪「出町柳駅」から徒歩2分のところにある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校です!
今回は、解答の瞬発力というものをテーマにお話ししていきたいと思います!
弊塾では、紙面のテスト以外に、口頭試問というものを取り入れています。
この口頭試問のポイントとしては、英単語などの基礎知識は特に「即答」を合格条件としていることにあります。
目安としては、2~3秒といったところでしょうか。
そんな二重でテストして回りくどい、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的な知識を即答できる、というのは想像以上に重要なスキルになります。
今回のブログでは、なぜ「即答」がそれほど大切なのかについて理由を概説し、また、2~3秒で答えられるようになるための勉強法についても考えてまいります。
では、早速見ていきましょう!
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即答の重要性
制限時間
基本的な知識や解法について、「いや、ちゃんと考えればわかるから!」と言って1つ1つ時間をかけて思い出す段階で良しとする人もいます。
特に数学などは、その本質的な理解を重要視するため、公式なども暗記せず、最初から導いて、、、という方が数学という学問の本質である、という意見もよく耳にします。
私は数学者ではないので、学問としての数学についての言及は避けますが、少なくとも受験数学においては、重要な公式は、その導き方も押さえつつ、即答できるようになることが必要不可欠です。
なぜなら、受験においては、常に「制限時間」というものがついて回るからです。
特に難関大学になるほど、基本的な知識や解法パターンについてはノータイムで出力できることを前提に、さらに深い理解の有無を問うことを目的として出題してきます。
ゆえに、英単語などを1つ1つ思い出すような時間はまず考慮されることなく制限時間と問題量の設定がされています。
したがって、制限時間以内に合格点相当の点数を稼ぎ出すためには、「即答」が必要不可欠になってきます。
なお、ネット等を見ていると、「公式なんて覚えていなくても解ける!」と吹聴する人たちが一定数見受けられますが、あれを額面通り受け取るのはとても危険です。
おそらくこれは、「公式を丸暗記しようとするな、問題をできるだけ多く解いてその中で覚えろ」といった意味であって、決して公式を頭に入れる必要はないという意味ではないと解されます。
それか、ごくごく稀な天才である可能性もありますが、志望校に合格するよりも天才になる方がよっぽど難しいので、ここは欲張らず、愚直に公式をインプットしていきましょう。
理解度・定着度
突然ですが、DOGは日本語でどういう意味でしょうか?
もちろん犬ですよね。
多くの方が、この3文字のアルファベットが視界に入った瞬間、犬という日本語が頭に浮かんだと思います。
これは、この英単語が定着しているから、と言えるのではないでしょうか。
基本的に英単語に難易度の差はあまりありません。
目にする機会が多い単語は、そのたびに定着し、あまりお目にかからない単語は定着度が低くなるため、一見難易度の差が開いているように見えるだけです。
ここで、英単語の厄介なところは、忘れたときに思い出すのが難しいということです。
数学の公式は導出ができるものもありますが、英単語は、昔の人が勝手に作っただけですので、論理的に導き出すなどはなかなか難しいです。
そこで、英単語のような語句系は、意識してひたすらに定着度を上げていく必要があります。
しかし、定着度という抽象的なものを測って評価するのは非常に難しいです。
ここで登場するのが「即答」です。
上述のDOGのように、定着している単語ほどノータイムで答えられると言えるでしょう。
この相関関係を利用して、即答できるかどうかで定着度を測り、単語の勉強を効率化することができると言えます。
即答できるための勉強法!
口頭で答える機会を増やす
冒頭で口頭試問について触れましたが、口頭で答えるというのは非常に良い練習になります。
もちろん受験本番は紙にペンで書くわけですが、理解度の確認という意味でとても精度が高いです。
例えば英単語帳で覚えた単語を、その単語帳で復習するとします。
すると、自分で悪気はなくても、どうしても「この単語の後だからこれ」といった、何の関係もない単語同士を関連付けて覚えてしまうことがあります。
何周も何周もその単語帳を極めるような、しっかり勉強している人ほど陥りやすいこのケースですが、解決法は簡単で、口頭でランダムで出してもらえば良いのです。
また、リスニングの試験を経験したことのある方ならお分かりになるかもしれませんが、字面で見て答えるより、音で聞いて答えるほうが難しいです。
よって、音で聞いて、かつ即答できるようになるまで、を目標に取り組めば、それが自ずと、十分に定着するまで勉強することにつながると言えるでしょう。
多角的に覚える
さて、口頭試問が効果的という部分はある程度お分かりいただけたかと思います。
では、口頭試問で即答できるようになるためには、どうすれば良いのでしょうか。
前述のように、どうしても紙面の特徴から解答を模索してしまうという欠点を補う方法ではありますが、口頭試問で即答できる(=定着度が高い)というのは、結果であって、そのための方法論が必要となります。
そしてその方法論ですが、その単語に触れる回数を増やすというのは当然として、
多角的にその単語等に触れる
ということが肝要です。
難しい言い回しをしましたが、要は、ひたすらその単語を書いて詰め込む、というような一辺倒のやり方ではなく、
例えば語呂合わせを考えてみたり、イラスト的に覚えてみたり、同じ分野の単語や派生語との関係を整理してみたり、と色々な方法でその単語に接するということです。
こうすることで、その単語に様々なイメージをつけることができ、単語帳の紙面との関係を断ち切ることができます。
その結果、単語帳を離れて問われた際も、答えることが容易になると言えます。
最後に
いかがだったでしょうか!
今回は「即答」というテーマについて考えてみました。
途中やや抽象的な書き方になってしまいましたが、具体的な方法論だけピックアップしてもらって構いません。
少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では!
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