【受験勉強】周りに惑わされて焦るのは勉強の迷走の始まり！
こんにちは！
左京区の京阪「出町柳駅」から徒歩2分のところにある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校です！
今回は、勉強していると周りに惑わされるよね、、というあるあるについてのお話をしていきたいと思います。
勉強は1人でも進められるものではありますが、大抵は学校や塾など、何か人とのつながりを持った環境の下で進めることの方が多いかと思います。
もちろんそういった環境にいることで、良い刺激を得ることは多分にあります。
「受験は団体戦」のような陳腐なスローガンを掲げる気は毛頭ありませんが、周りの人達と一緒に勉強するということは、そのような良い側面を多く持っています。
しかし、良い刺激を受けることがあれば、当然その反面悪い刺激を受けることもあります。
モチベーションの低い人たちとつるむことで、いつの間にか自分のモチベーションも下がってくるということも往々にしてあります。
これはイメージしやすい例なので、ある程度回避しやすいものではあります。
一方、勉強について意識を高く持っている人ほど陥りやすいのが、周りと一緒に勉強することによる「焦り」です。
これがかなり厄介です。
気持ちを強く持っていても、どうしても受験勉強に対する一抹の不安から、このような焦りに頭の中をついばまれることが、勉強をしていると一度は経験することがあるかと思います。
今回のブログでは、こういった事態にどうやって対応するかについて、皆さんと一緒に考えていきたいと思います！
それでは早速見ていきましょう！
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SNSには要注意！
当たり前ではありますが、自分に焦りを生じさせるようなところにわざわざ入っていくのは得策ではありません。
かと言って、学校や塾の人間関係を断ち切るというのはもっと得策ではありません。
人としてどうかというのもありますが、自分が上手くいかない時に、やはり一人だと辛いものがありますので、そういったリアルの人間関係は、ストレスにならない限り適度に繋がっておくほうが良いです。
一方、塾で指導していても思うところがあるのは、SNSです。
生徒のこういった勉強の焦りについての悩みを聞いていると、SNSが原因の一端であるように感じられることが往々にしてあります。
もちろん、志望校についての情報収集などを、SNSだからこその検索能力により効率的に行えるという側面もあります。
しかし、やはり負の側面も否めません。
例えば、勉強時間を共有できるようなアプリを、皆さまも聞いたことがあるかと思います。
あれで悩んでいる人が本当に多いです。
自分が上手くいかなかった時にあれを見て、友達が今日も沢山勉強しているという事実に打ちひしがれる人を多く見てきました。
ただ、冷静に考えて、こんなことを言ってはあれですが、皆がどれだけ本当の勉強時間を記録しているかは、かなり怪しいところです。
机に座ってスマホをいじっている時間も勉強時間に含める人もいるでしょうし、承認欲求とやらで勉強時間をかさ増ししている人もいるかもしれません。
こんな信憑性の薄い情報に惑わされるのは、それこそ時間の無駄です。
また、勉強系のインフルエンサーも多く出てきている昨今ですが、あれに良くない感化のされ方をしている人もよく見かけます。
もちろん本当に有益な情報を発信してくれるアカウントも多いですが、かなり眉唾なものがそれ以上に多いのも事実です。
またそういったものほど、需要喚起なのか、注目を集めるためなのか、「こんな勉強やってる人は一生ダメ」のような刺激的な文言を添えてきます。
常にどこかで不安を感じざるを得ない受験勉強に取り組む中、こういった言葉に少なからず影響を受け、明らかに自分の現状とかけ離れた勉強に迷い込むことがあります。
…と、このブログを書いている人間がSNSが苦手というのもあり、多少シニカルな物言いになってしまいましたが、冷静に現状を見つめる視点を確保するという点でも、SNSから少し距離を置くことは、意識してみることをお勧めいたします。
根拠を持って勉強に取り組もう！
さて、距離を置く、といった受動的な対策の他に、能動的な対策についても考えてみましょう。
最も効果的なのが、
根拠を持って自分の勉強に取り組む
ということです。
漠然と勉強に取り組むから漠然とした不安が生まれます。
漠然とした不安を抱いた状態で、「いかにもすごそうな人」「いかにもすごそうな理論」に直面すると、どうしてもその外面に臆し、追従してしまいそうになります。
そうではなく、普段の勉強にきちんと根拠を持って取り組んでいれば、
「こいつはこんなことを言っていて、確かにある程度納得のいく部分もあるが、今の自分はここが課題で、これをこう解決するために今の勉強をしているから、とりあえず今のままで進めていこう」
という風に、少なくとも何も考えず感化されることはなく、もしくは本当に良い部分のみをピックアップして取り入れるということもできるかと思います。
さてその「根拠」というものですが、前述のように、
・自分の何が課題で
・どう解決するか
を言語化することが重要です。
それの良い機会として、模試などが挙げられます。
明らかに点数の低い科目・分野があれば、そこに着目し、それをどの問題集・参考書を使って、どのようなペースで、何に気を付けて取り組むことで解決していくかを考えていきます。
また、その解決法を考えるのが難しく、結局ネットを漁ってしまう、というのもあるかと思いますが、それについては、そこまで神経質にならなくても良いかと思います。
少なくとも目的意識がはっきりしており、情報の取捨選択をしやすいためです。
この点、漠然とした不安に苛まれて真偽の不明な情報を妄信することとは雲泥の差です。
また、仮にあまり適切ではない勉強法にたどり着いたとしても、「その分野の点数が上がったかどうか」という明確な基準があるため、途中でこれは自分に合っていないとして断ち切りやすいです。
こういった観点から、根拠を持って勉強することが情報に感化され不要な焦りを生むことの回避につながると言えます。
最後に
以上になります！
今回は私たちの世代特有の悩みについて、少し考えてみました。
悩みが尽きない受験生活だと思います。
しかし、その悩みとどう付き合っていくかで、勉強の質は大きく変わってきます。
焦った時こそ冷静に、という意識をもって一歩一歩進んで行きましょう！
最後までお読みいただきありがとうございました。
では！
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