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【現代文】漢字の勉強って本当に意味あるの?考察してみた!

【現代文】漢字の勉強って本当に意味あるの?考察してみた!

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こんにちは!

左京区の京阪「出町柳駅」から徒歩2分のところにある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校です!

やっと暖かい気候になってきたと思ったら、もう蒸し暑さで体がだるくなってくるような季節に差し掛かってきましたが、皆さま体調などお変わりありませんでしょうか。

さて本日のブログですが、漢字の勉強についてのお話になります。

漢字の勉強、皆さま習慣的にできていますでしょうか?

他の勉強で漢字になかなか手が回らない、という方も多いのではないでしょうか。

もしくは、漢字など試験で対して得点にもならないから、本腰を入れて勉強する気などさらさらない、という方もいらっしゃるかもしれません。

実際、私も高校生時代はあまり身を入れて漢字の勉強に取り組んではいませんでした。

しかしながら、塾で生徒を教えるという立場になり、試験で点を取るということに関して客観的に考えるようになり、漢字を疎かにすることがいかに悪手かを痛感するようになりました。

では、漢字をしっかり勉強することの何がそんなに重要なのでしょうか。

ここでは、点数・語彙という2つの視点から皆様にお話ししていきたいと思います。

それでは、早速見ていきましょう!

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漢字を勉強すべき理由

点数

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漢字の勉強に身が入らない理由の1つとして、大した点数にならない、というものがあるかと思います。

たしかに、共通テストで言えば、現代文100点満点のうち、漢字問題を全問正解しても取れる点数は10点しかありません。

残りの90点に時間をかけたいと思うのは当然のことです。

もちろん、こういった点数配分から考えるに、読解対策により多くの時間をかけるという方針は正しいです。

しかし、読解の勉強量を増やすのは正しいですが、漢字を疎かにすることは得策とは言えません。

それは、漢字という分野が、知識だけで解ける貴重な得点源になるからです。

模試などで経験しているかと思いますが、読解の得点率を高い水準でブレずに安定させることはかなり難しいです。

共通テストのようなマーク形式においては部分点も発生しないため、ほんの少しの読み間違いで100点中7点や8点が平気で吹っ飛んでいきます。

1点の差が合否を分けると言われる大学入試において、これはかなり怖いです。

そんな中、漢字だけは、知ってさえいれば何も頭を使うことなく1問あたり2点程度を確実にもぎ取ることができます。

一定以上の読解力を体得するまではどうしても足場がぐらつく感覚のある現代文において数少ない盤石な足場となりうる漢字問題です、これを自分の手元に確実な得点としてキープできるようにしておかない手はないでしょう。

加えて、もう少し広い視点、大学受験自体の性格としても考えてみます。

大学受験の鉄則は、「皆が解ける問題は確実に正解する。得意科目で人より多めに得点を取る」ことです。

これさえできれば受かります。

まだ過去問演習に入っていない方がほとんどだと思いますが、過去問演習に入ったら、その難易度を問題ごとにチェックしてみてください。

各科目ごとに中くらいの難易度の問題までは全問正解し、かつ、やや難くらいの難易度の問題を得意科目で正解していけば、まず合格ラインに届きます。

この視点から考える漢字問題ですが、難易度として、この中くらいの難易度までに入ることがほとんどでしょう。

なかにはマニアックな知識を問うてくる大学もあるかもしれませんが、それについても、

通常の難易度の問題:マニアックな問題 

の比率は、通常の難易度の問題を全問正解できれば合格までの足を引っ張るようなことのないよう概ね調整されているはずです。

要するに、「皆ができる問題は確実に正解する」という大学受験の鉄則であり受験生が達成すべき目標地点に到達するために、標準レベルの漢字問題は難なく解けるようにしておく必要があると言えます。

 

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語彙

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ここまでは漢字が試験問題の中で問われることを前提に話してきてしまいましたが、漢字が直接的に問われないような大学を受験する方にとっても、漢字の勉強というのは有効です。

それは、語彙という視点が理由です。

中学までと比べて高校の現代文が難しく感じられる原因として、その構造の複雑さなどもありますが、語彙が難解であるということが挙げられるかと思います。

日常会話ではまず出てこないような単語を多用する評論に、文語的な表現が多用される小説と、現代文を攻略する上で語彙というものが障壁になってきます。

この時、語彙の攻略に特化した参考書にまず取り掛かるのが定石ですが、このような参考書は、頻出テーマの解説という目的も有しているため、語句自体は一般的なものだが、現代文に出てくるとこんなテーマで出てくるよ、といった流れで説明が進むことから、例えば文語文に出てくるようなマニアックな語句の対策という視点から見るとやや不足気味な感があります。

よって、特に豊富な語彙力を要求する出題をしてくるような大学の対策としては、漢字の参考書を用いて、その意味等を広く浅くさらっていくという勉強法が有効です。

たまにその語句の意味を問う出題がなされることもありますが、そういった場合も大まかな意味さえ掴めていれば大体正解できますので、とにかく多くの語彙に触れて、普段使わないような語彙に対する知識と耐性をつけていきましょう!

 

最後に

いかがだったでしょうか!

今回は、疎かにしてしまいがちな漢字の勉強の大切さについてお話してみました。

漢字についてもさることながら、中盤でお話しした、「皆が解ける問題は確実に正解する。得意科目で人より多めに得点を取る」という視点については、ぜひ頭の片隅に置いておいていただけたらと思います。

受験は基本的に相対評価になりますので、全員が解ける問題をまず全問正解し、半分くらいが解けそうな問題は得意科目で押さえる、どうやっても解けない難問については捨てるくらいの意識が必要になってきます。

漢字もそうですが、「やればできる」系の問題は先送りにせず、早い段階でマスターしておくと、直前期非常に楽です!

最後までお読みいただきありがとうございました。

では!

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