【受験の天王山!】高校最後の夏を君たちはどう過ごすか
こんにちは!
左京区の京阪「出町柳駅」から徒歩2分のところにある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校です。
もうすぐ受験生最長の休み、夏休みがやってきます。
夏祭りや花火大会、プールなどわくわくする行事がいっぱいの夏ですが
受験生にとっては合否を分ける「受験の天王山」でもあります。
今回はそんな高校最後の夏について、どのように過ごしていけばいいか説明します!
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受験の天王山とは
受験生なら「夏は受験の天王山!」という言葉をよく耳にすると思いますが、そもそも天王山とはなにか知っていますか?
天王山とは京都府乙訓郡大山崎町の山です。
そして天王山の戦いとは、本能寺の変の後に豊臣秀吉と明智光秀が天下をかけて戦った世を分ける戦のことを指します。
このことになぞらえて「受験の天王山」と言っているのですから
「夏は受験において天下分け目の戦い」であり、夏が第一志望校の合否に大きく関わってくるということです。
ではなぜ夏がそれほど重要なのかということなんですけれども、理由は3つあると考えています。
基礎を進められる最後の期間
まず1つ目が、夏は基礎を進められる最後の期間ということです。
だんだん秋風が吹いてきて長袖に変わり、気が付けばもう直前期だの追い上げろだのと言われ始めます。
まだまだ先だと思っていた入試が夏休みが終わった瞬間、すごく近く感じられます。
実際学校でも夏休みが終われば演習にとりかかる機会がぐんと多くなるものです。
ここで、夏休みが終わるまでにどれだけ基礎を完璧に固められたかで演習を進められるスピード、吸収できる知識が格段に変わってきます。
つまり基礎を固める最後の期間が夏休みなのです。
しかし夏が終われば基礎を勉強しなくなるわけではありません。
基本的な知識は基本的な勉強で完結するものではないのです。つまり一旦序盤に頭に入れた基本的な知識は、応用問題を解いていく中で整理されて強化されます。
難問に見える問題でも、基本的な知識の集合体であってどうやってその基本を頭から取り出して調理するかという作業の繰り返しで成り立っています。
そのため基礎が夏までにできていないと応用問題や難問を解くための道具が無く、スタート地点にすら立っていません。
また解けなかった問題の模範解答を見ても、何の基礎知識が使われているのか気が付けずに解答のプロセスを追うのに時間がかかってしまいます。
夏休みが終わって演習問題を進める際に道具(基礎知識)が取り出せなくとも、模範解答を見て、お手本の解答を基礎知識に細分化できるレベルまで基礎知識を習得しておくのが理想です。
膨大な時間
2つ目がまとまった膨大な時間をかけられるという事です。
北海道や東北地方に住んでいない限り、夏休みが長期休暇の中で最長ですよね?
さて、仮に夏休みが40日間だと想定します。受験生の夏休みの一日というと午前に3時間、午後に7時間、合計1日10時間前後が相場でしょうか。
上のように過ごすと単純計算で夏休みに合計400時間勉強できることになります。
400時間と言われてもピンとこないくらい長い時間ですよね。この時間を濃い密度で受験勉強に充てたとするとどれほど成績を伸ばせることでしょうか。
成績を伸ばすのに必要なのは質か量か的な論争があります。こういう二項対立的な論争って大抵どっちも重要なんですよね。
当たり前ですがだらだらと机に座って参考書を開いているだけでは何も身に付きませんし、いくら集中して質の高い学習をしても、こなさなければいけない絶対的な量はやはり存在します。
少し話がズレますが暗記か理解か論争も聞いたことがあるかもしれません。これも例にもれずどっちも重要です。
理解無くしては暗記した知識も使えませんが、そもそも暗記しているものがないのに何を理解できるのでしょうか。理解を細分化していくと必ず暗記事項がでてきます。
話を戻しますと、みなさんがよほどの天才でない限りはとにかく量と時間をこなすことも必要ということで、これは夏休みなら思う存分確保することができます。
みんな勉強してくる
夏休みは学校が休みになったといえども高3生向けに開校する学校もありますし、塾では夏期講習や夏の勉強合宿があります。
そしてまだモチベーションが高い人が多く、まともな受験生であればみんなしっかり勉強してきます。
冒頭で説明した「夏は受験の天王山」という言葉ですが、夏を制する者が受験を制するというわけではないことを強調しておきます。
みんな勉強しているということは、勉強すれば合格する(受験を制する)ということではなく
勉強しなければ受験に落ちると捉えたほうが妥当です。
怠けそうになった時は勉強している人たちを見て、自分はこの人たちと戦うことになるのだと思い直してください。
一日○○漬け勉強法
続いて、夏休みだからこそできるとっておきの勉強法を紹介します。
それはずばり、「一日○○漬け勉強法」です。
説明する必要もないかと思いますが、1日中何かに特化した勉強をします。
「そんなに偏った勉強をして大丈夫なの?」不安に思う人もいるかもしれませんが、実際私は受験生の時にこれを実践して成績の伸びを実感しました。
例えば「ベクトルが苦手だ!」とすれば、ベクトルに関する問題を1日中解きます。馬鹿にしがちな教科書の定義や定理から振り返って、自分の第一志望校や同じレベル帯の大学入試ででた問題まで1日で解きます。
1日に詰め込むことでコマ切れ学習にならずに分野の全体像がつかめます。
また問題同士の類似点に気づきやすく、「結局どの問題も聞かれることはこのポイントだな」と抽象化しやすくなります。
さすがに1日中ベクトルを解き続けた受験生は少ないだろうから、自分が解けない問題はみんな解けないだろう。」というように、苦手意識の払拭にも効果的です。
体調管理
最後に体調管理について少しお話します。
勉強はほとんど室内ですると思いますが、大抵の建物はクーラーが効きすぎて寒いくらいですよね。
冷えは万病の元です。室内では薄手の長袖を着るなど対策をしましょう。
ずっと同じ姿勢で肩や首が痛くなってくると思いますが、それも実は冷えで筋肉が硬直して血行が悪くなっている場合が多いです。
身体をリラックスさせて高い集中力を持続できるようにしましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか?
今回は「受験の天王山」である夏にフォーカスをあてて、その言葉の解釈から勉強法、健康管理までお話しました。
暑さに負けず、夏の太陽のようにめらめらと勉強しましょう!ファイトです!
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