コスパが良すぎる社会科目!?倫理・政治経済の勉強法について
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こんにちは!
左京区の京阪「出町柳駅」から徒歩2分のところにある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校です!
今回は倫理・政治経済(以下、倫政)に絞ってお話していきたいと思います。
倫政を入試で使おうと考えている高3生から、
社会科目の選択に悩んでいる人まで
幅広く読んでもらえるような記事になっています!
それでは一緒に見ていきましょう!
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倫政はコスパ最強!?
ずばり、倫政はコスパ最強科目だと思っています。
実際私は現役受験の際に、直前期の1ヵ月半~2ヵ月程度詰め込むだけで
本番の共通テストで9割を取ることができました。
なぜ倫政のコスパが最強なのか説明していきます!
社会4科目のそれぞれの特徴
一般に、社会4科目で必要とされる知識量の多さは
地理<倫政<日本史<=世界史
という順番で、また本番での得点のしやすさは
地理<倫政<日本史<世界史
とされています。
体感としては、上の日本史、世界史の順序は個人の興味関心で逆転する気がします。
漢字を覚えるのが得意か、カタカナを覚えるのが得意か
というレベルの差です。
一方で地理が歴史2科目に比べて圧倒的に必要とされる知識が少ないのは確かです。
しかしデータを分析するなどの思考力が問われる点で、
歴史2科目に比べては高得点がでにくい科目でもあります。
地理か歴史のどちらを選択するかは参考書をざっと見たり、問題を解いてみたりして自分の適性を探ればよいと思います。
そして地理か歴史に絞った後の「共通テストでもう1科目!」
という場合、倫政をおすすめします。
先ほどあげた大小関係図の中間であること、
がポイントです。
志望校にもよりますが、多くの難関国立大学では共通テストより2次試験の配点の方が高いはずです。
したがって2次試験対策に多くの時間を割きたいですよね。
2次試験より配点の低い共通テストでは
当たり前のことですが自分の志望校合格者と同じくらいの点数を取れればいいだけで、
歴史オタクのようになる必要はありません。
とにかく社会科目においては平均的な、安全な選択をすることが大切なので
得点のしやすさも知識量も中間であり、個人差のでにくい倫政をおすすめします。
倫政のメリットと注意点
これまでは社会4科目を比較して倫政の特徴を探ってきました。
ここからは倫政だけにフォーカスして、共通テストでどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう!
新規の内容ではない
まず1つ目のメリットは
「日本史、世界史選択者には倫政の学習内容と被りがある」ということです。
全く同じ問われ方をするということは少ないですが、歴史上の登場人物や制度、概念など内容的に重複している部分があります。
一旦聞いたことのある人名や概念は暗記しやすいですし、
心理的ハードルも低いですよね。
どちらの教科にとっても相互理解を深められ、復習にもなる点がメリットです。
学校で扱ってもらえる
2つ目のメリットは
「独学で進めなければならない可能性が低い」ことです。
二次試験で地歴2科目を課すのは東大のみなので、地歴2科目をがっつり履修できる高校は少ないです。
逆に言えば、単位数の問題も絡んでいますし
倫政は学校のカリキュラムで必修になっていることが多いです。
国立大学受験ともなれば教科数が多いので、
入試で使わない科目の授業を学校で受けなければいけないのはだいぶ時間をロスすることになります。
私は独学で倫政を進めていたのですが、学校の先生に見つからないように内職で学習をしたり、
入試で使わない教科の学校での定期テストをどうやってすり抜けるか
結構ストレスを感じていました。
独学で進めた方が効率がいい場合ももちろんありますが、教科丸々1つを自分でペースを考えて進めていくというのは中々根性がいります。
学校に頼れる部分はどんどん利用していきましょう。
「社会科目は学校の授業時間とテストでほぼ完結させる!」
くらいの気概が大切です。
必要最低限の努力で目標点を目指しましょう。
注意点
倫政を選択する際に注意点があります。
それは使える大学が限られているということです。
例えば東大の二次試験では、日本史、世界史、地理のうちから2科目選択しなければなりません。
また「倫理」と「倫理・政治、経済」は違う科目です。
自分の志望校の入試基準をしっかり確認して選択しましょう。
倫政の勉強法
社会科目といえば暗記、暗記、暗記・・・ですよね。
もちろん倫政を選択した場合にもその暗記作業から逃れることは出来ないわけですが、
今回は暗記する際のポイントを説明していきます!
おすすめの参考書
「短期間で目標点をとりたい!」という人におすすめなのが
「大学入学共通テスト 倫理、政治・経済の点数が面白いほどとれる本」
という参考書です。
私は倫政を独学で進めたのですが、この参考書の一単元をさらっと読み、
「大学入学共通テスト 倫理、政治・経済の点数が面白いほどとれる一問一答」
という一問一答形式のドリルでその単元の問題を解いていました。
この一問一答の参考書はほとんどが過去問です。
同じ単元を何周かしていると、過去問で問われやすいポイントを掴めて
教科書の読み方も変わってくるはずです。
とりかかる時期
私は直前期の1カ月半~2カ月で仕上げたと冒頭で述べましたが、暗記の得意な人ならほんとにそれくらい直前でいいと思います。
共通テストでしか使わない人がほとんどだと思うので、
長期間時間をかけるのはもったいです。
しかし、私もゼロベースでその期間で仕上げたという訳ではありません。
過去問を見て、問われるポイントをざっと掴んだ後に
分量と自分の暗記力を考え併せて期間を逆算しました。
短時間の学習を長期的に繰り返す方が向いているのか、
深い学習を短期間で詰め込む方が向いているのか、
暗記教科に対する自分の学習スタイルを理解しておくことは重要です。
ただ、どちらのスタイルにせよ直前期は暗記教科の詰め込み勉強が必須です。
効率よく問題集を回して詰め込めるように、
問われ方の特徴と最低限覚えておかなければいけない事項は把握しておきましょう。
おわりに
今回はコスパ最強の社会科目、
倫理、政治・経済についておすすめポイントと勉強法を紹介しました!
共通テストでしか使わない社会教科はコスパ良く片付けて、
苦手教科、主要教科にエネルギーを割けるように工夫していきましょう!
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