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古文が苦手な人必見!ポイントを押さえて理解度を高めよう!

古文が苦手な人必見!ポイントを押さえて理解度を高めよう!

DALL·E 2024-03-28 17.33.51 - Create a wide anime-style illustration of a woman wearing a traditional Japanese jūnihitoe, an elaborate and elegant layered kimono. The woman should

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こんにちは!左京区の京阪出町柳駅から徒歩2分のところにある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校です。

そろそろ新学期が始まりますね。

4月からは心機一転、苦手な教科も頑張りたい!

と意気込んでいる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は古典がいまひとつ伸びない…という方に向けて

ここに気を付ければ古典の理解度がグッと上がるよ!

というポイントを紹介していきます。

授業の予復習や問題を解いている時も

以下のポイントを意識することで

格段に理解度が高まります。

今回紹介することは基本的なことなので

普段これらのことに注意を払って古典を読めているかの確認にも

役立つと思いますので、是非読んでみてくださいね。

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背景知識を押さえる

DALL·E 2024-03-28 17.33.54 - Create a wide anime-style illustration of a traditional Japanese 'jokamachi,' or castle town. The scene should include old-style wooden houses with ti

古文がなかなかうまく読めない

なんだかよく分からないという

もやもやした思いが消えない人は

「誰が」「どこで」「いつ」

といった基本がつかめてないことに

大きな原因があります。

この基本的なことをまず見定められるようにし、

それらを踏まえて心情・行為を具体的につかめるようになるために

古典の背景知識への理解を深めましょう。

登場人物を見定める

まずは「誰が」

つまり主語を見分けましょう。

古典において主語を見分けることは

とても大事です。

なぜなら、

それらの身分・立場によって

行動も発言も違ってくるからです。

そのため、

本文に登場した人物がどんな身分なのか、

どんな役職・立場にあるのか、

それらが頭に入っていれば、

本文中の人物関係もずっと捉えやすくなります。

キーポイントとしては

登場人物は貴人か、貴人に仕える人か、僧か、それ以外の人か

をまず見定めるようにしましょう。

登場人物が把握できると、

明示されていない文の主語も推定しやすくなります。

場所を見定める

登場人物が今どこにいるかを見定めることは

文の主語の把握などにも関わる重要なことです。

特に平安京図・内裏図をおおまかにでも把握しておくことは

古典の理解に役立ちます。

共通テストなどの古文でよく出てくるのが

内裏、清涼殿、殿上の間

などですかね。

それぞれの場所に普段どのような人がいるのか、

またそれぞれの場所はどのような行事で使われているのか

などを理解していると

場面や登場人物の理解が進みます。

また、場所・方角・建物が人物を表す場合もあり、

場所を指し示す代名詞が人称代名詞として使われることもある

ことに注意してください。

例えば、「そこ」「ここ」は場所を表すだけでなく、

会話文中では「あなた」「わたし」を表す人称代名詞としても使われます。

「北の方」は貴人の正妻のことで、

これは上流貴族の夫人は、

寝殿造りの北にある建物(北の対)に住んだことから

そう呼ばれます。

このように場所・方角・建物が人物を表す場合は多くあり、

それらには必ず理由があるので、

問題文で出会う度ひとつひとつ理解して

覚えるようにしてください。

時を見定める

DALL·E 2024-03-28 17.33.56 - Create a wide anime-style illustration representing the four seasons in a single scene. Divide the landscape horizontally into four distinct sections

古文を読む上で大事なこと、それは第一に登場人物を押さえること

次に人物の置かれた場所をつかむこと

そして3番目が「時」を確認することです。

例えば、古文における「三月」は晩春

つまり春の終わりの月であることが分かっていないと

そこで詠まれる惜春の歌(春が過ぎることを悲しむ歌)

もよく理解できないで終わるでしょう。

また、「暁」「つとめて」「入相」といった

時間に関する言葉の意味をよく知っていれば、

その時の人物の行動・心理をより正確にとらえることができるでしょう

まず、次のことを頭に入れましょう。

春は陰暦の1月~3月まで

夏は陰暦の4月~6月まで

秋は陰暦の7月~9月まで

冬は陰暦の10月~12月まで

古文の暦は陰暦です。

現代の陽暦とはおよそ1か月くらい違います。

私たちにとって梅雨は6月の雨ですが、

古文ではこれを「五月雨」といいます。

この違いをよく理解して古文を読んでいくことが大切です。

また、月の異名は必ず覚えておいてください。

それら以外にも、季節ごとの鳥、花、自然現象から

季節を推測することも可能です。

例えば、鶯(うぐいす)は春、ほととぎすは夏など…

教科書や共通テストの過去問で出てくる度に覚える程度でOKです。

心情を見定める

作者または登場人物の心情を見定めるには

特に文中の形容詞・形容動詞に着目し、

その意味が正確に理解できていることが求められます。

心情を正確に読み取ることは、

直接問題に関わってくるので非常に重要です。

心情を読み取る際に、まずはおおまかに

誰に対して好感(プラスの感情)を抱いているか

嫌悪感(マイナスの感情)を抱いているかを把握しましょう。

「めでたし」は何であれ「すばらしい」と褒めるとき

最もよく使われる言葉で

「をかし」もたいていの場合「すてきだ」という誉め言葉です。

しかし、「いみじ」は「たいそう素晴らしい」の意味もあれば

全く反対の「大変ひどい」の意もあります。

このような言葉は特に慎重に意味を取らねばなりません。

さきほどの時や場所、登場人物の関係性を読み取って

意味を取りましょう。

思考・行動を見定める

古文の舞台は主に平安時代ですが

登場人物の行動・思考を見定めることで

その人物がどのような人間か見定めることができます。

例えば、平安時代の女性は

習字と和歌、そして管弦が必修の教養でした。

しかしこれらは小さい頃から練習を積めば

誰もが才気を発揮できるものではありません。

そんな姫君は仕える女房に代わりに歌を詠ませたりしました。

これを代詠といいます。

つまり、代詠は歌を贈られた本人が返事の歌を詠むとは限らない

ということは心得ておいた方が良いでしょう。

主語を見定める

主語を見定めることは古文において最も重要です。

主語をほぼ確定できる動詞に注目

「かしづく」(大切に育てるという意味)という動詞は

「親がわが子をかしづく」という形で使うことが断然多いです。

このように、主語をほぼ確定できる動詞は多くあります。

例えば「住む」という動詞は(男が女のところに)通う

「かる」という動詞は(男が女から)離れる

という意味であることがほとんどです。

このような動詞は文脈などが分かっていなくとも

ある程度推測しやすいので

多く知っていればいるほど得だと思います。

おわりに

今回は古文を読む上でのポイントを説明しました。

古典はポイントさえ押さえれば比較的安定して点を取れるので

是非これらのポイントに注意を払って解いてみてくださいね。

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