【入試本番】試験直前まで勉強した方がいいの？という疑問を考察！
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こんにちは！
左京区の京阪「出町柳駅」から徒歩2分のところにある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校です！
最近では昼頃でもめっきり寒くなり、すっかり冬が到来したという実感を毎日抱くような天気ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、寒くなってきたと同時に受験シーズンも本番になってきましたね。
普段指導している生徒の何人かも、すでに推薦入試などで入試本番というものを体感してきたようです。
すでに入試を経験されている方ならわかるかもしれませんが
受験会場というのは、一生のうちでも
そうそう体感できないような緊張感が漂っています。
「糸をぴんと張ったような」という言い方をしますが、まさにそんな状況です。
さて、そんな会場で受けなければならない試験を控えた生徒に良く聞かれる質問が、
「テスト直前まで勉強したほうが良いですか？」
というものです。
受験界隈ではよく、「本番直前まで伸びる」などと喧伝されていますので
そのような言葉をどこかで見つけて抱いた疑問だと思うのですが
今回はこの疑問に対する解答を考えていきたいと思います！
早速見ていきましょう！
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勉強するもしないも自由
いきなり投げやりなタイトルになってしまいましたが、これが私の結論です。
本番直前に勉強すること・勉強しないことのいずれにもメリットデメリットがあり
また、このような過ごし方はやめよう、といったＮＧ事項があります。
ここからはそれらをご説明いたしますので
その説明を参考に、自分の過ごし方を決めていただければと思います。
直前に勉強する！
まずは直前まで勉強するというタイプの過ごし方についてです。
この過ごし方のメリットは、
・本番前に頭を勉強モードにできる。
・不安な部分を見直すことで、不安点を１つでも減らすことができる。
といったものがあります。
１つめのメリットについて、普段の受験勉強の際
どうしても朝頭が働かず
それがもろに点数や勉強の出来に直結するというような悩みがある方は
このように直前に勉強することで
頭の準備体操をすることができ
本番のパフォーマンスを向上できる
という効果が期待できます。
このような効果を期待して勉強をする場合は
素材はある程度自由度が高いため
普段からいろいろな素材を用いて朝の勉強を試し
何が自分にとって最も効果的かをシミュレーションするのが良いでしょう。
2つ目のメリットについて、些細な不安が頭に残ってしまい
それが結果に直結してしまうという悩みを持つ方にとって有効かと思われます。
一点の曇りもなく完ぺきな状態で試験に臨むという方はほぼいません。
全員が何かしら不安点を抱えた状態で試験会場に向かう
ということになるでしょう。
そのような場合に
「一旦不安点を忘れて頑張る」というよりは
「１つでも不安点を消せるようにする」方が安心という方には
直前まで勉強するのがおすすめです！
それでは逆に、直前に勉強することのデメリットやＮＧ事項は何でしょうか。
これは、前述のメリットと表裏一体をなすものになるのですが、
・不安な部分を見ることで余計に不安が増大する
可能性があることです。
これは本当に個人の性格の部分ですので
模試などの際に実際に試してみるしかないのですが
不安点をつぶそうとして
自分の自信がない分野ばかり見ていたらそれにつられる形で
試験全般に対する不安が増幅してしまう、というケースが一定数あります。
しかしこれについてはある程度解決策が存在します。
それは、
・試験前に新しい部分を見ることは絶対しない
ということです。
新しい部分、というと抽象的ですので
きちんと定義をすると、ここでいう「新しい部分」とは、
参考書のまだ触れていない部分
とします。
例えば、本番までに一冊やり切ろうと思った参考書を
最後の３０ページだけ残してしまったとします。
この３０ページをしっかり読み切って
試験に臨みたいという気持ちが湧いてくるかと思いますが、その行為は絶対にＮＧです。
その３０ページをこれまで読んだことが無いという事は
その紙面には、知らない知識や
知っている知識を聞きなれない文言で解説したものが多く書かれていることになります。
ただでさえ緊張している本番前にそのようなページを読むことは必ず逆効果になります。
ではどこを読めば良いかというと、
既に勉強済みのページだが、やや定着に不安がある部分
です。
このような部分であれば、初見による余計な不安が煽られることもなく
かつ見る範囲も限定されますので、少ないリスクで効果を得ることができます！
かなり長々と書いてしまいましたが
要は、
試験直前に勉強する際は、すでに勉強したが少し不安な部分を
範囲を限定して読むのが効果的！
ということを知っていただければＯＫです！
直前に勉強しない！
直前は勉強しない、というのも立派な作戦です！
前述のように
直前の勉強にはデメリットもいくつか存在します。
余計な不安を煽られないよう
または、直前の勉強によって頭を疲れさせないよう
試験直前はゆっくりと過ごすというのも大変効果的です。
勉強しない、という選択肢を取った時に重要なのが、
直前までゴリゴリ勉強する人たちに流されない
ということです。
このパターンで最悪なシチュエーションは
勉強しないと決めていたはずが
周りに流されて特に意味もなく参考書を広げて眺めていた結果
特に何の進歩も得られず
しかも頭も休憩できず余計な不安と疲労感が溜まっていく、というケースです。
自分の隣で賢そうな受験生が直前まで勉強していたら不安になるかもしれませんが
自分で「勉強しない」と決めたのなら
その決定と意図に自信を持ち、最後までそれを貫きましょう。
まとめ
今回のブログはここまでになります。
試験直前に勉強する・しないという選択肢について
メリットデメリットなど様々書いてきましたが
大前提として、どのように過ごすのか決めずに
本番に臨むのが最もやっていはいけないことです。
裏返せば、自分の性格などを鑑みてきちんと目的意識を持った過ごし方をできれば
ある意味それだけでも十分であると言えるかもしれません。
これについては正解がありませんので、冒頭にも述べた通り
今回ご紹介したメリットデメリットなどを参考に
自分の過ごし方を決めていただけたらと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では！
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