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【数学・失点対策】計算過程を甘く見るな!途中式こそ丁寧に!

【数学・失点対策】計算過程を甘く見るな!途中式こそ丁寧に!

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この記事は約5分で読めます。

こんにちは!

京阪「出町柳駅」から徒歩2分のところにある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校です!

今回は、普段の指導の中で

いわゆる計算過程・途中式をサボってしまっている子がとても多いなと感じたので

これらの重要性や、どのような書き方をすればよいのかについてお話ししたいと考えております。

話題としてはよくある話題かもしれませんが

その分重要性の高いテーマとなっておりますので

是非最後までお読みいただければと思います。

では、早速見ていきましょう!

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計算ミスは大失点のもと

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さて、これを読んでいる皆様の多くは、近かれ遠かれ大学受験というものを控えている方だと思います。

そして、その大学受験で受かるために必要なものは、ずばり「点数をとる」というシンプルなものです。

大学受験では様々な教科を勉強しなければなりませんし

範囲は膨大かつ高度なものになっています。

しかし、忘れてはならないのは

大学受験では

「点数がボーダーを上回るかどうか」で結果が決まる

という非常にシンプルな構造になっています。

逆に言うと、いくら実力があったとしても

本番で点数が取れなければ門前払いされてしまうというた

いへん残酷なシステムであるということもまた事実であり、

本番でいかに失点を抑え

確実に点数を取っていくかが合否を分けるのです。

このような性質をもつ大学受験において

ケアレスミスは最大の敵の1つです。

ケアレスミスといってもその種類は多岐にわたりますが

今回はテーマにも掲げたように計算ミスについて扱います。

前置きが長くなってしまいましたが

まずは、「マークシート」「記述」の2つの出題形式において

計算ミスがどのように点数に影響するのかについて簡単に押さえていきましょう!

マークシート形式

まずは共通テストや私立大学の入試などのマークシート形式です。

これは容易に想像がつくかと思いますが

この形式では各設問につき、0点か満点か、しかありません。

よって、どれだけ正しい方針を立て

ゴリゴリと計算を進めていったとしても

どこか1つでも計算ミスをして答えがズレてしまえば、一発でアウトになってしまいます。

マークシート形式では導出過程を書かない分

裏技公式的なものを使いやすいなど

受験生にとってのメリットもあるのですが

やはりこういった計算ミスに対しては非常に

シビアな性格を持つ試験だということが分かりますね。

記述形式

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国公立大学の二次試験などで登場する形式ですね。

高校に入ると定期テストなどでもこの形式となり

最初はどういう書き方をすればよいのかわからず戸惑ってしまった方も多いかと思います。

さて、記述形式の解答法を学ぶ過程で、

「記述は部分点がもらえるからいいよね~」

というような言葉を友達や先生から聞いたことはないでしょうか。

実際、この言葉に何ら間違ったところはありません。

記述では、仮に最終的な解答に至らなかったとしても

正しい方針がとれていれば、その部分までの点数を部分点として与えてくれます。

問題なのはその認識の仕方です。

先ほど、「正しい方針がとれていれば」という言い方をしました。

これについて、「計算ミスしたとしても方向性が合っていれば

結構点数もらえそうじゃない?」

などと認識している人は非常に危険です。

そんな甘くないです!

計算ミスを一度でもしたら

その後の部分はたとえそれだけ方針が合っていようとも、一切点数はくれません。

私の実体験ですが、全国模試において

結構難しめの図形問題が出題されたことがありました。

その問題は小問が2つあり、

(1)誰でも解けるレベル

(2)やや難、ただし(1)がヒントになっているので

(1)の答えを利用して方針を立てる

という、よくある形式でした。

解き終わった感触としては、(1)は普通に解けて

(2)もなんとか解けたかな…という感じだったのですが

最悪なことに(1)で計算ミスをしており

それが(2)にも響いて…という状態でした。

ただ、方針は合っていたので

多少は点数をくれるだろうと楽観的に考えていたのですが、後日返却された答案を見ると、

(1)は計算ミス以前までの部分点

(2)は0点

という悲惨な結果に。

こんな感じに、たとえ方針が合っていても

その前段階で計算ミスをしており

立式の際に用いる数字が違うとなった場合には

「正しく立式できていない」とみなされ、基本的に点数はくれません。

受験本番では受験生の間で差をつけなければなりませんので

このあたりはシビアに見てくると予想されます。

部分点をくれるからと甘く見ず、計算ミスには十分注意しましょう。

計算ミス対策!

計算ミスは怖い…という話を長々としてしまいましたが

ではそれをどう対策していけば良いのかについて、ここからはお話していきたいと思います。

ここでは2つほど具体的な対策を紹介しますが

その前提となる大切な考え方をまず押さえていただきたいです。

それは、「少し時間がかかったとしても計算ミスをするよりはマシ」ということです。

早く解き切らないといけないと思うばかり

計算を雑にやってしまう人が非常に多いです。

しかし、早く解き切っても

計算ミスだらけであればその分失点は蓄積します。

丁寧に・正確に、を前提として考えていきましょう!

 

計算は1行につき1つ

1回の改行で()を外して、細かい計算をして

次数の順番に並べ替えて…とマルチタスクをしていないでしょうか。

ある程度計算に慣れてくるとやってしまいがちですが

あれもこれもと思ううちに、どこか1つの作業が抜け落ちてしまうことが多いです。

面倒かもしれませんが

1回の改行につき作業は1つまで、とするとミスが格段に減ります!

 

字は丁寧に

小学生じゃないんだから…と言われる方もいらっしゃるかもしれませんが

これ本当に大事です。

bと6、qと9など、計算をしていると間違えやすい組み合わせがいくつか存在します。

書いているうちにbを6として計算してしまって…というケースは存外多く見受けられます。

筆記体を使う、というのも有効ですが

最低限自分が読み間違えないような字を徹底する

というのがまずは重要になってきます。

まとめ

いかがだったでしょうか!

今回は「計算ミスがどのように失点に影響して来るか」と

「その対策」について考えてみました。

計算ミスを「凡ミスだ」と軽く見くびっているうちは絶対に点数は伸びません。

誰でもできるような四則演算で第一志望合格を逃してしまっては悔やんでも悔やみきれません!

基礎こそ丁寧に。

一点でも逃すことのないように自分なりの対策を講じるところから考えていきましょう!

では!

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