【英単語】電子辞書を味方につけて効率的な英語学習をしよう！
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こんにちは！
京阪「出町柳駅」から徒歩２分のところにある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校です！
今回のブログでは、英単語の勉強法について、その中でも電子辞書の使用についてお話していきたいと思います。
受験英語の世界において、特に学校の先生などは、紙の辞書派が多いと思います。
このブログを読んでいただいている方も
高校に入った時に「わからない単語に出会ったら、必ず紙の辞書を引け」
「英語ができる子はみんな紙の辞書を使い倒しているぞ！」
と言われたことがあるという方は多いのではないのでしょうか。
そのように、指導者側に紙の辞書派が多い現状ではありますが
ここでは敢えて電子辞書のメリットをご紹介したいと思います。
もちろん、紙の辞書を否定する意図はまったくございませんので
それを踏まえてブログを読んでいただけたらと思います！
それでは、一緒に見ていきましょう！
電子辞書を使用するメリット
電子辞書を使用するメリットを、ここでは３つ紹介していきます！
検索スピードが速い
電子辞書の長所としてまず最初に挙げられるのが
この「検索スピードの速さ」でしょう。
当然のことですが、どんなに高い偏差値を目指す受験生も
どんなに難しい大学を受験する受験生も、1日＝２４時間は不変です。
その限られた時間の中でさらに勉強の時間を捻出していくため
「短い時間で」「効率的に」勉強をこなしていくことが受験勉強においては肝要です。
このことを考えると、明確な意図なく紙の辞書を信奉し使い続けるのは
あまり良い作戦ではなさそうです。
効率という観点において
紙の辞書の長所として「１つの単語を調べたときにほかの単語も見ることができる」
ということがよく言われますが
他にやるべき勉強が山積みな状況で
調べている単語以外に目をやる余裕を持てる人はごくごく限られているでしょう。
このことも踏まえると
特に勉強スケジュールがタイトな場面においては
電子辞書を使用して分からない単語をささっと調べてしまう方が
効率的であると言えるでしょう。
単語以外の弱点を見出しやすい
この長所は、長文演習をイメージしていただくと、分かりやすいかと思われます。
前提として、長文演習の際は、分からない英単語は調べながら進めていくべきだと私は考えています。
理由は、長文演習で点数が取れなかった際に、
・単語力に問題があるのか
・読解力に問題があるのか
を判断しにくくなってしまうからです。
例えば、科学の実験に関する文章を読む人が、scienceやexperimentの単語を知らずにその文章を読んだとしましょう。
当然その人は文章の内容をほとんど理解できず、点数もかなり低くなるでしょう。
しかしこれでは、
・単語さえ分かれば読めた（→読解力は十分であり、単語の勉強が優先）
・単語が分かっても読めない（→単語力も読解力も不十分であり、両方の勉強をどちらもしていかなければならない）
のどちらのケースに自分が当てはまるのか判断できず
その後の勉強計画を正しく立てられません。
前置きが長くなってしまいましたが、このような理由から
長文読解の演習をする際は、できるだけ長文を読むことに集中するべきです。
よって、より効率的かつスピーディーに単語を調べられ
長文の読解に集中できる電子辞書を使う事で
単語以外の弱点を見出すことがより容易になると言えるでしょう。
音声機能がある
前２項では、主に検索スピードに関連した話をさせていただきましたが
ここでは、電子辞書のもう一つの長所である「音声機能」についてご紹介します。
センター試験の冒頭で出題された発音・アクセント問題が出題されないようになって早４年ほど経ちますね。
この変化により、発音記号を覚えないといけないような
発音に対する厳密な理解の重要性は低下しましたが
単語の読み方を正しく知る必要性は、むしろ向上したと言えるでしょう。
センター試験に比べ、共通テストにおいて
リスニングの配点がずっと高くなったことがこの理由です。
当然のことながらリスニングでは
文面なしに英語を聞き取る必要があり
そのためには英単語の正しい読み方をきちんと押さえておくことが求められます。
よって、発音を正しく知る機会を意識的に設けることが重要なのですが
特徴的な記号がいくつも登場する発音記号を覚えることは
まだ勉強に余裕があるうちは有意義ですが
受験を数か月後に控えた受験生など
プラスアルファに割く時間を取れない人には
なかなか難しいと思われます。
そこで有用なのが電子辞書の音声機能です。
これを用いれば、いちいち発音記号を覚えていなくとも
電子辞書が正しくきれいな発音で単語を読み上げてくれますので
楽に発音を知ることができます。
このような、発音の観点からも
電子辞書の有用性を認識することができるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか！
今回は、英語の勉強において電子辞書を使用するメリットを３つ紹介させていただきました。
冒頭にも書きましたが、このブログは電子辞書のメリットをご紹介しただけで
どちらか一方を肯定し、一方を否定するものではありません。
お伝えしたいのは、「それを使うメリット・デメリットを認識したうえで選択する」ということです。
勉強においては、量より質が重要だ
という言葉を皆様も耳にしたことがあるかと思います。
しかし、この言葉はよく聞いても、「では「質」とは何なのか」
をきちんと説明しているものは少ない気がします。
私は、勉強における質の１つに、「目的意識をもって勉強できていること」があると考えています。
２つ目のメリットの項目に挙げた、長文演習の例のように
自分は今何を目的としてこの問題を解くor参考書を読んでおり
そのために必要な手段・不必要な手段は何か
ということをきちんと考えられているかが大切です。
今回電子辞書を使用するメリットを３つほど挙げましたが
これを意識するか否かでは、勉強の「質」は雲泥の差だと思います。
今回のブログが皆様のお役に立てることができたならば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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