【高校数学】これだと伸びない!基礎問題精講の間違った使い方3選
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こんにちは!
左京区の京阪「出町柳駅」から徒歩2分のところにある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校の平井です!
今回は
基礎問題精講の間違った使い方を3つ紹介していきたいと思います。
参考書で数学を勉強している人の中で
基礎問題精講シリーズを使っている人は多いのではないでしょうか。
この参考書は非常に良くて
武田塾のルートにもずっと採用されている参考書です。
ただ、使い方を間違えるとその真価を発揮できません。
ただの問題演習にならないために
こういう使い方をしているとやばい!というのを解説しますね。
数学、結構やりこんでるのに思ったより伸びないな
と感じている人は是非この記事を読んでいただければと思います!
それでは一緒に見ていきましょう。
1,問題文の分析ができていない!
数学は言語のようなものです。
数式や記号を解読し
それが持つ意味や背後にある概念を理解することを要求されるからです。
とりわけ「基礎問題精講」という参考書を使って学ぶ際
その言語の理解は欠かせません。
だからこそ、問題文の正確な分析が不可欠です。
しかし、間違った使い方をしている人の中には
この重要なステップを見落としてしまっていることがよくあります。
問題文を読むとき、多くの人は即座に数式に飛びつき
計算を始めてしまいます。
しかし、それは正確な答えへの道を見失わせます。
問題文はそのままの数字や式だけでなく
問題の背後にある求められているものを
理解する手助けとなる情報を提供しています。
それを急いで飛ばしてしまうと、その後の計算で躓いたり
何を求めているのかが分からなくなることも。
「基礎問題精講」は特に、その名の通り「精講」が充実しているので
そこに示される問題文の分析のアプローチを学ぶことができます。
それにも関わらず、問題文の分析を飛ばしてしまうと
この貴重な情報を活用しきれず
せっかくの参考書の効果を半減させてしまいます。
問題文の分析とは、具体的には何を求められているのか
与えられた情報から何が分かるのか
どの情報が必要なのかを把握することです。
例えば、三角形の面積を求める問題であれば
底辺と高さ、または三角形の種類(直角、等辺など)を確認し
それに適した公式を思い出す必要があります。
この分析の過程で、自分が知らない概念や用語に出会ったら
それは新しい学びのチャンスです。
「基礎問題精講」には
そのような新しい概念をしっかりと学ぶための詳しい解説が準備されています。
結論として「基礎問題精講」を最大限に活用するためには
問題文の分析を欠かさず行い
その中での疑問や不明点を解説部分で補完することが必要です。
2,解き方を自分なりに言語化できていない
解き方を自分なりに言語化できているかどうかが
真の理解を示す指標となります。
単純な解法の丸暗記は、短期間のテスト対策には有効かもしれませんが
長期的な理解や適用能力の獲得には繋がりません。
解法の丸暗記に頼ることの問題点は
新しい問題や少し変わった形式の問題に直面したとき
その対応が難しくなることです。
例えば、似たような問題を解くときに
以前学んだ方法を単純にコピーするだけでは
それが最適なアプローチであるとは限りません。
また、同じタイプの問題でも、微妙に異なる条件や制約がある場合
単なる丸暗記では対応できなくなります。
一方、解法や理論を自分の言葉で言語化することは
深い理解への道を開く鍵となります。
また、言語化する能力は、他の科目や実生活での問題解決にも役立つ重要なスキルです。
実際に、言語化の過程を経ることで
まず、疑問点や不明点を明確にし
それを解消するための方向性を持つことができます。
次に、試験の際、答えを思い出すのではなく
論理的に導き出す能力を身につけることができます。
最後に、勉強した内容を他の人に説明することで
さらなる深化や新たな視点を得ることができます。
「基礎問題精講」のような参考書を使用する際
単なる解法の手順を覚えるだけでなく
それを背後から支える理論や考え方をしっかりと把握し
それを自分の言葉で表現できるよう努力することがポイントです!
3,図や記述をノートに自分で書いていない
実は皆あまりやらないけど大切なのが「自分で図や記述をノートに書き留める」ことなんです。
目から入る情報も大切ですが
手を使って実際に書くことで脳に情報がよりしっかりと定着することが知られています。
「それって、時間がかかるんじゃないですか?」とお思いかもしれませんが
この方法、長期的にみると大きな助けとなるのです。
自分の手で書き留めたノートは
テスト前などに「あれ、この公式どうだったけ?」と迷ったときの強力な味方となります。
なぜなら、自分の手で書き留めた内容は思い出しやすいからです。
そして、自分で書き留める行為は
ただの記録だけでなく、その内容を再確認する良い機会ともなります。
何かを書きながら「あれ、これってどうだったけ?」と疑問が湧いてくることも。
そうした疑問点を見つけたら
再度テキストや参考書を確認するチャンスと捉え
学習の質を向上させるきっかけとしてください。
自分自身のノートは、まさにオリジナルの教科書と言えます。
参考書やテキストの内容を、自分なりの言葉やスタイルでまとめることで
自分だけの弱点抽出ノートが完成します。
自分の言葉で書かれたノートは
復習する際も理解しやすく、とても効果的です。
要するに、数学の学習において
「基礎問題精講」を最大限に活用するためには
図や記述を自分のノートに書き留めることが鍵となります。
ぜひ、この方法を取り入れて
勉強の効果を高めてみてくださいね!
4,さいごに
いかがだったでしょうか!
今回は
基礎問題精講の間違った使い方を解説しました。
当てはまる人はやり方を改善して最初に戻って進めていきましょう。
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