【大学受験】文系の学部のそれぞれの特徴について解説!
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こんにちは!
左京区の京阪「出町柳駅」から徒歩2分のところにある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校の講師Mです!
今回は、大学受験をする上でもかなり大切になるであろう学部について
解説していきたいと思います。
特に、今回は文系の学部に絞って、それぞれの学部の特徴を説明していきます。
学部選びは意外と軽視しがちですが、大学に入った後は4年間
そのことについて学ぶことになるので重視していかないといけません。
なので今回はそれぞれの特徴について解説します。
それでは一緒に見ていきましょう!
1,社会科学、人文科学系の学部
それでは、まずは社会科学系について説明していきます。
社会科学の学部では、社会学、経済学、政治学、法学などが
主要な学問分野となります。
このような学部では、主に社会の構造や現象
人々の行動や意識、社会問題などについて研究します。
社会の仕組みやメカニズムを理解し
社会的な課題を分析・解決するための能力を養います。
また、統計分析や調査研究方法も重要な学習項目となります。
経済学部や法学部、そして社会学部などが具体的な例になるでしょう。
体感ですが、特に学部にこだわることがない人は
これらの学部に進むことが多いと思います。
実学としての側面も強いので
そのような学問に興味がある人にはおすすめです。
次に、 人文科学の学部では、歴史学、哲学、宗教学、考古学、美学、人類学などが
主要な学問分野となります。
このような学部では、人間の文化や思想、芸術、歴史などについて研究します。
過去の出来事や文化的な背景を理解し、文化的な脈絡や意味を解釈する能力を養います。
文献研究やフィールドワーク、言語学的なスキルも重要です。
文学部などが主なものに当たると思いますが
哲学なども学ぶことが可能なので
文学部は幅の広い学部とも言えるでしょう。
2,文学、言語学系の学部
それでは、次の区分に進んで行きます。
まず、 言語学・文学の学部では
言語学、文学、比較文化、翻訳学などが主要な学問分野となります。
言語の構造や変化、文学作品の分析や解釈、異文化間の交流などを研究します。
言語の習得や応用、文学作品の鑑賞・評価、文化的な表現力の培養が重要な学習項目です。
また、外国語の習得や翻訳の技術も学ぶことがあります。
言語学でまず思いつくのは外国語学部系でしょう。
もちろん、英語に限ることはなくほかの様々な言語についても学ぶことができます。
しかし、ひとつ気を付けないといけないのは
その言語学部に入った以上はその言語についての勉強が中心になるという事です。
要は、入試の難易度だけで選んでしまうと
入学後に痛い目に合うかもしれません。
大阪大学などはその主な例でしょう。
他の学部に比べて入りやすいかもしれませんが
そのあとの自分のキャリアを見据える必要があります。
そして、文学系でいうと、上で述べたこと以外も文学部では学ぶことができます。
学科などで、学習範囲も異なるので
あらかじめ意識しておきたいところです。
3,教育系の学部
そして、教育学の学部についてです。
教育学の学部では、教育学、心理学、教育心理学、教育社会学などが主要な学問分野となります。
教育の理論や実践について研究し、教育に関わる人々の成長や発達
教育システムや政策などを考察します。
教育の目的や方法、学習支援の技術などについて学び
教育に関わる職業や研究者を目指すことができます。
先生になるために教育学部に行くという事は必ずしも正しいわけではありません。
教育の学問について側面について興味がある人も十分に学びたいことを学べる学部です。
もちろん、先生になりたいと思っている人は教育学部を選んだほうが良いと思います。
4,芸術、美術系の学部
最後に、美術・芸術の学部についてです。
この分野が明確に文系ということは難しいかもしれませんが
今回は文系に含めて解説していきます。
美術・芸術の学部では、美術史、音楽学、演劇学、映画学、デザインなどが主要な学問分野となります。
美術や芸術の創造的な表現や理論、芸術作品の分析や批評などを研究します。
美術館や劇場などでの実地研修や創作活動、芸術イベントの企画運営なども学びます。
芸術表現や感性を培い、芸術に関わる職業や創作活動を目指すことができます。
学問としての側面も学びながら
高校から続けてきた美術や芸術をこれからもやりたい生徒にはやはりここしかないでしょう。
自分の好きなことをとことん追求できる学部です。
5,さいごに
今回は、文系の学部についてそれぞれの特徴に分けて説明していきました。
これらの学部は、それぞれ異なる学問分野を扱い
独自の研究領域や教育方法を持っています。
社会科学の学部では、社会の仕組みや問題を科学的に分析し
社会的な課題に対する解決策を探求します。
また、人文科学の学部では、文化や歴史の研究を通じて
人間の思考や行動の根源を追求し
文化的な脈絡を理解します。言語学・文学の学部では
言語の構造や文学作品の解釈を通じて、人間の表現力や文化的な価値観について研究します。
教育学の学部では、教育の理論や実践を学び
教育者や教育関係者としての能力を養います。
美術・芸術の学部では、美術や芸術表現の研究や実践を通じて
創造的な表現力や芸術的な感性を育成します。
文系学部では、講義やセミナー、実習やフィールドワーク
調査や研究などの方法を通じて学ぶこともできます。
さまざまな文献の研究や解釈、議論や論理的な思考が重要なスキルとなります。
また、文章やプレゼンテーション、コミュニケーションの能力も養われます。
文系学部の学生は、一般的に柔軟な思考力や問題解決能力
コミュニケーション能力が求められる職業に進むことが多いです。
そして、文系学部は、社会や文化、人間の心や行動について深く理解するための学問分野であり
幅広いキャリアオプションを提供しています。
異なる文系学部の学問分野を比較し
自身の興味や将来の進路に合った学部を選ぶことが重要です。
また、文系学部の学生は、人間や社会に対する洞察力や理解力
表現力を磨くことで、社会に貢献する力を身につけることができます。
これらのメリットと自分のやりたいことなどを
結び付けて適切に学部を選んでいきましょう。
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