時間を増やす「要約トレーニング」
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こんにちは!
左京区の京阪「出町柳駅」から徒歩2分のところにある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校 講師の川亦です!
今回はですね
時間を増やす「要約トレーニング」
というテーマでお話していきたいと思います。
皆さんですね
国語の先生に教わったことがあると思うんですけど
『要約が大事』とか
『具体例は重要でない』とか
『現代文はすべての科目の基礎になる』だの
言われたことあると思うんです
こんなことを言われてもですね
なんでそれが役に立つのかはわからないんですよね
接続詞にチェックつけてるのに伸びなくて、センスがないと落ち込んでいた受験生時代を思い返して
「要約」の核心に迫っていきたいと思います。
それでは一緒に見ていきましょう。
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1,『要約』の核心
まずですね
「なんで要約するの」、「要約って意味あるの」って話なんですけど
結論から言うと、これができるようになるだけで全科目の勉強効率が爆上がりするんですよね
控えめに言ってコスパ最強の勉強手法だと思うんです
胡散臭く聞こえると思うんですけど、ガチ人生変わるので騙されたと思って読んでみてください
皆さん、勉強するとき何を使うか思い出して欲しいんです
参考書・教科書等、多かれ少なかれ「文章」を読むと思うんですよね。
講義系の参考書とかだと、眠くなるし文字が多いしで嫌になることあるんじゃないかなと
これ仮に細かいところまで読んだとして、次の日にどの程度覚えているのって話で
まあ、大半は頭から抜け落ちてると思うんですよ
昨日、講義系参考書(教科書)で学んだ内容言えますか?
まあ十中八九、読んだ量に比して出てこないんじゃないかなと
これ、「要約する」という作業をやるだけで定着率が鬼のように上がるんですよね
ちょっと例を出しましょうか
... 人生の幸福度を決める最大の要因が「人間関係」であるということを示唆する研究がある。ハーバード大学が1938年から約80年間、724人の男性を対象に行った研究では ...
という文章があったとして
二文目では、「ハーバード大学」「約80年間」「724人」云々
まともに読んでもすぐ忘れそうな内容がちりばめられていますね
でもこれ、結論は一文目で終わってるんですよね
「なんか理屈がごちゃごちゃ書いてあるけど、要するに人間関係が大事なのね」
最初はこれで十分なんですよ
あくまで、自分の論を補強するために書いている部分まで覚える必要はないんです
自分に必要な情報(覚えるべき内容)を取捨選択する力、これこそが要約力なんですよね
ちょっと極端な例だったかもしれないんですけど
これができたら自分の記憶力の範疇で効率よく勉強できそうな気がしてきませんか?
2,要領の良さ≒要約力
周りに要領のいい人間っていると思うんですよ
あまり勉強してないのにすぐできるようになるタイプの人間ですね
私は高校時代、こういった人を「めちゃくちゃ羨ましいなぁ」という目で見ていたんですけど
これ、学習に限って言えば真似できます
素の能力値というよりかは、「意識」と「やり方」が違うだけなんですよね
少し話が戻るんですけど
参考書の長ったらしい文章に最初から真面目に向き合っても残るものは少ないんですよね
であれば、はなっからすべて覚えようとせずに
一旦かいつまんで覚えられる範囲に解釈し直せばいいって話で
要するに、要領が良い人っていうのは
重要なところをかいつまんで「程よく適当に解釈する技術」を持っている人のことなんですね
この能力は要約の練習を通して身に着けることができるんですよ
次の『脱完璧主義』で意識の変革
その次の『具体的3手法』でやり方を解説していきます
3,脱完璧主義
多分、自分の要領が悪いと思っている人の大半は
多かれ少なかれ『完璧主義』に陥っているんですよ
例えば、10段の階段があるとして
一息ですべて登れるか、と言ったら
まあ、無理なわけですよ
足の長さは人それぞれなので
一段飛ばし、二段飛ばしできる人はいるでしょうが
どうやっても登りきるには段階を踏む必要があるんですよね
完璧主義の根底には、無意識に「自分ならできるはず」
という幻想があるんだと思います
できもしない10段飛ばしをしようとしないこと
目の前にあるのが10段の階段であることを理解することがスタート地点かと
4,具体的3手法
じゃあ、どうやって要約力を伸ばすのってことになるんですけど
具体的なトレーニング手法を紹介します
①読んだ内容を図示
とりあえず、「図に落とし込む」ことが要約の第一歩です
現代文であれば、段落間の論理構造を図示したり
数学であれば、公式と、それを使う解法を図で整理してみたり
理科や社会であれば
実験や細胞の構造等をを自分で図示してみたり
人物と行った政策を図示してみたり...
どの科目でもできることだと思うんですね
②自問自答
疲れたら、ただ文字を目で追っているだけの状態になってたり
一分前に読んだはずの箇所の内容が頭に入っていなかったり
これ、結構あると思うんですよ
折角時間を割いて好きでもない机に向かっているんですから
一分でも無駄にはしたくないと思うんです
じゃあどうするのって話なんですけど
自分に質問しながら読み進めてください
参考までに質問例書いておきます
何について書いてあるか?
その箇所から何を学んだか?
どのように説明が始まり、どのように終わったか?
③かいつまんで読む
上2つの手法に慣れてくると
現代文の見開き1ページをぱっと見で
重要な箇所(筆者の主張)がどこか
その具体例はどこか
等々、『文章の骨格』が見えるようになってくるはずなんですよね
そうなれば、細かい部分に気を取られずに
必要なところだけを効率よく抜き出せるようになるわけです
要約を行う事のメリットについて解説いたしました。
現代文の「キーワード読解」には、要約用の短い文章が載っています
模範解答だけではなく
論理構造の図解まで載っているので要約のトレーニングにうってつけの参考書です
要約の習慣をつけ、要点をつかむことができるようになれば学習効率もあがり、
同じことを学ぶのにかかる時間を減らすことができます
学習効率に悩んだら、要約力が欠けていることを疑ってみるといいでしょう
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