【受験勉強】英語の過去問演習で急に長文が読めなくなる原因とは
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こんにちは！
京阪「出町柳駅」から徒歩２分のところにある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校の平井です！
今回はですね
英語の過去問演習で急に長文が読めなくなる原因
というテーマでお話していきたいと思います。
受験生の皆さんはですね
ある程度基礎や演習ができるようになったら
志望校の過去問をゴリゴリといていくと思うんですけども。
その中でですね
「あれ…？演習の参考書はめっちゃできたのに過去問全然とれんやん…」
みたいな感じで
絶望するタイミングってあると思うんですね。
まあこれ自体は皆さん絶対通る道だと思うんですけど
ここで絶望しきってモチベ爆落ちして
そのまま勉強フェードアウトしていく
ピヨピヨホッキ貝が毎年大量発生するのが良くないって話で。
この現象を解決するために
今回記事を書いていこかなと思います。
今日は英語に絞って記事を書いていこうと思うので
今絶賛英語の過去問でスランプに足突っ込んでる人は
読んでもらえたらなと思います。
それでは一緒に見ていきましょう。
１，ワイルドスピードMAX
まずですね、毎回過去問を解くときに
ワイルドスピードMAXしてしまう人が多すぎドウェインジョンソンって話で。
これどういうことかっていうと
過去問はすべて時間計って解いて
１５分くらい余らせるのが正義それ以外は稚魚！
みたいな
こういう極端な考え方をする人がいるんですね。
これをまずやめてほしいって話で
確かに過去問は時間もめっちゃ大事なんですけど
単純な話
大問全部やりきって正答率３０％の人と
大問１個できなかったけど正答率９０％の人だったら
これ後者の方が点数高いですよね。
なので確実性というところが最も重要になってきますと。
ちなみにこの確実性がどんどん上がっていくと
おのずとスピードもついてくるんですね。
そこをまず理解しておいてほしいですと。
要は自分の限界を超えたスピードで読んだらダメってことです。
とりあえず長文は目で追ってるけど
内容がほとんど頭に入ってなくて
それで焦ってさらに内容が頭に入ってこなくて
結局また読み直してトータルでめっちゃ時間かかってるみたいな
こういう状態になってしまうのでやめてほしいですと。
もちろんですね
制限時間内で元々余裕をもって読めるのであれば
時間計ってやってほしいですと。
なので最初１年分は時間計って解いてみて
余裕が全然なければ次の過去問やるときに時間計らずに
ゆっくりといてほしいですと。
英文全てにスラッシュ書いたりSVOC振ったりしても全然いいですと。
まずは普段演習の参考書でやってた通りの読み方を
過去問でも実践してほしいです。
演習の時は丁寧に文章に書き込んで構文解釈してても
なぜか過去問になると頭の中ですべてこなそうと思う人が
めっちゃ多いんですけどそんなんいきなりできるわけないので
今まで自分がやってきたことを信じていつも通り解いてほしいですと。
英語を英語で理解しようとしない
たまにですね
読むスピードにこだわるがゆえに
英語を英語で理解しようと試みる人がいるんですけど
これ良くなくて。
英語を英語で理解できるのは確かに強いんですけど
このやり方は正直ですね
センスがあるなしで相当変わってきます。
残酷な話なんですけど
これは言語的なセンスがないとほぼ無理ですと。
そのセンスのあるなしを受験期に判断するのは
リスクが高すぎるのでしっかりと英文解釈を固めて
英語を日本語に直してから理解するという工程を
徹底的に磨き上げてほしいですと。
英語を英語で理解する勉強は大学入ってからやってください。
２，英単語・熟語が詰んでいる
これはまーじで多いです。
過去問に入るとですね
長文の復習だったり志望校の問題傾向の対策だったりで
どちらかというと実践系の勉強をやる時間が増えるんですね。
そうなった時にですね
単語だとか熟語だとか文法といった
キソのキソの復習がめっちゃ疎かになって
蓋開けてみたら単語帳の序盤の単語の意味も
抜けてるみたいな
こういう状況になる人が毎年大量発生しますと。
こうなったらめちゃくちゃそっからしんどいって話で。
目安としては
単語帳の全範囲からテスト出されて
正答率９５％を切ったらもうレッドカードだと思ってほしいですと。
単語が分からんのに長文なんか
読めるわけないんですね。
単語を忘れてる状態で過去問をやるというのは
貴重な過去問をどぶに捨ててるのと一緒なので
単語帳は本当に一生回し続けてほしいですと。
特に直前期なんて完成度100％以外論外という感覚を持っていないと
志望校合格は一気に遠のきますと。
単語の完成度で95％切ってくる人は
長文の演習を完全にストップして
もう1度単語を固め直した方が
絶対に良いです。
３，自分で勝手に長文の難易度上げてる
これもあるあるなんですけど
長文の難易度を勝手に自分で上げてるパターンですね。
これどういうことかっていうと
過去問はすべての文章を逐語訳しないと！
みたいな
こういう思考に取りつかれて
その英文が結局何を言いたいのかっていう本質理解が
出来なくなってるパターンですね。
英語長文って正直内容結構シンプルなんですね。
結局この長文の話題はこれで結論はこういう事っていうのが分かれば
そんなに点数が取れないなんてことはないですと。
旧帝大・早慶以上の大学を除いて
普通に全文和訳を見ながら問題解いたらバリ簡単やと思うんですね。
長文の内容なんてそんなもんです。
なので
「結局この英文は何が言いたいのか」という
本質部分を理解する
要約練習だとか構文解釈の復習をした方が
良いと思いますと。
過去問を解くにしても解いた後に解説読んで理解して
すぐ次の年度の過去問に行くのではなくて
問題文を全文解釈して段落ごとに分けて
その段落の要旨を50時くらいの日本語で説明するみたいな
こういう練習をしましょう。
４，さいごに
いかがだったでしょうか！
今回は
英語の過去問演習で急に長文が読めなくなる原因について解説しました。
この時期は演習ばっかりに走りすぎですが
基礎が抜けると本末転倒なんですね。
受験生は演習に追われて基礎をおろそかにしがちですが
そこは勇気をもって基礎を固めましょう。
逆にまだ受験生学年じゃない人は
早め早めに初めて3年生の夏前くらいに演習に入れると
そんな精神的に詰まらないので
基礎も余裕をもって見直せますと。今からやりましょう。
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