現代文の勉強法とは!?全科目の基礎となる力を身につける!
こんにちは!
左京区の京阪「出町柳駅」から徒歩2分の所にある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校です!
このブログを書いている今は絶賛GW中ですが、自習室には何人も生徒さんが来て頑張っています!
そんな生徒さん達を見ていると、勉強のお役に立ちたいという思いが一層強まりますね。
さて、何度かお送りしている科目別勉強法、今回は現代文です!
出町柳校の生徒さんでも現代文を受講されている方は多く、
また、苦戦する方もよく見受けられます。
そして高校生や受験生一般について言っても、
現代文の勉強法がよく分からない、成績が上がらないという方は多いのではないでしょうか!
そんな方々のために、今回は現代文の勉強法について詳しく解説していきます!
そもそも、現代文を勉強する意味って…?
本題に入る前に、現代文すなわち(古文とは違う、現代の)国語を高校でも勉強する意味とは何でしょうか?
これには様々な答えが返ってくると思います。
・大学で専門的な文章を読む/自分で書く力を養う
・社会の中で、書いてある/言われた情報を正しく読み取る力を養う
・相手の感情を適切に理解し、自分の感情を適切に表現する
などなど。少なくとも上に挙げたものは全てその通りでしょう。
大げさではなく、
生活をする上で、大学生・社会人としてやっいていく上で高校レベルの現代文学習が必須なのです。
しかし!
「そんなの、あんまり実感をもって考えられない」というのが高校生・受験生の本音だと思います。
ではもっと分かりやすいことをご紹介しましょう。
ずばり、
全科目について、問題文に対するスピーディーな理解・解答に現代文力が必須
なのです!!
現代文がとてもできない人は、問題文の趣旨が分からないことがあります。
現代文ができなくはない人も、理解・解答スピードは不十分です。
現代文が十分なレベルでないと、必ず他科目に影響が出るのです!!
しかし自分では、現代文力に問題があるか否か、どこに問題があるか気づきにくいもの。
だからこそ、よく分からないうちに手遅れとならないよう、そして成績を上げられるよう、
正しい勉強法を知っておくことが重要です!
それではいよいよ勉強法をご説明していきます!
現代文の勉強法!知らない人が多い!!
まずは語彙力
日本語だからといって甘く見てはいけません。
現代文の文章は、評論にしろ小説にしろ、人一倍言葉の運用に長けた方々が著します。
しかもその著者なりのこだわり、もっと言えば哲学で言葉を選択して使っています。
よって普段自分達は使わないような用語・言い回しがどんどん出てきます。
これらの意味が分かり、それも文脈の中で理解できないとまず文章が読めません。
例えば「形而上」とはどういう意味か説明できますか?
「非合理」と「不合理」の違いを説明できますか?
それらを使って短文が作れますか?
語彙力を確認するには以上のような作業をすると良く、
現代文の学習や日常生活の中で行うことができます!
ただそれだけでは、入試で必要な語彙力があるのか分からない人もいるでしょう。
そのような場合は、現代文の語彙をまとめた参考書などを活用しましょう。
英単語と同じように考えれば良いのです!
「読む」と「解く」を順に鍛える
語彙力がついても、指示語の対応や接続詞などによる大きな文脈といったことが分からなければ、
文章が「読める」とは言えません。
よって次に、まず「読む」力を鍛えます。
これは、前述の指示語・接続詞などのポイントを押さえて読む練習するのが一番です。
この際、語彙力を基に文章を言い換え、自分なりにまとめる(=要約)ことを行いましょう。
「自分は読める」と思っている人も必ずこの作業をやってみてください!
スピーディーにできなければ、「読む」力はまだ不足しています!
こうして、内容を正しく把握しながら読むことができるようになれば、「読む」は合格です。
「読める」ようになれば、あとは「解ける」ようになれば良いのですが、
この力もなんとなくの勉強では身につきません!
そもそも「解く」ということは当然、問題が設定されているということ。
そして一口に問題と言っても、様々な訊き方があります。
選択式か記述か、というのもありますが、
注目すべきは「何を」訊くのか、ということです。
内容(「傍線部はどういうことか」など)なのか、
理由(「筆者がこのように考えるのはなぜか」「○○がこのような行動をとったのはなぜか」)なのか、
(小説では)心情なのか
などなど、様々な、しかし一定のパターンがあります。
それぞれのパターンに合わせた解き方というのは、選択式でも記述でも重要なポイントは同じです!
現代文の学習では、特に解答解説を活用して、
「何を」訊かれているのか、その場合は文章のどこに着目してどのような解答経路になるのか
ということを体系的にストックしましょう。
そして常にそれを実践していけば、ひたすら量をこなすより断然効果があります!
…とここで、
「こういうことって学校の授業でできなくない…?」
と思われている方々、実はそうなんです。
現代文の教科書は、大学受験というより「教育」目的を重視して素材が選ばれており、
また先生も文章を満遍なく解説されるので、
入試問題を意識した”ポイントに着目する”練習をしにくいのです!
ですから、学校で配布される問題集や参考書を大いに活用しましょう。
その際に重要なのは、量をこなすのではなく、
「一問からどれだけ読み方・解き方を吸収できるか」
です。
問題集・参考書に載っている文章ももちろん良質です。
なんとなくの理解で済ませてしまうのはあまりにも勿体ない!!
ぜひ、今回ご説明した質の良い勉強法を実践して、現代文の成績を底上げしてくださいね!
さいごに
いかがだったでしょうか。
最後に注意していただきたいのは、正しい勉強法が分かって実践しているつもりでも、
やはり日本語なだけに途中で手抜きになる危険性があるということです。
出町柳校の生徒さんでもしばしば見受けられます。
今回のブログを見返したり、勉強法を書き出しても良いでしょう。
手順と質を間違わずに勉強すれば、自分の実力の変化に気づけます。
他科目の勉強、日常生活、そしてこれからに大きく影響する現代文、丁寧に勉強していきましょう!!
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