不安に負けるな!受験勉強のメンタルを保つための思考法
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こんにちは!
左京区の京阪「出町柳駅」から徒歩2分の所にある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校の講師Yです!
今回は、受験において勉強と同じくらい大切な
メンタルコントロールについて話していきたいと思います。
受験期というものは、とにかくストレスが溜まる時期だと思います。
かくいう私も、受験期にうつ病を発症して勉強時間を半年無駄にし、
今は回復しましたが大学でも再発しています。
2回の鬱を経験し、
メンタル関連の自己啓発本を読みつくした私が、
受験生に知っておいてほしいことを、紹介していこうと思います。
不安とプレッシャーの中で勉強している受験生の心が、
少しでも楽になってくれれば嬉しいです。
1,はじめに
みなさん、受験勉強していてどうですか?
つらいですか?しんどいですか?
受験勉強をしていて、ストレスが溜まるのは当たり前で、
時に我慢も必要なのかもしれません。
でも、限界が来る前に、我慢をやめてください。
体調を崩して1週間勉強ができなくなれば、
1日8時間勉強したとして、56時間無駄にします。
56時間あれば参考書1冊終わります。
そして、もっとひどくなって鬱になってしまうと、
何か月、何年の時間が失われます。
私は鬱の期間、ほんっっっとうにつらかったです。
みなさんに同じ思いはしてほしくありません。
つらくなったら家族、友達、学校の先生、
塾の先生に相談してください。限界が来る前に休んでください。
健康的で文化的な生活を送りましょう。
受験勉強はそれができてからです。
2,健康で文化的な最低限の生活から!
最初に言っておきますが、
健康で文化的な最低限の生活とは、憲法での意味とは違います。
ここで言う、健康で文化的な最低限の生活とは、
長期戦の大学受験で、
最後まで心身ともに元気でいれるような生活をすることです。
正しく時間を使おう
受験勉強するために、
無駄な時間を削ることはとても大切なことです。
でも、「無駄な時間」って何のことでしょう?
睡眠時間を削っても、勉強効率が下がるだけです。
人間は、機械のように勉強はできません。
必要な時間、無駄な時間、しっかり分類することが大事です。
必要な時間
●睡眠時間
→人にもよりますが、最低でも6時間は取りましょう
●食事の時間
→3食しっかり食べましょう
●リラックスする時間
→昼休みは友達としゃべる、帰りの電車の中では音楽を聴く、
お風呂にゆっくり入るなど、
好きなことをしてストレス発散できる時間を取りましょう
(多すぎると無駄な時間になりますが・・・)
●外出する時間
→浪人生は特に運動不足になりやすいので、
カフェや自習室に行って勉強したり、
散歩に行ったりして、歩く時間を作りましょう。
歩くことで脳が活性化され、
ストレスが軽減されると言われています。
無駄な時間
●SNSやYouTubeなど、スマホを触っている時間
→勉強の休憩時間にスマホを触る人もいると思いますが、
スマホを触っていると脳が休憩できません。
すぐにやめられればいいのですが、
スマホを触っていたら何時間もたっていたという人も多いのでは・・?
●歯磨きしているとき
→私は、鏡に覚えられない単語を貼ったりしてました
●家でゴロゴロしてる時間
●電車での移動時間
●授業と授業の間
etc...探せばいくらでもありますね。
正しく計画的に時間を使えば、睡眠時間を削らなくても、
食事と睡眠以外全部勉強に使わなくても、
十分な勉強時間を取ることは可能です。
たまに、「1日15時間勉強して受かりました」
みたいなタフな人もいますが、
自分が普通の人だと自覚している人はやめた方がいいです。
3,未来のことを考えるな!!
今、
「将来のために勉強しているのに、未来のことを考えるなとは何事だ!」
と思ったみなさん、もう少し記事を読んでみてください。
「未来のことを考えない」というのは
「無計画に勉強すること」ではありません。
何が起こるかなんて予想できない
この世の中、明日何が起きるか予測することは不可能です。
明日日本にどこかの国が侵攻してくるかもしれないし、
明日地震が起きて死ぬかもしれない。
でもそんなこと考えて生きてないですよね?
受験も同じです。
お腹が痛くなって受けられなかった、
出願不備で受けられなかった、
時計を忘れて時間が分からなかった、etc...
逆に、過去問で合格点を取ったことが無いのに、
本番で得意な問題が出て受かったということもあります。
受験勉強というのは、「可能性」を引き上げるためにするものです。
英単語を勉強するのは、
その単語が入試に出る「かも」しれないからです。
数学の公式を覚えるのは、
その公式を入試で使う「かも」しれないからです。
受験なんて何が起こるか分かりません。
「受からなかったら・・・」なんて考えるのは無駄です。
今できる事を1つ1つ積み上げるしかないのです。
受験が人生のすべてではない
ここまで話してきましたが、私が1番伝えたいのは、
受からなくても人生終わりじゃない
ということです。
皆さん、少し肩に力が入りすぎていませんか?
受験に向けて一所懸命に勉強をしている皆さんは、
視野が狭くなっています。
あの大学に受からなければ人生終わりだとでもいうかのように。
もう一度言いますが、
受からなくても大丈夫です。
私の周りには、高卒で公認会計士の資格を取り社長になった人、
文系の大学を卒業したけど医学部を受け直して医者になった人、
機械科を出たけどコンサルティング会社を経営している人・・・等たくさんの人がいます。
周りの大人に、是非武勇伝を聞いてみてください。
色んな面白い話が聞けると思います。
そして、
「今日」に意識を向けてみてください。
考え方を変えるのは難しいことですが、
未来のことを考えて不安になった時には、
今日やる事だけを考えて、
未来のことは未来の自分に託しましょう。
4, さいごに
ここまで話しましたが、受験勉強ってしんどいだけじゃないです。
私も、塾の先生と話したり、
友達と化学の問題を出し合ったりして、
楽しかったこともたくさんあります。
鬱になって学んだこともたくさんあります。
ぜひ、受験勉強を楽しんでください。
受験をやりきったら、どんな結果であろうと、
得られるものは多いはずです。
皆さんの健闘を祈ります!
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