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TVを見ながら勉強するのってアリorナシ?京大生が考えてみた!

TVを見ながら勉強するのってアリorナシ?京大生が考えてみた!

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こんにちは!

京阪「出町柳駅」から徒歩2分にある、武田塾出町柳校です!

今日は、TVを見ながら勉強する、ということについて皆様と一緒に考えていきたいと思います!

この記事を読んでいただいている皆様の中には、無音の環境の中で勉強するのが苦手だ、という方も多いのではないでしょうか。

私もその一人で、入試の過去問を解くなど、本番を意識する勉強以外はほとんど何かしらの音を鳴らしながら勉強をしていました。

そのような、無音を解消する方法は、音楽やラジオを聴く、というものが多いですが、TVをつける、という選択肢も考えられるかと思います。

特に、毎日同じような音楽やラジオを聴いていて、飽きてくると、音楽やラジオの代わりにTVをつけて雰囲気を変えてみる、というのは良い気分転換であるように思われます。

では、実際、TVを見ながら勉強する、というのはアリなのでしょうか、ナシなのでしょうか。

一緒に考えていきましょう!

 

結論から言うと・・・

結論から言ってしまうと、TVを見ながら勉強をするというのは、正直あまりお勧めできません。

理由は、音楽やラジオと比べて圧倒的に集中力や効率が低下するからです。

また、音楽やラジオに関しても、向いている勉強とそうでない勉強があります。

勉強は環境音がする場所でしたほうがいいです。

勉強の前に音楽を聞いてやる気を出して、勉強中は音楽を聞かない、というのも作戦の一つです!

なぜTVは集中力や効率が低下するのか

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TVと、音楽・ラジオの最も大きな違いは何でしょうか。

それは、TVには音に加えて、映像という要素が含まれているということです。

音だけのメディアであれば、勉強する際も視線は机の上の問題や参考書に向けたまま楽しめます。

このため、音楽やラジオを聴きながらでも、集中力は十分維持できると私は考えています。

一方、TVなどの映像主体のメディアでは、視線さえもそちらに向いてしまいます。

どれだけ頭の良い人でも、手元を見ずに勉強を進めることはできません。

また、視覚・聴覚という2つの感覚を勉強以外のことに奪われるため、仮にチラ見しながらのTVでも集中力・効率は相当落ちると考えていいでしょう。

よって、TVは音楽やラジオに比べてはるかに勉強の質を落としてくると言えます。

どうしてもTVが見たいときは?

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そうはいっても、どうしてもTVが見たいときってありますよね。

毎日同じように音楽を聴いていると、仮に曲のジャンルを変えてみても、勉強しているシチュエーションは変わらないので、その状態に飽き飽きしてきます。

メチャクチャ分かります。

クラシックを勉強中聞いている人が、それをロックに変えたところで、大幅な気分転換にはならないでしょう。

勉強する上で一番怖いのは、勉強が嫌になることです。

気分転換が必要、たまにはTV見ながら勉強したっていいじゃん、という気持ちも、勉強を長続きさせる上では大切だと思います。

こんな状況になった時、できるだけ勉強の効率を落とさずにするためには、TV番組のジャンルが非常に大切です。

おすすめなのは、

1,音楽番組

2,トーク番組

の2つです。

この2つに共通する特徴として、見なくても音だけで楽しめる、というものがあります。

つまり、先ほど述べたTVのデメリットを最小限に抑えることができます。

音楽番組は、自分の好きな歌手ならパフォーマンスも見たいと思ってしまいますが、そこまで興味のないアーティストの場合は純粋にBGMとして聞き流せるとおもいます。

音楽番組の中でも特におすすめなのが、特番などの時で多い、「○○ランキング」のような企画です。売上ランキング、春ソングランキングなどいろいろありますが、このような企画では、パフォーマンスなど視覚的要素が無く、延々と曲が流れているだけなので、聴覚だけで楽しむことができます。

今まで聴いたことの無い音楽に出会えることもあるので、その意味でもおススメです!

また、トーク番組は、何か動きを伴うような企画があるものよりも、純粋に芸人さんや俳優・女優さんの話術だけで番組を盛り上げるようなものがおすすめです。

視覚的な集中力を奪われにくいばかりか、高い話術を持った人たちの話し方は、純粋に、面白い話の仕方の勉強にもなります!

落とし穴に注意!

単純な勉強にはBGMは可能

同じ勉強でも、暗記、計算などの単純なものから、現代文の読解など思考力を使うものなどがあります。

最近の研究では、暗記や計算などの軽い勉強においては、音楽をかけてもかけなくても、さほど、関係ないことがわかっています。

しかし、思考力を使うものなどに関しては、その効率が下がることがわかっています。

ですから、定期テスト前に暗記をしなきゃいけない、単語をおぼえなきゃいけない、というときは、音楽やラジオをかけても大丈夫であると言えます。

逆に、初めて取り組む分野だったり、難しい問題や、長文を読むときなどは、音楽やラジオは耳にしないほうがいいでしょう。

複雑な思考を必要とする際は、BGMはジャンルによらず邪魔になるという研究者もいます。

音楽やラジオの使い方

でもどうしても音楽を聞きたい、音楽を悪者にしたくない、という人もいます。

では、どうやって音楽を使ったらいいかというと、モチベーションを上げるために使う、というのが一つの答えだそうです。

どうしても集中できないときは、無理に集中しようとしなくても大丈夫です。

まずは机を離れて、10-15分ほどすきな音楽を聞きましょう。

散歩してもいいかもしれません。

自分にとってのテーマソングなどを決めておいてそれでモチベーションをあげて勉強に臨むといいでしょう。

机にむかったら音楽を切って勉強しましょう。

完全無音は逆に脳にストレス

ただ、難しいのは完全無音になってしまうと、逆に集中力が下がることがわかっている点です。

脳は、することがない時、頭の中で自分で会議をするという特徴があります。

脳は暇な時、一人でしゃべっています。

我々が勉強に集中しているとき、100%それに集中しているということはありません。

脳は耳から入ってくる音を無意識で分析しています。

しかし、静かすぎるときは、それをする必要がないため、脳は暇になり、「なあなあ、実はちょっと飽きてきてない?」「自分、そろそろ集中力切れてきてない?」などと自分自身に語りかけます。

すると、そこで集中力がきれたり、めんどくさい、という気持ちが湧いてきてしまいます。

ですから、脳を暇にさせないように、ちょっとぐらい環境音(人の話し声、ものおと)があったほうがいいのです。

このように、長時間、無音に近い環境で勉強することは、実は人間の脳の構造上あまり好ましくありません。

そんなときは、人の声が多少聞こえる環境に移動したり、BGMではなくホワイトノイズなどを流すといいでしょう。

参考: https://lidea.today/articles/002134

まとめ

いかがだったでしょうか。

ちなみに私はTVも音楽もメチャクチャ大好きです!

勉強の時は、無音で、ただ目の前の勉強に集中するべきだ!!という人も多くいますが、私はそれだけが正解とは思いません。

一番大切なのは、できるだけストレスなく勉強を進めていけることだと考えています。

ただ、勉強の種類によって賢く使い分けは必要ですし、出来ないならやらないほうがいいでしょう。

心地よく、なおかつ集中力も保てる環境を見つけられれば、自然と机に向かう習慣もつけやすいと思います。

勉強が忙しくても、食事睡眠は大切にしてくださいね。

では!

 

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