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通学途中は何を勉強したらいい?京大生の経験から考察!

通学途中は何を勉強したらいい?

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こんにちは!

京阪「出町柳駅」から徒歩2分にある、武田塾出町柳校です!

今回は、電車やバスなど、公共交通機関を使って通学している人に向けて、通学時間、いわゆる「スキマ時間」をどう活用するかについて考察してみます!

私は高校生の時、バスが30分、電車が5分強、バスと電車の間の待ち時間が5~15分といった感じでした。

地方の出身なので、朝の通勤ラッシュの時間でもこのくらい電車を待たないといけなかったんですよね…(笑)

ですので、1日に往復で1時間半くらいの時間を交通機関に乗って過ごしていました。

つまり、1週間で考えると、平日だけでも7時間半という時間になります。

1年で考えると膨大な時間になりそうですよね。

つまり何が言いたいのかというと、通学時間を勉強にうまく充てることができれば、勉強時間を大幅に増やすことができるのです!

しかし、勉強時間が増えるのと学力が向上するのは、必ずしもイコールの関係ではありません。

増えた勉強時間を「効果的に」使って初めて学力の向上につながるのです。

では、効果的、とはどういうことでしょうか。

ここでいう効果的とは、交通機関に乗った状態で勉強するのに相応しい教科を選び、その中でさらに最適な勉強スタイルを採用する、ということです。

ここからは、それらについて具体的に見ていきましょう!

 

交通機関に適した教科とは?

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まずは何の教科を勉強するのか選ぶことから考えていきましょう!

各教科の特徴を考えるとき、大きく分けて「暗記系」と「演習系」の2つの特徴があると私は考えています。

例えば、英語ならば、

単語や熟語、英文法の暗記…「暗記系」

長文読解…「演習系」

で、各特徴のボリュームとしては、半々くらいでしょう。

数学ならば、

公式の暗記…「暗記系」

実際に問題を解く…「演習系」

で、ボリュームとしては1:9くらい、公式は丸暗記ではなく使いながら覚えていくものだ、と考えると、演習系が数学の学習のほぼ10割を占めているといっても過言ではないでしょう。

さて、バスや電車の中に勉強机はもちろんありません。机の有無以前に、座ることすらできないというケースも、特にラッシュ時は非常に多いです。

このことを考えると、問題集と参考書を開けて、じっくり時間をかけて臨みたい「演習系」の学習よりは、「暗記系」の学習の方が交通機関の中の勉強に向いていることは明白ではないでしょうか。

よって、英語の単語や、社会や理科(化学・生物)、国語の漢字、古語を「暗記」することに時間を割くのが、まず「何を勉強するか」という選択に際しては最適な選択であると考えられます。

 

どのように勉強を進めていくべき?

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何を勉強するのかは分かりました。

では、それらをどう勉強していけばよいのでしょうか。

勉強のやり方・進め方をここでは考えていきましょう。

最もやってはいけないがよくやってしまうNG勉強法に、なんとなく単語帳をパラパラめくってだらだらと時間が過ぎる、というものがあります。

この勉強法で問題なのは、目的意識を持たずに適当に見ているだけ、というところです。

ここで言う目的とは、もちろん、暗記したいものを確実に暗記することです。

正しい目的の立て方と、その実践の仕方について考えてみましょう。

目的は、暗記したいものを暗記することであると言いましたが、「暗記したいもの」とは何でしょうか。

もちろん、試験に出る単語や用語なのでしょうが、一番暗記したいのは、暗記できていないもの、ですよね!

メチャクチャ当たり前のことを言ったようですが、これが意識できていないことが非常に多いです。

よって、勉強の進め方の第一段階として、既に暗記できているものと、まだ暗記できていないものを分けることから始めましょう。

具体的には、単語帳・用語集の1周目に、知っているものをバツ印を打つなどして、排除していきましょう。これにより、勉強する前から知っているような楽勝単語・楽勝用語を何度も見るという無駄な時間をなくすことができます。

ここから、単語帳・用語集を何周もして少しずつ覚えていくという作業をしていくわけですが、この時も、漫然と眺めているだけでは意味がありません。

1周目と同様、まだ暗記できていないものに焦点を当てていく意識・工夫が重要になります。

具体的に、200個の単語を覚えるという設定でスケジュールを作って考えてみましょう。

1日目 1~50

2日目 51~100

3日目 101~150

4日目 151~200

5日目 1~200

6日目 1~200

……

こんな感じでどうでしょうか。

3周することを目標にしているのですが、これをスムーズに進めるためにはさらに工夫が必要だと考えられます。

1~4日目では、間違えた単語を囲うなどして、目立たせます。正解した単語は排除してしまいましょう。

次に、5日目は1~4日目で間違えた単語のみ見ていきます。

この時、正解出来たら排除してよいですが、また間違えたら2と横に書きましょう。(「正」の字でやるのがおすすめです。)

6日目は、2と書かれたものを徹底的に頭に入れましょう。ここでも間違えたら3と書いていきましょう。

以上のことを、200個全部完璧になるまで続けます。

この勉強法の良いところは、もう一度この200個を見直す時、ついている印によって覚える単語に優先順位を付けられるという点です。

また、勉強の跡が形として残るので、モチベーションの維持にも効果がありそうです。

 

このように、目的意識をもち、工夫して勉強を進められれば、通学時間を最大限に活用でき、周りと大きく差を付けられそうですよね!

 

 

 

今回のブログが皆さんのお役に立てたなら幸いです。

体に気を付けて勉強頑張ってくださいね!

 

 

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