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英語長文で出てくる「知らない単語」って全部覚えるべき?

英語長文で出てくる「知らない単語」って全部覚えるべき?

想像を絶する量の英単語

こんにちは!

京阪「出町柳駅」から徒歩2分にある、武田塾出町柳校です!

今回は、英語長文の勉強をしていると必ずぶち当たる、「知らない単語」を、果たして全部覚えたほうが良いのかどうか、皆さんと一緒に考えていきたいと思います!

特に難しい問題や過去問を解いていると、「うわ!この単語なんやっけ?」「こんな単語見たことない…」など、単語に関して悩む機会が多いですよね。

しかも、語彙を増やすために、長文を解き終わった後、解説の重要語彙的なところを見ると、ものすごい量が載っていて、一気にやる気が削がれる…なんてこともあります。

ただここで、やる気が削がれるからと言って覚えないのも罪悪感を感じるというのもまた事実ではないでしょうか。

そこで今回は、このような「知らない単語」をどう捌いていけば良いのか、考えていきましょう!

 

結論:全部は覚える必要ない!

さて、全部覚えなくてよい、と書きましたが、もちろん、初学者向けの基礎的な単語しか出てこないような問題ではきちんと丁寧に覚えておくべきです。

しかし、上級者向けの問題や、志望校の過去問などについては、全部覚える必要はない、と私は考えています。

その理由を、大きく2つに分けて解説したいと思います!

1,全部覚えていたら長文の数をこなせない

積読

英語長文は、日本史の用語のように、何かを覚えたらいい、というものではありません。

現代文などと同様に、まったく同じ問題が出題される、というのはあり得ないため、すべての問題に通じる読解力柔軟な対応力がかなり要求されます。

そんな英語長文において、知らなかった単語をいちいち全部覚えていたら演習量が減ってしまい、例えば本文を早く読むトレーニングや記述答案の書き方の練習など、本来長文読解演習で行うべき勉強が疎かになってしまう危険性さえあります。

いくら他人の2倍英単語・英熟語を知っている人でも、演習が他人の半分しかできていなければ、読解力や対応力が未熟なまま問題に臨むこととなってしまい、結局たくさん演習した人に負けてしまう、というのが英語長文です。

しかし決して、単語力が必要ないというわけではありません。

英語長文とは、英単語の集合体ですから、単語を知らない人に長文が解けるわけはありません。

なんだか矛盾していることを言っているように聞こえますが、要するに、長文読解をマスターするためには、「読解力・対応力」と「単語力」の両方が必要なのです。

どちらが欠けてもいけません。

そこで、「読解力・対応力」を身につける時間を確保するためには、覚える単語を取捨選択する必要があるのです。

では、取捨選択はどのようにすればいいのでしょうか。

次の節で解説します。

 

2,全部が「出る単語」とは限らない

いえすおあのー

「知らない単語」の取捨選択をするにあたり、その分類を行う必要があります。

「知らない単語」には2種類あります。

  (i)  見たことはあるが忘れた単語

(ii)一度も見たことが無い単語

(i)については、少なくとも2回以上登場している単語ですので、今後も、もしかしたら入試本番で登場する可能性が(ii)より高いです。

したがって、(i)は迷わず確実におさえていきましょう。

問題は(ii)です。自分が見たことがないからと言って、重要度が低いとは限りませんよね。

ココが難しいんです。

だからと言って全部覚えるのは効率が悪いですよね…

重要な単語と重要でない単語を完璧に分けるのは不可能ですので、私自身が受験生の時に行った区別の目安をご紹介します!

動詞は覚える

―――未知の動詞は名詞に比べて類推が難しいから

明らかにマイナーな専門用語は捨てる

―――日本語でも聞いたことの無いような用語は、受験生のほとんどが知らないという前提でおそらく作られているため、類推できるヒントが隠されているor分からなくても解けるようになっているから。

―――イチイチ覚えていたらキリがない単語の代表格。

専門用語について、志望大学の過去問によく出てくるジャンルの用語なら、余裕があれば覚えておく

―――その大学の入試で出会う可能性が他の専門用語より高いから。

―――ライバルとなる他の受験生が対策しており、ここで差を付けられる可能性もあるから。

…と、こんな感じでしょうか。

これらは私の例であり、読解・対応力の研鑽にどれくらい余裕があるか・志望大学がどれくらいのレベルの語彙力を要求してくるか、によってこの目安は変わると思います。

ただ、どの大学を受ける人にも共通して言えることは、

知らないというだけの理由で、未知単語を隅から隅まで丸暗記するのは非効率的だということです。

ぜひ、自分に合ったやり方を見つけてから知らない単語に向き合ってくださいね。

 

いかがだったでしょうか。

少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。

たまには友達と遊んだり、息抜きもしてくださいね!

では!

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