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【数学】中学数学と高校数学って何が違うの?京大生が解説します!

中学数学と高校数学の違いって何?

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こんにちは!

京阪「出町柳駅」から徒歩2分にある、武田塾出町柳校です!

今回は、中学数学と高校数学の違いについて考えていこうと思います。

みなさん、高校数学って、中学数学の単なる延長だと思っていませんか?

その考えは、半分正解で半分不正解、という感じです。

例えば、「高校で習う因数分解」は、「中学で習う因数分解」の応用ver.です。

しかしながら、高校数学というのは厄介なもので、「中学数学の内容をちょっと難しくしたもの」というわけではないのです。

特に新高1生の方は、徐々にそれに気づいて戸惑っている方もいらっしゃると思います。

では、一体何がそんなに違うのでしょうか。

今回は高校数学が特に中学数学と異なる点を2つ挙げて考えてみたいと思います。

早速見ていきましょう!

1,記述での解答が求められる

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高校数学では、テストや模試、大学受験の2次試験など、多くの場面で、記述で答案を書くことが要求されます。

記述で答案を書くとはつまり、解答の結果(解)だけでなく、その結果に至るまでの過程を文章で記すということです。

したがって、高校では、数学においても、自分の考えを採点者に正しく伝えるための国語力が必要となります。

よって、高校数学では、最終的な解が合っていても、そこに至るロジックが見当違いなものであれば、10点中2~3点しかもらえない、ということも往々にして起こるのです。

また、高校の数学の問題は非常に複雑なものも出題されるので、国語力が欠如した、支離滅裂な記述答案を書いていると、採点者に正しく評価してもらえないばかりか、答案を書いている途中で自分の頭の中が混乱してくる、という非常事態も起きかねません。

しかし、これまで解だけを答えればよかったものを、高校に入った途端その過程まで記せ、と言われてスラスラと書ける人はいません。

ではどうすればいいのでしょうか。

一番簡単で確実な方法は、教科書や参考書の記述の書き方をそのまま真似することです。

これらの記述答案は、いわゆる「満点解答」のお手本ばかりなので、これの真似をして減点されるということはまずないでしょう。

このようにして正しい記述の書き方を身につけられれば、記述での減点が無くなるだけでなく、自分の頭の中もきちんと整理しながら解き進めることができるので、難問にも挑めるようになると思います!

 

2,定義・定理・公式が多い

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お手元に「高校数学公式集」のようなものがあれば、パラパラと見ていただきたいのですが、とにかく多いうえ、使われているのは文字や記号ばかりでパッと見何のことか分からないと思います。

覚えるだけでも一苦労、と思われるかもしれませんが、実際問題を解くときには、問題文から使う公式をこれらの中から見出し、利用していかなければなりません。

ここまで聞くと、「あー絶対無理」と投げ出してしまいそうですが、決して無理ではありません。

大切なのは、大量の定義や定理、公式にビビッてがむしゃらに丸暗記しようとせず、一つ一つの意味や使い方をじっくり時間をかけて修得していくことです。

「そんなことは分かってる」という意見もありそうですが、これができていない人が意外と多いんです。

高校の教科書には、定義などを太字で、しかもご丁寧に色つきの枠の中で紹介しますが、これ、意外と落とし穴なんです。

というのは、過剰に強調された結果、その前に書いてある、その定義などが導かれる理由や条件の記述を無視しがちになってしまうのです。

これにより、出題者が、定義などの意味・本質を理解しているかどうか問う意図で作った問題に出会ったとき、手も足も出ないという状態になってしまいます。

また、一見すると何の分野を問うているのか分からないような出題をされたときも同様で、定義などの背景を知らないと取っ掛かりがつかめず、白紙答案になってしまう、というのもよくある話です。

少し不安を煽るような書き方をしてしまったかもしれませんが、定義などを新しく習った時には、その背景をきちんと理解し、問題を解く中で理解が不十分だと感じたら、今一度定義などを焦らず再確認することが重要なのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

高校数学は、正直、一筋縄でいくものではないですが、深い理解をし、問題数をこなして場数を踏めば、勝てない相手ではないです。

そこは中学数学と同じ点だと思います。

今回のブログが皆さんの日々の勉強のお役に立てたならば幸いです。

勉強は疲れるし大変かと思いますが、息抜きしながら頑張ってみてください!

では!

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