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【生物記述対策】絶対に伸びる記述問題の攻略法を解説!

【生物記述対策】絶対に伸びる記述問題の攻略法を解説!

数学を勉強する手

みなさん、こんにちは!

京阪「出町柳駅」から徒歩2分にある、武田塾 出町柳校です!

前回のブログに引き続き、今回も高校生物についてのお話をさせて頂きたいと思います!

生物選択って、物理選択に比べて生徒も先生も数が少なく、勉強法に困りがちな傾向にあると思います。

ですので、今回のブログがみなさまのお役に少しでも立てたら幸いです!

では、さっそく本題に入っていきましょう!

「記述」を因数分解しよう

ややこしい書き方をしてしまいましたが、要するに、記述というものがどのような要素で構成されているのか考えようということです!

私は、記述とは、

「必要な語句」を「正しい現象の流れ」に沿って配置し、問われている現象を説明するもの

だと考えています。

このために必要な視点が、

・語句

・現象の流れ

です。

 

わかりやすく例を挙げて考えてみましょう。

「静止電位がどのように生じるか説明せよ」という問題があるとします。

この問題の解答は、

「ナトリウムポンプの働きにより、Na+は細胞外、K+は細胞内にそれぞれ輸送されるが、細胞膜はK+に対して透過性が高いため、K+も細胞外に流出し、その結果、細胞外は正、細胞内は負という電位差が生じ、これが静止電位となる。」というような感じでしょう。

(もちろん、回答欄の大きさによってどこまで詳しく書くかは変わってきます。)

では、先ほど挙げた2つの視点を基にこの回答を紐解いていきましょう。

まずは「語句」。

電位の話題なので、「Na+」「K+」という語句が全く入っていない解答はおそらく容赦なく0点を食らうでしょう。

次に「現象の流れ」。

「現象の流れ」というとややこしい表現なのですが、この解答で言うと、

細胞内・外や流出・流入が逆では、いくら「Na+」「K+」という語句をきちんと使っていても点数はもらえない

のです。

 

今、減点される話ばかりしてしまいましたが、

逆に言えば、「Na+」「K+」という説明に必要な語句を、「流入・流出」などの流れを間違えないように書けば簡単に満点がとれてしまうのです。

 

いかがでしょうか?すこし希望は見えてきたでしょうか?

では、次項からさらに深く記述問題を攻略していきましょう!

 

「語句」と「現象の流れ」の攻略法

語句は一問一答を徹底的に

語句の重要性

「語句」と聞いた時、どのような印象を抱きますか?

もしかしたら、「初歩の初歩すぎて…」みたいに思われているかもしれません。

確かに語句は初歩の初歩です。

しかし、ナメてかかってはいけません。

純粋に数が半端じゃなく多いんです

100や200ではないです。500は優に超えてきます。1000に手が届くかもしれません。

ですが、だからこそ差がつくんです。覚えているだけで。

ものすごいお得じゃないですか?

事実、超難関大学である京都大学の生物でも、単純に基本的な語句を問うてくるような出題があります。

それほど、語句というものは生物において重要な位置を占めるものなのです。

 

それだけではありません。

語句を本当に丁寧に修得すれば、それだけで記述力が格段に上がります!

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そのための方法を解説していきます!

「問題文→語句」、「語句→問題文」の二段構え

語句を記述力アップに生かせるような勉強法とは何でしょうか?

「一問一答」と項のタイトルに書きましたが、語句を延々と紙に写しているといった勉強法では、どれだけ時間があっても足りないばかりか、応用力も全くつきません。

覚えた語句を記述に応用できるよう、工夫して取り掛かることが必要です。

その最有効なのが、

「問題文→語句」と「語句→問題文」の両方をマスターすることです。

まずは「問題文→語句」という形で覚えます。

そして、覚えたら、次は向きを逆にして、「語句→問題文」という形でも覚えていきましょう。

この際、文章を一字一句覚えていこうとするのは非効率的です。

問題文をすべてそのようにして覚えようとするのは、短編小説の1つや2つ丸暗記するような文字量をおぼえようとすることなのです。

ではどうすれば良いのか。

「絵でイメージ」することに重きを置くのです。

こうすることで、絵をイメージし、それを覚えるだけで良くなります。

なぜなら、絵をイメージできるようになったら、あとはその絵を言葉で説明すれば問題文の完成だからです。

これにより、何千文字も暗記しなければならなかったのが、数十個の絵をイメージできるだけで良くなったのです!

めちゃくちゃ省エネではありませんか?

これにより、「問題文→語句」と「語句→問題文」の両方を比較的簡単にマスターできるようになるでしょう。

 

ここまで来たら、現象の流れもいつの間にか掴めている

語句を覚えているはずだったのが、2つ目の要素「現象の流れ」もすでにマスターできていたようです!

しかも、確実に語句を覚えたうえでの理解なので、盤石の体制です。

記述対策の問題集に出てくる問題を丸暗記するようなこともしなくて済みました。

あとは、確実に覚えた語句と生命現象の流れとともに、

イメージを言葉で説明するというスキルを使えば、たいていの記述問題には解答できます。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

語句を「問題文→語句」と「語句→問題文」の両方の面からマスターし、現象の流れも把握する。

こうすれば、記述問題に対して確かな方向性をもって効率的に対策できるのではないでしょうか。

このブログが少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

では!

 

 

 

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