【物理勉強法】物理の効率良い勉強にオススメの参考書と取り組み方!
みなさん、こんにちは!
京阪「出町柳駅」から徒歩2分にある、武田塾 出町柳校です!
今回は、武田塾が推奨する勉強法の中の
物理の勉強法
についての記事です。
私は高校3年の春まで、物理がとても苦手でした。(勉強を全くしていなかっただけですが。)そこで、受験生なのにこのままではまずいと思い勉強を始めたところ、すぐにメキメキと成績が伸びた過去があります。その当時は「自分は実は物理得意だったんだなあ」と思っていたのですが、実はその当時の私の勉強法と武田塾推奨の勉強法が酷似していました。
武田塾の勉強法となぜその勉強法が良いのかという理由を知って、確かにこの勉強法が適しているなと思ったので、皆さんにもその勉強法を共有していこうと思います!
物理ってどんな科目?
物理は、理屈を理解するまでのハードルが高い科目であり、基礎の部分を飲み込むのが大変な科目です。
物理の問題を解く上で頻出なのが、エネルギーの関する議論です。エネルギーに関する数式を目で追って、計算の内容が分かったとしても、エネルギーというのは目に見えにくいものですのでどうしてもイメージがうまくできない人が増えてきます。そして、そういう人が物理が苦手になってしまいます。
ただ、一度基礎を仕上げてしまえば、あとは少し計算が面倒くさくなったりする程度で、基礎の延長で解いていくことができる科目でもあります。
つまり、物理で脱落してしまうのは、基礎をうまく乗り切れていないからなのです。
そんな基礎がうまく行かない人にこそ意識して欲しいのが、まずは解ける問題を増やすということです。具体的に言うと、問題のパターンや公式を覚えて、問題を解いていく中で使えるようにするという作業を初めにするべきです。この方法で、結構な数の問題ができるようになります。これは、物理に限らず理系科目全般に言える話です。
上でも書きましたが、物理は理屈の理解が難しく、それよりも問題を解くことの方が簡単で楽なのです。そうして問題を解く術を身につけてから改めて理屈を読み直してみたり、より詳しい解説を受けることで、やっと理屈が分かるようになるのです。
勉強プラン
ココから具体的にどう勉強していくかを述べていきますが、絶対の方針として、
まずは各単元を1つずつ仕上げていく
ということは分かっておいてください。これは、「とりあえず解ける問題を増やす」ためです。
では、見ていきましょう。
⓪橋元の物理基礎をはじめからていねいに・漆原晃の物理が面白いほどわかる本
以下に紹介する問題集は、とても勉強になるのは間違いないのですが、その問題と解説だけではどうしても根本的な理屈の理解が難しくなってしまいます。そこで、これらの参考書を、問題を解いていく中でどうしても納得できない部分があった時に参照していくようにしましょう。
①物理のエッセンス 力学分野
まずは力学からです。力学は、力のつり合い・エネルギー保存・運動方程式など、物理全体の基礎となる考え方が多く出てくる分野です。まずはこの力学の初歩的な内容を問う問題を確実にクリアできるようにしていきましょう。
また、エッセンスは数式の解説が丁寧なのはもちろんですが、特に物理において図を描いて考えることがいかに大切かを教えてくれる参考書でもあり余す。
図が描けない人は大体物理はできません。解き方と一緒に図を描くことの重要性も学んでください。
②良問の風 物理 力学分野
物理のエッセンスで初歩的な問題が解けるようになったら、次は良問の風で実際の入試の形式の問題の練習をしましょう。
どういう状況の時にどの公式が使うのが有効なのかということを意識して取り組んでください。
③物理のエッセンス 電磁気分野
続いて電磁気に入っていきます。やることは変わりません。問題のパターン、公式を覚え、使いどころを覚えて問題を解いていきましょう。
この分野は電子の動きや電流の動きをうまく把握できるかが難所になってきます。また、回路を簡潔に書き表すことも必要です。磁界が絡んでくる問題は、一見難しそうに見えますが、実はほとんど力学の問題だったりします。
最初はとっつきにくいかもしれませんが、めげずに頑張りましょう。
④良問の風 電磁気分野
力学と意識することは同じです。
物理のエッセンスで初歩的な問題が解けるようになったら、次は良問の風で実際の入試の形式の問題の練習をしましょう。
どういう状況の時にどの公式が使うのが有効なのかということを意識して取り組んでください。
本当に同じ文になってしまいました(笑)
⑤物理のエッセンス 波動分野
波動分野では、正弦波(y=sinθのやつ)が登場したり、xを考えるのかtを考えるのかよくわかんなかったりと、一見難しく見えるかもしれませんが、式の形、意味をよく考えることで大分理解がしやすくなる分野でもあります。
全体的に、波の問題では位相を表す部分に着目しながら公式を覚えていくのがコツです。
⑥良問の風 波動分野
意識することは常に同じです。
物理のエッセンスで初歩的な問題が解けるようになったら、次は良問の風で実際の入試の形式の問題の練習をしましょう。
どういう状況の時にどの公式が使うのが有効なのかということを意識して取り組んでください。
⑦物理のエッセンス 熱分野
熱分野では、気体の動きを追っていくわけですが、考え方で今までと異なる部分が一つあります。それは、今までは1つの物体のふるまいを考察していたのに対し、熱分野では空気全体のふるまいを考える(一つ一つの粒子の動きは気にしない)という点です。性質が同じ空気の塊を一つの物体と捉え直すという考え方もできそうですね。
また、この分野では動きの方向に特に意識をしてください。仕事量やエネルギー変化のイメージが特にしづらいところなので、自分が最初に決めた設定を忘れずに意識してください。
⑧良問の風 熱分野
お馴染みの。
物理のエッセンスで初歩的な問題が解けるようになったら、次は良問の風で実際の入試の形式の問題の練習をしましょう。
どういう状況の時にどの公式が使うのが有効なのかということを意識して取り組んでください。
⑨物理のエッセンス 原子分野
試験本番に出る頻度はそんなに高くない分野で、対策が不十分な受験生も多い分野です。その分、差がつけやすい分野とも言えます。
この分野は、高校範囲では問題を難しくしようがないので、ただの覚えゲーです。ファイト!
⑩良問の風 原子分野
ついにこれで最後です。
物理のエッセンスで初歩的な問題が解けるようになったら、次は良問の風で実際の入試の形式の問題の練習をしましょう。
どういう状況の時にどの公式が使うのが有効なのかということを意識して取り組んでください。
以上!
おわりに
いかがでしたか?
今回の記事が物理に悩む皆さんのお役に立てば嬉しいです。
では!
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