【現代文勉強法】現代文なんて勉強しても意味がないと思っている君へ
この記事は約5分で読めます
こんにちは!
京阪「出町柳駅」から徒歩2分の所にある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校の平井です!
今回は
現代文の勉強法
についての記事です。
私は現代文を全く勉強してきませんでした。
勉強したところで伸びないと本気で思っていたからです。
この世に生を受けた日から受験勉強をするに至るまでの18年間、日本人たる私は日本語というものに常に触れてきたのです。
今更勉強なんてしても成果はたかが知れてるだろうと。
だったら他の科目をやったほうが利口だろうと思っていました。
しかし、最近生徒に教えている中でだんだん現代文の能力の大切さに気付いてきました
。というのも、現代文ができなかったら他の教科もできないのです。
英語長文の解釈・読解・和訳や英作文、数学の問題文の条件整理などでも要となってくるのは現代文の能力だったりします。
いやめっちゃ大事じゃないですか・・・私はなんてことをしていたのでしょうか
私のような悲劇のモンスターを生み出さないためにも、今回は現代文の勉強法を皆さんに伝授していこうと思います。
「いやでもお前今まで全く現代文勉強してこなかったんじゃねえのかよ」と思ったそこのアナタ。
安心してください。今日お伝えするのは武田塾流・現代文勉強法です。
1,やり方が分からない現代文
現代文のいちばん難しいところは、
勉強のやり方がはっきりと分からない
というところにあります。
英語のように単語を覚える作業が必要かと言われればそうではなく、数学のように定理や公式が登場するわけでもない。
漢字やキーワードを詰め込んだところで点数がグッと伸びたりもしない。
「何か具体的な対策が必要ない科目」
であり、それはすなわち
「何をすれば良いか分からない科目」
でもあります。
でも、何となくである程度解けちゃったりする。
かと思えばまた解けないこともある。
現代文は、そんな危うさを常にかけている科目なのです。
2,鍛えないといけないのは、「読み方」と「解き方」!
現代文に取り組むうえで、やることが大きく分けて2つあります。
「読む」
という作業と
「解く」
という作業です。
「読み方」を磨け!
現代文の問題を解いていて、
「今回の文章全然読めなかった」
という経験、一度はあるのではないでしょうか。
なんでそうなるのでしょう。
読んでも意味が分からない。集中力が持たない。読むスピードが足りず間に合わない。
いろいろ原因はあると思います。
その中でも大きいものと考えているのが、現代文慣れが足りていないことです。
皆さんが普段読む本と現代文に出てくる文章って全然雰囲気が違うんじゃないですか?(或いは普段本なんか読まなという人もいるでしょう。)
そういう人がいきなりハイレベルな現代文を解こうとしてもまあ無理でしょう。
だから、簡単な教材から始めて、現代文チックな分に慣れることが必要になってくるのです。
音読もおススメです。
これは、声に出すことによって読み飛ばしを避けることや、声に出す前に文の意味の流れ、区切れを追う習慣をつけることに効果があります。
これを意識するだけでも結構変わってきます。
次に、問題文の具体的な読み方を見てみましょう。
武田塾推奨の読み方は
①本文を読み、大体の内容を把握! ②設問を読む! ③設問を踏まえ、本文を読む! |
です。本文→設問→本文!!!
現代文の設問には本文の一部を読めば解けるものと全体を読まないと解けないものがあり、
この読み方はその2つのパターンにうまく対応するための読み方になっています。
まず、本文全体を押さえてから設問ごとに読み方を変えていきましょう。
「解き方」を磨け!
ちゃんと読めるようになったところで、次に解き方を見ていきましょう。
マーク式の試験で点を取るには、
「選択肢を切る」という技術の精度
が求められます。
選択肢の切り方をうまくするには、まず、出題者が意図する間違えさせ方のパターンを知り、覚える事が有効です。
例:逆のことが書いてある、書いてないことが書いてある、書いてあるけどこの問いに対する答えではない、など
こうやって間違えさせ方を覚えることで、選択肢の判断基準がわかり、問題文の重要な部分とその読み方もわかるようになります。
要点を捉えるのがうまくなるのです。
まずは2択まで絞れるようになりましょう。
この解き方ができるようになると、要点を自分でまとめることで記述もできるようになります。
やり方はわかったけどしっかりできているか不安という方は武田塾の無料受験相談におこしください!
3,現代文の勉強で気を付けること
毎日触れること!
現代文の考え方は、鈍るのが早いです。
これはなぜかというと、現代文で出てくる文章中の日本語へのアプローチの仕方と普段皆さんがする会話や読む本に登場する日本語のアプローチの仕方に大きな差があるからです。
この2つのアプローチの仕方のギャップをなくすために、普段から現代文的な思考法に慣れないといけないのです。
我々は日常的に日本語を使いますから、どうしても日本語を扱う時の感覚が普段の会話の時のものに寄ってしまいます。
日常的に現代文的思考法をしていないと、
現代文の能力が普段の日本語の使い方にどんどん上書きされてしまうのです。
正解を正解と認めること!
模範解答が自分の解答と違ったとき、「この答え違うと思うんだけど・・・」と言って受け入れないのはやめましょう。
間違ってしまったときに考えるべきことは、模範解答の是非ではなく
「どう読んだら模範解答のような答えがでてくるのか」
です。
あなたの解答が正解でなく、模範解答の記述が正解になる理由・根拠が必ずあるはずです。
その根拠を問題文から拾えるようにする(そういう読み方を知る)のが、現代文の勉強です。
解いた文章を説明できるようになろう!
初見で解いた時の点数を気にする必要はありません。
大事なのは、解いた文章・問題を適切に復習することです。
復習は、自分よりできない人に説明できるようになるレベルを目指してください。
そうして、
あとから同じ文章・設問を与えられたときに、解答の根拠を全部正確に説明できるようになっていることの方が大事
なのです。
その説明ができるようになってやっとその文章の正しい読み方が身についたことになり、
正しく読める文章を増やしていくことで、
「現代文が読める」
ようになるのです。
参考動画
4,さいごに
いかがでしたか?
今回の記事が現代文に悩む皆さんのお役に立てば嬉しいです。
現代文はすべての教科に通じてきます。
現代文で点数を取るのはセンスではなく技術です。
しっかりと対策をしていきましょう!
【武田塾ってこんな塾です!】
出町柳校では、随時無料受験相談を行っております。
下記の無料受験相談フォームにご入力いただくか、出町柳校(075-708-8303)に直接お電話ください!
- 住所
- 〒606-8204
京都府京都市左京区田中下柳町3-15
aymマンション1F
- 最寄り駅
- 京阪本線 出町柳駅 徒歩2分
叡山電鉄 出町柳駅 徒歩1分
- 通塾エリア
- 吉田、下鴨、御所南、東山本町、銀閣寺道、修学院、松ヶ崎、岩塚、岩倉