【京大生が伝授】"楽して"多くの英単語を覚える方法５選！

京阪出町柳駅から徒歩２分の場所にあります、武田塾出町柳校で講師をしている植村です！

さて、今回ですが「"楽して"一度により多くの英単語を覚える方法」を伝授します！
私が京大に受かったのはこの暗記法でたくさん英単語を覚えられたからと言っても過言ではありません！！

具体的に言うとまず、数えたことがないので分かりませんが私が暗記した英単語は8000語程でしょうか、
「どうやって覚えたのか」内訳を見てみます！

英単語

さあ、ここで重要なのは「丸暗記の量を出来るだけ減らすこと」です！

丸暗記には労力が要りますから、要は「関連付け」と「語源」で覚える割合を増やして楽しよう！というワケです笑

「語源」で覚える方法に関しては前回説明していますのでこちらでチェック！
【完全版】「これでもう忘れない」英単語の暗記法全部まとめ！

という訳で今回は「関連付け」で英単語を覚える方法を紹介していきます！

と言っても丸暗記もグラフにあるように4割程度は必要です...そこは楽できません！ごめんなさい！笑

暗記法の前に！

武田塾式暗記方法

基本的に単語はこの武田塾式暗記方法で覚えてしまいましょう！
先人たちの知恵をふり絞った完全に仕上がった暗記法ですので大変オススメです！

詳しくは以下のブログと動画で解説していますのでチェックしてみてください！

・１ヶ月で英単語2000個を覚える方法

・1週間で1000単語を覚えられるという武田塾の英単語の覚え方を、改めて徹底解説!!｜受験相談SOS 特別編

具体的な暗記方法一覧

さて、本題に入っていきましょう！

　・暗記法①：対義語とセットで覚える

　・暗記法②：類義語とセットで覚える

　・暗記法③：同じ語尾のものを合わせて覚える

　・暗記法④：動詞形・名詞系・副詞系・形容詞系をセットで覚える

　・暗記法⑤：見た目が似ている単語をまとめて覚える

2つないし3つ以上一緒に覚えることで、「覚える情報量を1/2までは行かなくとも、3/4くらいには減らせる！」、そういった作戦です！

また、こういった覚え方は「頭の中で英単語を整理しながら」覚えられるので頭の中がゴチャゴチャにならないメリットもあります！

暗記法①：対義語とセットで覚える

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形容詞などには対義語がよくありますよね。

例外もありますが対義語は形が似ている(語尾などが似ている)場合が多いです！

せっかくなので2つセットで覚えてしまいましょう！

＊例

import (輸入する・輸入) ⇔ export (輸出する・輸出)

absolute (絶対的な) ⇔ relative (相対的な)

superior (上位の・優れた) ⇔ inferior (下位の・劣った)

objective (客観的な) ⇔ subjective (主観的な)

　　　　「obejective」と「subjective」の違いはめちゃめちゃ大切です！！

rural (田舎の) ⇔ urban (都会の)

conceal (隠す) ⇔ confess (打ち明ける)

sterile (不毛の) ⇔ fertile (肥沃な)

static (静的な) ⇔ dynamic ,kinetic (動的な)

induce (帰納する) ⇔ deduce (演繹する)

☆否定の接頭辞がついた対義語

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さて対義語についてですが、単語の頭に「in」などを単に付けただけのものが多く存在します。
これは「否定の接頭辞」と呼ばれています。

片方の意味が分かれば、もう片方は真反対の意味ですので「1度に2単語」覚えられることになります！

＊例

・「in-」

　　　decent（上品な、立派な）　⇔　 indecent（下品な）
　　　correct（正しい）　　　　　⇔　 incorrect（正しくない）
　　　exact（厳密な）　　　　 ⇔　 inexact（厳密でない）
　　　adequate（十分な）　　　 ⇔　 inadequate（不十分な）
　　　valid（有効な、妥当な）　　⇔　 invalid（無効な、根拠の薄い）

・「im-」

　　　polite（礼儀正しい）　　　⇔　impolite（無礼な）
　　　precise（正確な）　　　　⇔　imprecise（不正確な）
　　　mature（成熟した）　　　⇔　immature（未熟な）
　　　mortal（いずれ死ぬ）　　 ⇔　immortal（不死の）

・「ig-」

　　　noble（高貴な）　⇔　ignoble（下賤な）

・「ir-」

　　　regular（規則的な）　　⇔　irregular（不規則な）
　　　rational（合理的な）　 ⇔　irrational（非合理的な）
　　　responsibility（責任）　⇔　irresponsibility（無責任）

・「il-」

　　　legal（合法の）　　　　　　⇔　illegal（違法の）
　　　literate（読み書きできる）　⇔　illiterate（読み書きできない）
　　　legitimate（正当な）　　　 ⇔　illegitimate（不当な）

＊「im-」「ig-」「ir-」「il-」は「in-」を発音しやすいように変化させたものなのでinと実質同じです！

・「un-」

　　　certain（確実な）　　　⇔　uncertain（不確実な）
　　　sound（健康な）　　　⇔　unsound（不健康な）
　　　fair（公平な）　　　　⇔　unfair（不公平な）
　　　reliable（信用できる） ⇔　unreliable（信用できない）
　　　pleasant（好ましい）　⇔　unpleasant（好ましくない）
　　　willing（快く～する）　⇔　unwilling（～する気が進まない）

・「mis-」

　　　understanding（理解）　⇔　misunderstanding（誤解）
　　　lead（導く）　　　　　　⇔　mislead（間違った方向へ導く）
　　　fortune（幸運）　　　　 ⇔　misfortune（不運）

・「dis-」

　　　like（好き）　　　　　⇔　dislike（嫌い）
　　　able（可能にする）　 ⇔　disable（出来なくする）
　　　advantage（利点）　 ⇔　disadvantage（不利な点）
　　　agree（賛成する）　　⇔　disagree（反対する）
　　　appear（現れる）　　 ⇔　disappear（消える）
　　　comfort（快適さ）　　⇔　discomfort（苦痛）

　＊「un-」「mis-」「dis-」は少し特殊なので「この単語の否定の接頭辞はこれだ！」とセットで覚える必要があります！

暗記法②：類義語とセットで覚える

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「似た意味」でまとめて覚える手もあります！
「これとこれの意味が似ている」ことを覚えれば1つの意味に対して一度に多く単語を覚えられるはずです！

＊例

・「漠然とした」、「不明瞭な」系

　　　obscure（不明瞭な、不鮮明な）
　　　vague（ぼんやりした、漠然な）
　　　ambiguous（あいまいな）
　　　fuzzy（ぼやけた）

・「明らかな」、「明白な」系

　　　clear（明瞭な）
　　　articulate（明瞭な）
　　　distinct（はっきりした）
　　　obvious（明瞭な）
　　　apparent（明瞭な）
　　　evident（明白な）

　　　「obscure」と「obvious」、ちょっと似てますが意味は真反対ですよ！注意です！

・「不愉快な」系

　　　unpleasant（不愉快な）
　　　offensive（気分を害する）
　　　disgusting（むかつく）
　　　disagreeable（不快な）
　　　foul（不愉快な）
　　　nasty（不快な）

・「重要な」系

　　　important（重要な）
　　　essential（絶対に必要な）
　　　vital（極めて重要な）
　　　crucial（決定的な）
　　　indispensable（必要不可欠な）
　　　integral（不可欠な）

・「殺人」系

　　　murder（故意的な殺人）
　　　manslaughter（故意的でない殺人）
　　　homicide（殺人）
　　　genocide（大量虐殺）
　　　suicide（自殺）
　　　slaughter（大量殺戮）
　　　massacre（大量虐殺）

・「欠点」系

　　　defect（欠点、欠陥）
　　　flaw（欠陥）
　　　fault（欠陥）
　　　shortcoming（欠点、短所）

・「推量する」「推測する」系

　　　guess（推測する）
　　　speculate（推測する）
　　　presume（～ではないかと推測する）
　　　estimate（推定する）
　　　deduce（推論する）
　　　infer（推察する）

暗記法③：同じ語尾のものを合わせて覚える

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主な接尾辞

　・-able「可能」
　・-er/-ee「人」
　・-ism「～主義」
　・-logy/-ology「学問」
　・-ify/-fly「～化する」

以前（完全版】「これでもう忘れない」英単語の暗記法全部まとめ！）にも紹介しましたが、同じ接頭辞は同じ意味に寄っていきがちです！

まとめて覚えると少し覚えやすいのではないでしょうか？

ここでは「-some」と「-ful」について説明してみます！

この二つは主に「形容詞化」の役割を持っていますが、元の単語と連想しにくいものもあるので、いくつかリストアップしてみます！

・「-some」

　　　awesome（すごい、恐ろしい）
　　　burdensome（重荷となる）
　　　handsome（ハンサムな、見事な）
　　　quarrelsome（けんかっ早い）
　　　troublesome（面倒な）
　　　wholesome（健康な）

・「-ful」

　　　awful（畏れ多い）
　　　beautiful（美しい）
　　　careful（注意深い）
　　　colorful（カラフルな）
　　　grateful（感謝している）
　　　harmful（有害な）
　　　helpful（役立つ）
　　　hopeful（希望に満ちた）
　　　painful（痛い）
　　　peaceful（平和な）
　　　powerful（説得力のある）
　　　respectful（礼儀正しい）
　　　successful（成功した）
　　　useful（便利な）
　　　wonderful（素晴らしい）

暗記法④：動詞形・名詞系・副詞系・形容詞系をセットで覚える

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単語の派生形（動詞形、名詞形、副詞形、形容詞形）は、

語尾の形が少しだけ変化するだけで、意味が似たものが多いです。

そう考えると関連付けて覚えやすいので、1つの単語を覚えるときはその派生形もまとめて覚える事をお勧めします！！

＊例

動詞形：「decide（決定する）」
　　名詞系：「decision（決定）」
　　形容詞形：「decisive（決定的な）」
　　副詞形：「decisively（決定的に）」

動詞形：「enable（可能にする）」
　　名詞系：「ability（能力）」
　　形容詞形：「able（～することができる）」

動詞形：「repeat（繰り返す）」
　　名詞系：「repetition（繰り返し）」
　　形容詞形：「repetitive（繰り返しの多い）」
　　副詞形：「repetitively（繰り返し）」

動詞形：「continue（続く）」
　　名詞系①：「continuance（続くこと）」
　　名詞系②：「continuation（続けること）」
　　名詞系③：「continuity（連続性）」
　　形容詞形①：「continual（頻繁な、繰り返される）」
　　形容詞形②：「continuous（途切れずに続いた）」
　　副詞形①：「continually（絶えず、頻繁に）」
　　副詞形②：「continuously（連続的に）」