「周りの受験生がどれくらいのペースで塾に通っているのか気になる…」
「受験に成功した人たちの通塾頻度を知りたい!」
「せっかく入塾したからには毎日塾に通うべきなのか?」
このような悩みや疑問を持つ生徒さんは少なくありません。
今回は、塾・予備校には毎日通うべきなのか?その答えと理由をお伝えいたします!
これから塾に通う予定の方も、すでに通塾中の方も必見の内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
できる限り毎日通うべき!
「塾・予備校は毎日通うべきなのか?」この疑問に対しての答えは…ズバリ『YES』です。
これまでに数多くの逆転合格を成し遂げてきた武田塾ですが、受験に成功したほとんどの生徒さんが自習室を利用するために毎日武田塾に通っていました。
移動時間のことを考えた場合、自宅で勉強した方が良いのではないか?と考えてしまうかもしれません。
ですが実際のところ、多くの生徒さんがほとんど毎日塾に通い、偏差値を大幅にアップさせているのです。
ではなぜ、自宅より塾の方が良いのか?その理由をご紹介していきたいと思います。
理由①集中できる
毎日塾に通うべき理由の1つ目は「勉強に集中できる」という点です。
勉強の邪魔をするスマホだけでなく、家にいるとテレビやゲーム、パソコンなど多くの誘惑が常に近くに潜んでいます。
そんな誘惑に打ち勝つ精神力を鍛えることも大事ですが、塾ならばそもそも誘惑するものはほとんど近くにありません。
また、塾に設置されている自習室は勉強に最適な環境が整えられています。
例えば武田塾には以下のような設備があります。
簡易棚付きの机
専用個別ロッカーを設置
定期的な消毒・換気を実施
空気清浄機・ウォーターサーバー完備
校舎ごとに自習室の環境づくりは異なりますが、武田塾では上記のような設備を充実させて生徒さんの快適な学習をサポートしています。
家はリラックスする場所で塾は勉強する場所といった風に、メリハリをつけて勉強に取り組むことが、集中して勉強するポイントです。
理由②勉強習慣が身に付く
勉強習慣というのは、なかなか簡単には身に付けることができません。
特に自宅での勉強は非常に難しいです。
先ほどもお伝えしましたが、誘惑するものが多い上に時間の制限などもないので、
「○○が終わったら勉強しよう」
「今日は疲れたから休んで明日今日の分も勉強しよう」
といった具合に勉強の先延ばしをしてしまうことも多いのではないでしょうか?
そういったことにならないためにも、なるべく毎日同じ時間に塾に行くようにしましょう。
塾に行くということを習慣化すれば、自然と勉強習慣も身に付いていくはずです。
勉強習慣が身に付けば塾が休みの日でも、いつも塾に行くのと同じ時間に勉強するようになるでしょう。
理由③アドバイスがもらえる
毎日通うといっても、大学受験向けの塾・予備校では授業や講義を行うのは週に1~3回程度でしょう。
武田塾の場合、授業は行わず自学自習の徹底管理によって偏差値向上を目指していくため、確認テストや個別指導を行う特訓は、基本的に週1回のみ実施します。
ではそれ以外の時間は、講師と一切話すことはできないのでしょうか?
武田塾では、もし分からないところや質問したいことがあれば講師に相談することができます。
特訓のような綿密な個別指導とまではいきませんが、自学自習を進める上で行き詰まった時には助けてくれる存在がいるというのはとても大きいです。
また、勉強に関する質問以外にも進路に関する悩みや学校生活にまつわる悩みなどを相談する生徒さんも少なくありません。
時には講師の方から声掛けして生徒さんの様子を確かめることもあるため、特訓時間以外にも勉強面や精神面でサポートしています。
理由④モチベーションが上がる
塾に行けば、同じように勉強を頑張っている他の生徒さんがたくさんいます。
勉強というのは自分との闘いです。諦めるのも自分次第ですし、やり続けるのもやり遂げるのも自分次第。
かといって、自分1人だけではどうしても続けられないこともあるでしょう。
人間は不思議な生き物で、誰かが集中して勉強している姿を見ると「自分も頑張ろう」という風にモチベーションがアップするのです。
毎日塾に通うことで、同じように頑張る仲間から刺激をもらい、サポートしてくれる講師の言葉に勇気づけられて、きっと高いモチベーションを保ったまま勉強することができるでしょう。
こんな自習室の使い方はNG!
武田塾で行う指導は週に1回だけ。それ以外の時間は自習室で勉強を行うことになります。
ですが、せっかく毎日塾に通っているにも関わらず、勉強の成果があまり表れない…という生徒さんがいるのも事実です。
そんな生徒さんは、自習室の使い方を間違っている可能性があります!
ここでは、自習室の使い方のNG行為をいくつかご紹介します。
ペンを持っている時間が短い
ペンを持っている時間が短いというのは、簡単に言うと「勉強した気になってしまっている」ということです。
例えば、
「講義系の参考書をひたすら読んでいるだけ」
「単語帳をただただ眺めているだけ」
という生徒さんは自習室にいるだけで何も頭に入っていないと言えます。
自学自習において最も重要視してほしいのは暗記。暗記をするためには基本的に反復練習など繰り返すことが必要で、問題集や単語帳を繰り返すためにペンは必須となるはずです。
講義系の参考書を読むだけではなく、それに付随する問題集に取り組んだり、単語帳を眺めるだけではなく、書いて覚えたり誤答をチェックしたり、ペンを置いている時間は短い方が効率的な勉強ができるでしょう。
机の上が汚い
「片づけられないのは性格の問題だから関係ないのでは…?」と思うかもしれませんが、実は受験に成功する生徒さんは机の上が整理整頓されていることがほとんどなのです!
机の上が整理整頓されている人は、現時点の課題と目標が明確な人であると言えます。
1日に仕上げる勉強量をあらかじめ決めてから勉強しないと、
「この参考書は飽きたから次はコッチにしよう」
「この問題は後回しにして先にコレをやろう」
というように、色々な参考書や問題集を広げて机の上が散らかっている状態になってしまいます。
1時間集中して勉強できる参考書はせいぜい2~3冊程度です。
同時に5冊を手に取ってしまって参考書の雪崩が起きてしまっている人は、机の上と同様に勉強の中身自体も整理整頓されていないのかもしれません。
姿勢が悪い
受験勉強においては長時間の勉強が必要になってきます。特に浪人生だと毎日10時間以上勉強することもあるでしょう。
では、姿勢が悪いのに10時間以上も勉強し続けられるでしょうか?きっとすぐに体を壊して勉強どころではなくなってしまいます。
つまり、長時間勉強する人=姿勢が良い人ということになるのです。
また、試験本番を思い浮かべてみると、悪い姿勢で試験に臨む人はいないと思います。
試験本番を想定して、試験の練習となる自学自習のうちから姿勢正しく勉強することが、100%の実力を発揮するための鍵の1つにもなるでしょう。
休憩が長い
せっかく毎日塾に来ているのに、休憩が無駄に長く自習室を使う時間が短ければ意味がありません。
休憩時間が長くなる原因…それは、スマホです。
受験生に限らず、大人にとってもスマホは魅力的なものでつい時間を忘れて触ってしまうことがあります。
触り始めてしまったら中々やめられないものなので、休憩時間にはスマホに触らないというルールを設けてみましょう。
受験までの貴重な時間を無駄にしてしまわないよう、せめて塾に来ている間だけでもスマホを触ることはやめてみませんか?
滞在時間がバラバラ
自習室に来る時間と帰る時間がいつもバラバラな生徒さんは、中々成績が上がりにくい傾向にあります。
早慶レベルに受かっている生徒さんは、みなさんタイムカードが本当にきれいです。
自習室に来る時間がバラバラになってしまうというのは、そもそも生活リズム自体が確立されていないと言えるでしょう。
生活リズムが確立されていない=勉強時間が確立されていない=復習のテンポが確立されていないということになるため、詰めの甘さや勉強量不足に繋がってきます。
例えば、過去問に正しく向き合うためには、『60分~90分で過去問を丸々解く→○つけをする→解き直しや解説を読み込む』といった工程が必要です。
過去問演習を徹底的に行う受験直前期に備えて、早いうちから来る時間と帰る時間を一定にしてまとまった時間を確保できる状態にしておきましょう。
どうしても遊びたい時は?
塾に毎日通った方が良いということ、そして毎日通う上での注意点については十分ご理解いただけたと思います。
それでも、一度しかない学生生活。
逆転合格を目指して勉強を頑張っているけど、どうしても遊びたい…!
そう思ってしまうのはごく自然なことです。
そこで、早稲田大学教育学部出身・武田塾 教務の山火 武先生と、京都大学経済学部出身・武田塾 教務の高田 史拓先生が考える「受験勉強に疲れて遊びたい時の対処法」をご紹介します。
山火流!2週間に半日理論
浪人時代、偏差値37から武田塾御茶ノ水本校に通い始め、早稲田大学に逆転合格した山火先生。浪人生の頃は特に遊びの誘惑が多かったようです。
そんな山火先生が考える受験勉強と息抜きの兼ね合いは…『2週間に半日理論』!
つまり、丸1日遊ぶのではなく半日または3~4時間だけにとどめ、遊ぶのは2週間に1回のペース=月に2回のみ、ということになります。
「2週間後に予定している友達とのカラオケのために今は頑張ろう!」
といったように、モチベーションアップにも繋がるため、2週間に1回のペースで遊ぶというのは、逆に効率が良くなる方法ではないか、と山火先生は唱えています。
ただ大前提として『勉強のストレスは勉強でしか解消されない』です。
勉強に疲れたり、上手くいかなかったり、成績が上がらなかったり…
こういった勉強におけるストレスを解消しようと遊んだとしても、勉強が頑張れるわけではありません。
勉強で溜まったストレスやフラストレーションを解消するには、勉強して結果を出すことが何よりも重要です。
高田流!休むな理論
一方、高3春E判定から武田塾の勉強法で京都大学に現役合格した高田先生は全く別の理論を唱えています。
それは…『休むな理論』!
山火先生の理論に共感できて上手に実践できる人は良いですが、もっと硬派にストイックにいきたいのであれば休まないことをおすすめする、というのです。
なぜ休まない方が良いのかというと、「翌日だらけちゃう現象」が起きる危険性があるからです。
1週間勉強を頑張った生徒さんが1日だけ遊んでその翌日にだらけてしまったり…
夏休みに1回遊んだだけで勉強習慣が崩れてしまったり…
これまでに積み重ねてきた勉強習慣やペースがたちまち崩れてしまうと、その習慣を作り直すところから始めなければなりません。
そうなってしまった場合、1日遊ぶというのは1日損しただけではなく、2~4日分損したことになります。
ただ、高田先生自身全く遊んでいなかったというわけではなく、山火先生のように短い時間だけ遊ぶようにしていたようで、例えばヒトカラで1時間8曲歌うことでリフレッシュしたりしていました。
休むならただダラダラと休むのではなく、友達との予定を入れたり、自分でやりたいことを決めたりして、しっかり休んだなと実感できるようにしましょう。
自宅で完結!武田塾オンライン
とはいっても、都心部から離れた地方エリアにお住いの生徒さんの中には、最寄りの塾まで最低でも1時間かかるということもあるかもしれません。
また、新型コロナウイルスの感染状況はかなり落ち着いてきているものの、依然として警戒が必要な状況です。
そんな中、換気や消毒がされていて感染対策はバッチリだとしても、受験期に少しでも体調を崩したくないという思いから、不特定多数が集まる場所にはなるべく出入りしたくないという生徒さんもいるでしょう。
そういったさまざまな事情により塾に毎日行くことができない生徒さんのために、武田塾ではオンラインによる特訓を実施しています。
武田塾オンライン
まずは事前カウンセリングを行い、志望校別の参考書ルート、個別カリキュラムを作成します。
そのカリキュラムをもとに1週間分1日ごとに宿題を指定し、その日にやるべき勉強内容に一切迷いを生じさせません。
そしてその宿題がきちんとできているかどうかチェックするために、毎週確認テストを実施します。
また、個別指導の時間には、自学自習では分からない問題を教えたり、正しい勉強法が実践できているかの確認を1時間かけて行います。
ここまで読んでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、武田塾の校舎で行われている特訓と全く同じ内容を自宅で受けることができるのです!
事前カウンセリングや宿題の指定、個別指導は全てビデオ通話で行い、確認テストはデータで届いたものを解くというスタイルです。
教室に通うのと変わらないクオリティの武田塾の指導を、日本全国どこからでも自宅で受けることができます。
生配信コース
武田塾オンラインの他に、リーズナブルな料金で利用できる生配信コースというものもあります。
武田塾の公式YouTube『武田塾チャンネル』では毎週水曜日20時~生放送をしており、生配信コースはこの生放送を使った内容となっています。
まず、木曜日に武田塾 教務の高田先生が作った1週間分の問題がメールで送られてきます。
1週間かけてその問題に取り組み、生放送がある水曜日に1週間の勉強の結果・感想・悩みなどをメールで高田先生に送ります。
その送られてきたメールに対して高田先生が生放送中にアドバイスし、それをもとにまた新たに次週分の宿題を作成し生放送翌日の木曜日に送る、というのが生配信コースの内容です。
武田塾オンラインと違って確認テストや個別指導がなく、あくまで自分で考えて勉強を進めていかなければならないため、勉強の正しい計画を立ててほしい生徒さんに合っているコースとなります。
塾・予備校は毎日通うべき?|まとめ
塾・予備校には毎日通った方が良いというのは分かっているものの、中々簡単に継続できるものではありません。
ですが、受験というのはその後の人生にも大きく関わるとても重要な出来事なので、後悔しないためにもなるべく毎日塾に通いましょう。
武田塾の自習室は勉強に最適な環境が整備されている上に、1人では行き詰まってしまう問題も講師に相談することができますので、自宅よりも塾での勉強がおすすめです。
せっかく塾に毎日通っていても、ただいるだけになってしまっては全く意味がないので、逆転合格を目指して正しく自習室を利用しましょう。