コラム

勉強中の吐き気の原因は?原因別に対処法や予防法を解説!

2023年08月31日(木)

受験生の皆さんの中には、勉強をしているとなんだか気分が悪くなってきたり吐き気がしてくる人もいるかもしれません。

勉強中の吐き気には様々な原因があり、その解消方法も様々です。

そこで今回は、勉強中の吐き気の原因として考えられるものをいくつか挙げて、その解消方法を紹介していきます。

勉強中の吐き気に悩んでいる受験生の皆さんは、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも「吐き気」って何で起こるの?

肩を押さえる女性

そもそも吐き気とは何によって起こるものなのかご存じですか?

吐き気は、脳の嘔吐反射中枢が刺激されることによって生じる症状で、体内の有害な物質を排出するための防御反応として現れます。

この記事では、受験生にありがちな勉強が起因となる吐き気の原因について解説していきます。

これから勉強中の吐き気の原因と対処法・予防法について紹介していくので、受験生の皆さんはぜひ参考にしてください。

勉強が起因となる吐き気の原因

ここでは、勉強が起因となる吐き気の原因を3つ紹介します。

  • 肩こり
  • ストレス
  • 寝不足
  • それぞれの原因の解消法と予防方法を、次から詳しく説明していきます。

    これらの原因に心当たりがある方はぜひ確認してみてください。

    勉強が原因の肩こりによる吐き気の解消法と予防

    頭を押さえる女性

    受験生の皆さんの中には、肩こりを感じている人もいるかもしれません。

    ひどい肩こりを患っていると頭痛まで感じることがあり、その結果として吐き気を催す場合も多いです。

    肩こりは背中から首にかけての筋肉の緊張と血流不足が原因で起こるもので、この血流不足が頭蓋骨の筋膜まで影響を与えてしまうことで吐き気を感じます。

    血流不足が頭蓋骨の筋膜まで影響し、緊張型片頭痛を引き起こしてしまうのです。

    勉強が原因の肩こりが原因の緊張型片頭痛

    肩こりが原因の緊張型片頭痛の主な症状には頭の両側の痛みと頭全体の圧迫感があり、これは特に女性に多く見られます。

    ずっと同じ姿勢を続けることが原因の一つのため、長い間勉強をする必要がある受験生の皆さんは気をつける必要があります。

    集中力を保つためにも、受験勉強の中でも数分間の休憩を取って軽く体を動かすようにしましょう。

    勉強が原因の肩こりが原因の吐き気

    先ほどひどい肩こりが原因で頭痛を引き起こすことがあると説明しましたが、肩こりがさらに悪化すると吐き気まで引き起こしてしまいます。

    肩がこることで血管が圧迫され、脳への血流が減少して頭痛やめまいが起きます。

    吐き気を引き起こす神経は頭痛と密接に関連しているため、頭痛がすると吐き気が生じることがあるのです。

    原因①勉強が原因の肩こりの解消方法

    肩こりになってしまったら、「ストレッチをする」「湿布を貼る」「整骨院に行く」などの方法を試してみてください。

    ストレッチは凝り固まった筋肉をほぐす効果があるので、肩が凝っていると感じたらまず背中から首にかけてのストレッチをしてみましょう。

    どうしても痛みが我慢できないという場合は痛みを緩和してくれる成分の配合された湿布を貼ることも効果的です。

    ストレッチや湿布でもなかなか改善されない場合の最終手段として、整骨院があげられます。

    肩こりが慢性化してしまうと大変なので、肩こりを常に感じる場合は整骨院で整体を受けて根本的な治療を行いましょう。

    勉強が原因の肩こりの予防方法

    受験生にありがちな勉強による肩こりの原因を取り除くために、「長時間同じ姿勢を取らない」「いい姿勢を保つ」「適度な運動を取り入れる」ことを取り入れてみてください。

    勉強に集中していると、ずっと同じ姿勢になってしまっていたり姿勢が悪くなってしまいがちなので、1時間に1回は歩いたり、肩を回したりと簡単な動作をしてみましょう。

    また、習慣としてヨガを取り入れるのもおすすめです。

    ヨガは精神を落ち着かせてくれるリラックス効果もあると言われているので、1日10分ヨガの時間を取り入れるなど、勉強の合間にできることから挑戦してみると肩も凝りにくくなると思います。

    原因②勉強のストレスによる吐き気の解消法と予防

    うなだれる男性

    受験生になると、志望大学に合格するための勉強量の膨大さやプレッシャーに悩まされることも多く、どうしてもストレスが溜まってしまいますよね。

    ストレスが溜まると交感神経が活発に・副交感神経は抑えられるため、胃の働きが悪くなり吐き気を催すことがあります。

    受験生である以上ストレスを完全に無くすことはなかなか出来ませんが、対処法や予防方法を知ることで吐き気の無い状態で勉強できるようになりましょう。

    勉強のストレスによる吐き気の解消方法

    ストレスによる吐き気の解消方法の中で最も手軽なものは、深呼吸をすることです。

    深呼吸には心と体をリラックスさせる効果があり、ストレスの軽減につながります。

    また、軽い運動やぬるま湯での入浴、ストレッチ等もリラックスに良いとされているため、自分にとって心地の良いリラックス方法を探していきましょう。

    また、これらのリラックス方法でも解消されないストレスによるひどい吐き気については、ストレスによる吐き気に効く薬を服用することも検討してみてください。

    勉強のストレスによる吐き気の予防方法

    受験生には勉強についてのプレッシャーがつきものであり、完全にストレスを予防することはできません。

    ただし、ストレスとうまく付き合う方法はいくつかあります。

    ストレスによる吐き気を予防するためには、「運動を定期的に行う」「生活リズムを崩さない」「バランスの良い食生活を心掛ける」ことが大切です。

    受験生は勉強に集中するあまり睡眠・食事・運動をおろそかにしてしまいがちなため、健康な体を作ることも受験準備のうちの一つだと思って生活を整えてみましょう。

    原因③勉強が原因の寝不足による吐き気の解消法と予防

    本を顔に置いてソファで寝転ぶ女性

    志望大学に合格するためには勉強する時間をしっかりととる必要があり、そのために睡眠時間を削る受験生は少なくありません。

    しかし、睡眠時間を削ることによるデメリットは多く、ひどい吐き気に襲われてしまうこともあります

    睡眠不足による自律神経の乱れで胃腸の働きが悪くなることにより吐き気につながるのです。

    勉強が原因の寝不足による吐き気の解消方法

    勉強中に寝不足による吐き気が出てしまった場合は、まず睡眠をとりましょう

    もし眠れない場合は、入浴などで体を温めたりストレッチをすることでリラックスできて吐き気が和らぐかもしれません。

    また、それ以外にも「水を飲む」「乳製品を摂る」「窓を開けて空気の入れ替えをする」「背中をさすってもらう」なども有効です。

    水を飲むことで胃酸を薄めたり、乳製品で食道の粘膜を保護することで吐き気を緩和することができます。

    勉強が原因の寝不足による吐き気の予防方法

    寝不足による吐き気を予防するためには、睡眠時間をしっかりとることが大切です。

    寝不足の状態で勉強をしていてもなかなか集中できず体調が悪くなってしまうため、最低でも6時間以上は睡眠時間をとる前提で1日のスケジュールを立てましょう。

    また、時間をとっても眠れない人は勉強や受験などによるストレスが眠れない原因となっていることもあります。

    その場合は運動や趣味の時間を作るなど日常的にストレス解消の時間をとるのがおすすめですが、もしどうしても眠れない人は病院に行ってお医者さんに相談してみるのも一つの手です。

    勉強中の吐き気の原因は?原因別に対処法や予防法を解説!|まとめ

    長時間勉強している受験生のみなんさんの中には、吐き気や頭痛、肩こりなどの症状に悩んでいる人もいるでしょう。

    この記事では勉強中の吐き気に悩んでいる受験生の皆さんに向けて、吐き気の原因をいくつか紹介したうえで解消方法や予防方法を解説してきました。

    勉強中の吐き気の原因1つめはひどい肩こりによるもので、予防方法としてはこまめに休憩をとったり運動をすることが挙げられます。

    勉強中の吐き気の原因2つめはストレスで、ストレスの予防方法は生活リズムを整えたり自分なりのリラックス方法を見つけることです。

    勉強中の吐き気の原因3つめは寝不足で、この予防方法としてはしっかりと睡眠時間をとって寝不足を解消することが挙げられます。

    勉強が原因となる吐き気に共通する予防法は、睡眠をしっかりとることや運動をすること、自分なりのリラックス方法を見つけることです。

    勉強の時間をしっかりとることはとても大切ですが、同じくらい受験本番までに健康な体を保つことも大切なので、勉強をしながら生活リズムも崩さないよう、余裕を持って計画を立てましょう。

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