コラム

英語リスニング問題はメモを取った方が良い?取り方のコツを解説!

2021年07月02日(金)

英語のリスニング問題を解くとき、メモを取ったほうがいいという話をよく耳にします。

しかし参考書によっては、メモは取らないほうがいいと書かれていることもあり混乱してしまう方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、英語リスニング問題やテストではメモを取るべきなのかどうか、またメモのとり方のコツについて解説していきます。

英語リスニングでメモを取るべきかどうかは問題によって違う

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英語リスニングでは、メモを取るべきか取らないべきか迷ってしまう方もいると思います。
結論からいうとメモを取るべきかどうかという点は、問題やテストによって異なることを知っておきましょう。

例えば、TOEICなどのテストではメモを取ってはいけないのに対して、大学入試やTOEFLなどのテストではメモを取ることを推奨しています。

特にTOEFLに関しては、設問を先に読むことができないためメモを取ることで論理的に記憶することが可能です。

また東大など設問と選択肢が多い問題に関しては、そもそもメモを取る時間がありません。
実際に設問・選択肢を見ながら解いていくため、メモが取れないというわけです。

ただし先に設問・選択肢を見れるテストにおいては、メモの重要度は低いですがメモを取ったほうが記憶に残りやすいというメリットがあります

リスニング問題でメモを取る目的

リスニング問題を解くときにメモを取っていると、リスニングが疎かになってしまったり情報が錯綜して内容がわからなくなってしまったりするのではないかという不安があります。

しかし大学入試などのリスニング問題においては、複雑かつ長文であることがほとんどです。

また基本的に音声が流れるのは一度だけなので、そのなかでメモを取らずに記憶に頼るのは正確に問題を解くことが難しくなります。

そのため一方的に流れるリスニング問題では、メモを取ることによって重要な情報を視覚的に残し冷静かつ正確に解いていくためのヒントになるのです。

英語リスニング問題でメモを取るコツ

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実際に英語リスニング問題でメモを取ろうと思っても、メモが追いつかなかったり解く時間がなくなったりしてしまうケースも少なくありません。

上手にメモを取りながら問題も解いていくためには、どうすればいいのでしょうか?
そこでここからは、英語リスニング問題でメモを取るコツについてご紹介していきます。

英語リスニングのメモを取るコツ①省略や記号を使用する

英語のリスニング問題を聞きながらメモを取るとき、つい全文を書き起こそうとしていないでしょうか?話す口の動きよりも書く手の動きのほうが遅いので、全文を書き取るのは難しいです。

そのため、省略や記号を駆使しながら効率よくメモを取っていくことをおすすめします。

例えば、省略としては「business:biz」や「international:int」といったように記述することで時間短縮が可能です。

記号に関しては、「=:equal(同等)」、「△:but(逆説)」といった使い方ができるため、こちらも時間短縮できるだけでなく視覚的にもわかりやすくなります。

メモは基本的に自分がわかれば問題ないので、自分なりのメモ取りのルールを作るなど効率化を図っていくと上手くメモを取れるようになっていくでしょう。

英語リスニングのメモを取るコツ②重要なキーワードをピックアップ

リスニング問題の会話中には、いくつかトピックに関連する重要なキーワードが登場します。

センテンスとしてメモを取るのではなく、その重要なキーワード(単語)をメモしてあとでつなげば、全体像を思い出すことが可能です。

繰り返しリスニング問題を解いてメモをしていけば、メモを取るべき箇所と取る必要のない箇所が見えてくるようになります。

英語リスニングのメモを取るコツ③聞き取れなくても気にしない

リスニングでメモを取っていると、途中でわからないキーワードやセンテンスが登場する場面もあるでしょう。そういったとき、つい頭の中で考えて手を止めてしまうと次の英文を聞き逃してしまう恐れがあります。

しかしわからない単語やセンテンスはそのあとの文章から読み取れる場合が多いため、わからなくても気にせず次の文章に集中するようにしましょう。

「わからなかった」「聞き取れなかった」と焦らずに、落ち着いてリスニングに集中しメモを取ることが大切です。

英語リスニング問題でメモを取るときの注意点

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最後に、英語リスニング問題でメモを取るときの注意点について解説していきます。

いざリスニング問題に挑むとなったときに、スムーズにメモを取っていくためにも以下の2点は意識しながら勉強していくとよいでしょう。

・単語の正しい発音を理解しておく
・登場人物の声のトーンを意識する

それでは、それぞれの注意点についてお話していきます。

単語の正しい発音を理解しておく

英語リスニングでメモを取る場合は、当然ですが単語の正しい発音を理解しておくことが大切です。

わからない単語が多すぎるとメモの取りようがないので、「知っている単語を増やす」ことも意識しながら勉強しましょう。

インターネットで単語の発音を聞いて覚えるのも一つの方法ですし、シャドーイングによって音声を追いかけながら自身も発音することで覚える方法もあります。

登場人物の声のトーンを意識する

TOEFLのリスニングテストに関しては、学校で行われるリスニングテストよりもリアルな会話音源を採用しています。

またTOEFLのリスニング問題は、登場人物の意見・態度を問う内容のものも多いため、登場人物の声のトーンを意識してメモを取るとよいです。

英語リスニング問題のメモのとり方まとめ

今回は、英語リスニング問題はメモを取ったほうがいいのか、そしてメモの取り方のコツについてご紹介しました。

まずメモを取るべきかどうかは、問題によって異なります

TOEFLや大学入試などメモを取ることが推奨されているテストにおいては、リスニングの内容を効率よく記憶するためにメモを有効活用するとよいでしょう。

長く複雑なリスニング問題を記憶だけに頼って解いていくのは、至難の業といえます。
リスニング力を鍛えることは大切ですが、併せてメモを取る力も身につけていくとよいでしょう

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