受験で志望校に合格出来た人もいれば、上手くいかず浪人することになってしまった方もいるでしょう。
浪人に対して不安な気持ちを抱いている人も多いかと思いますが、浪人も決して悪いことばかりではありません。
むしろ、浪人を経験している有名人・芸能人の方は意外とたくさんいて、逆に浪人をチャンスに変えて成功している人も珍しくないのです。
浪人こそ人生?浪人は自分の可能性を高められるチャンス!
浪人することが決まってしまうと、どうしても「現役で大学に合格出来た人もいるのに自分だけもう1年勉強しないといけないんだろう...」と考えてしまうかと思います。
確かに志望校に合格出来なかったのは残念ですし、浪人も決して楽な道ではありません。
しかし浪人すること自体は全くもって悪いことでは無く、むしろこれからの自分の可能性を高められるチャンスになります。
今ここで諦めてしまうと自分の望まない道に進むだけですが、あと一年勉強期間を手に入れられたわけですから、努力次第でまだまだ良い大学に受かる可能性をいくらでも増やすことが可能です。
人によってはもともとの志望校よりも良い大学に進学出来た人もいるくらいです。
例えば武田塾山火先生がその一人で、もともと現役のときは早稲田大学を受験してすらいませんでしたが、浪人して早稲田大学に合格しています。
浪人生は意外といっぱいいる
それに、浪人生は意外と少なくありません。
倍率の高い大学なら落ちる人の数の方がどうしても高くなってしまいますし、志望校を諦め切れず浪人する人もたくさんいます。
皆さんがよく知っている有名人・芸能人の方の中にも浪人を経験しているけれど、現在は成功しているという人も多いです。
同じような経験をしている人はたくさんいますのであまり不安になりすぎず、更に自分が成長できるチャンスを貰えたとポジティブに考えてゆくことが浪人を成功させる秘訣となります。
1年の浪人なんて大したことじゃない
1年浪人したところで人生にそこまで大きな影響が出るわけではありません。
たまに「浪人すると社会に出るのが1年遅れるから生涯賃金が〇〇万円少なくなる...」という意見を見かけます。
確かに社会に出る事自体は遅れますが、浪人して更に良い大学に合格することさえできれば、数百万円くらいの差は簡単に埋めることができるかもしれません。
それに、諦めず自分の行きたい大学に進学することによって、お金以外の部分で価値のある仕事に就けるかもしれません。
また、そもそも大学でも休学して留学や起業をする人なんてたくさんいるので、1~2年社会に出るのが遅れるのは珍しいことではありません。
こう聞くと、浪人するのも全然問題ないと思えて来ませんか?
意外に多い浪人を経験した有名人・芸能人
では、実際に浪人した経験のある有名人・芸能人をご紹介していきたいと思います。
テレビでよく見る芸能人からノーベル賞受賞者まで、意外な人が浪人を経験していたりします。
現在成功している人でも昔は浪人したりして意外と苦労されていることが多く、逆に言えば努力次第でいくらでも逆転出来るということでもあります。
これらの方々を参考に、浪人しても努力すれば全然問題無いんだということを知ってもらえたら嬉しいです。
浪人した有名人・芸能人①タモリ
32年間も続いた人気番組「笑っていいとも!」の司会など数々のテレビ番組で活躍されていたタモリさんですが、実は浪人しています。
タモリさんと言えばとても博識なことで知られているので浪人していたのはちょっと意外です。
もともと電気通信大学を目指していたようですがどうしても受験科目の物理が苦手で断念し、浪人した末に早稲田大学第二文学部に合格しました。
浪人した有名人・芸能人②大泉洋
現在は数々のドラマや映画で活躍している大泉洋さんですが、実は教員免許を持っていたりと勉強も出来る方だと言うのはご存知でしたか?
大泉洋さんはお兄さんが早稲田大学へ合格していたため自分も早稲田大学を目指しましたが不合格となってしまい、2浪することとなります。
結局2浪しても早稲田大学には合格できず北海学園大学経済学部に進学することとなり、大学入学直後はかなり落ち込んでいたそうです。
しかし、その後は劇団「TEAM NACS」に所属するなどして立ち直り、現在は人気俳優としてご活躍されています。
浪人した有名人・芸能人③二階堂ふみ
比較的最近の話では、女優の二階堂ふみさんも浪人しています。
二階堂ふみさんは1浪した末に慶應義塾大学総合政策学部にAO入試で合格しました。
ちなみに浪人した理由は合格出来なかったからでは無く映画やドラマの撮影が忙しすぎたためでしたが、結局受験期に入っても忙しいのは変わらず撮影をしながら勉強も並行して行っていたそうです。
忙しい女優業と並行して勉強し、慶応大学の合格を勝ち取れたのは凄いですよね。
浪人した有名人・芸能人④利根川進
ノーベル賞を受賞するような人は受験なんて楽勝、と思いきや実はノーベル賞受賞者の方も浪人していることは珍しくありません。
例えばノーベル生理学・医学賞を受賞した利根川進さんは東京都立日比谷高等学校を卒業後、1浪してから京都大学理学部に合格しています。
このように結果を出している人も浪人していることは多く、諦めずに自分の目標に向かって努力することの大切さがわかりますね。
浪人した有名人・芸能人⑤安住紳一郎
アナウンサーである安住紳一郎さんも大学受験の一度失敗し、浪人することとなってしまいます。
しかし最終的には明治大学文学部に合格し、アナウンサーとしてご活躍されています。
浪人時代にはラジオやテレビから聞こえる「受験生がんばってください」という声にイライラしたらしく、現在のアナウンサー業では受験生にどのような声をかけるかはすごく考えて言葉を選んでいるそうです。
浪人した有名人・芸能人⑥ムロツヨシ
俳優ムロツヨシさんも浪人して東京理科大学に進んでいます。
サッカーが好きなので浪人が決まってもずっとサッカーをしていたほど全く勉強はしていませんでしたが、予備校に通ってからは心を入れ替え勉強し、みるみるうちに成績を上げていったそうです。
ただ、何かしたいことがあって東京理科大学に進学したわけではなかったため、本当にやりたかった演劇に打ち込むため入学後すぐに中退してしまいます。
浪人した有名人・芸能人⑦くりぃむしちゅー上田
お笑い芸人くりぃむしちゅー上田晋也さんは1浪して早稲田大学に合格しています。
ちなみに相方の有田さんは現役で明治大学に合格していましたが上田さんに一緒に早稲田に行こうと誘われたため一緒に浪人することを決意します。
しかし最終的に上田さんは合格したものの有田さんは不合格となってしまい、結局2人は別々の大学に進学しました。
そんなことがあってもなお仲良くコンビを続けていられるのはすごいですね。
浪人を経験した有名人・芸能人まとめ
浪人が決まってしまうとかなりつらいと思いますが、悪いことだけではありません。
1年間で更に成長し良い大学に行けるチャンスでもありますので、ポジティブに考えて勉強していくことが大切です。
また、有名人や芸能人でも浪人している人なんてたくさんいますし、今はつらいかもしれませんが今後のことを考えると浪人なんて大したことはありません。
浪人は自分の可能性を広げるチャンスですので、ぜひネガティブに考えすぎないようにしてみてください。