受験生のみなさん、勉強お疲れ様です!
志望校への合格切符を掴むために日々勉強する中で、どうしても不安を感じてしまうことがあるでしょう。
不安は厄介な存在ですが、受験生なら誰しも少なからず感じてしまうものなので、過剰に心配する必要はありません。かといって不安な気持ちをそのままにしていては、勉強が手につかなかったり、メンタルが疲弊して体調に悪影響を及ぼす場合だってあります。
そこで今回は、そんな受験の不安を解消する方法をご紹介します。
不安を解消するただ一つの方法、そして重要なキーワード「ていねん」とは一体何なのか?ぜひ最後までご覧ください!
不安になる原因とメンタルコントロール
受験に対して不安を感じてしまうのは、決しておかしいことではありません。
一生懸命受験と向き合って、一生懸命勉強しているからこそ不安になってしまうのです。
不安になってしまう原因は人によってさまざまですが、以下の4つが代表的な例ではないでしょうか。
1、思うように成果が出ない
2、周りと比較してしまう
3、自分に対して厳しすぎる
4、ネガティブに考えてしまう
では、上記のようなことが要因で受験に対して不安が生じてしまった場合の、メンタルコントロール方法を見ていきましょう。
思うように成果が出ないときには…
必死に勉強を頑張っているのに、成績が上がらなかったり模試の判定が良くないときには、焦らず自分を信じてとにかく勉強をすることが大切です。
「10000回ダメでへとへとになっても10001回目は何か変わるかもしれない」
ご存知の方も多いと思いますがDream Comes Trueさんの『何度でも』という歌の中の歌詞です。
10000回やるまでの道のりも長く10000回までやったのに全く成果が出なくても諦めず、あと1回やれば何かが変わるかもしれないからもう少し頑張ろうというとても素敵な歌詞だと思いませんか?
この歌のように人は何度やれば、どのくらいやれば成果が出るのか分からないものです。
今までたくさん勉強もしたし、やりたいことも我慢したのに成果が出ない場合でもそこで諦めないでください。努力は決して裏切りません。
今までの努力を信じて、さらに今まで以上にやってやるぞ、見てろ今日の自分!というように強気でがむしゃらに取り組んでみましょう。
数か月後、キラキラした笑顔の自分に会えるはずです。
周りと比較してしまうときには…
受験というのは「○○点以上取れば合格」という単純なものではありません。毎年、受験する人数も違えば問題も違うため、合格最低点も当然変化します。つまり、自分以外の全員がライバルなので、どうしても友達や周りの受験生のことが気になってしまいますよね。
自分は成果が思うように出なくて焦っているのに、一緒に頑張ってきた友達がどんどん偏差値を上げていったり、自分よりも受験勉強を遅く始めた子が先に模試で良い結果を出してしまったりすると、不安や焦りが募るばかりです。
外部模試などで他の受験生に会ったとき、他の受験生がみんな頭良さそうに見えてより不安を感じてしまう…ということはありませんか?
倒すべきライバルがいる以上周りが気になってしまうのは仕方ありませんが、受験勉強とは自分との戦いです。
いかに昨日までの自分を更新することができるのか、本番で今まで頑張ってきた成果を出すことができるのか、それが受験成功のカギであり、周りの受験生もみんな同じく自分自身と戦っています。
実際に、受験のことを気にもしていなかった高校1年生の頃や、受験勉強に取り掛かり始めたばかりの自分と今の自分を比べてみてください。
きっと信じられないほどの成長を遂げているはずです。
周りのこと気にして不安に陥るのではなく、友達の成長を自らの活力に変えて「負けてたまるか!」の精神で受験勉強により一層打ち込みましょう。
自分に対して厳しすぎるときには…
自分に対して厳しすぎる受験生は少なからずいると思います。
「志望校に合格するために、最低でも1日これくらいの時間、これくらいの分量勉強しなくてはいけない…!」と自分を追い込んで無茶苦茶な計画を立てたりしてはいませんか?
自分に対して甘すぎるのも良くありませんが厳しすぎるのも良くないです。
沢山の量をこなすことで身につく人、長時間勉強すれば実力がつく人、こまめに休憩をはさみつつ短時間集中トレーニングが向いている人など、人それぞれ自分に合った勉強方法やペースは異なります。
受験に成功した人の勉強方法が必ずしも自分に合っているとは限りませんし、予備校の講師に教わった勉強方法の中にも合わないものがあるかもしれません。
自分に合わない無茶な勉強計画を立ててしまっては、それが達成できなかった時に自分を責めてしまったり自信を無くしてしまったり、かえって逆効果になることもあるでしょう。
毎日の少しづつの積み重ねが大切なので、自分のぺースで無茶をしすぎず、時には休んでリフレッシュするのも質の高い勉強には必要なことです。
ネガティブに考えてしまうときには…
日々勉強し続け、自分と戦い続けている受験生は常にナイーブな状態で、ちょっとしたことがきっかけでネガティブになってしまいます。
これに関してはその人の個性や性格にも関わってくるので「ポジティブに考えるべき!」と一概には言えません。
受験期は異常なストレスを感じてしまう時なので、ネガティブになることもあるでしょう。
そういった時は、ぜひ友達や家族、先生、塾・予備校の講師に頼ってください!
受験は自分との戦いですが、決して「孤独な戦い」ではないのです。
家族も講師も、みんなあなたの受験を全力で応援して精一杯のサポートをしてくれるので、ネガティブで不安な時こそ一人で抱え込まずに頼れる相手に相談しましょう。
具体的な解決策が得られなくても、話すこと自体がネガティブな気持ちを楽にしてくれる行為なので、ぜひとも信頼できる誰かに頼ってみてください。
受験生の不安を拭う唯一の方法
ここまでは、不安を感じてしまった時のメンタルコントロールの方法をご紹介してきました。
受験生であれば誰もが感じる不安。そんな時、少し考え方を変えるだけで不安を和らげることができます。
ですが、受験生にとって不安を根本的に解消する方法はただ一つしかありません。
それズバリ…『勉強すること』です!!!
当然と言えば当然ですが、結局は受験における不安は勉強をすることでしか解決できません。
そして不安を解消し受験を成功に導く最も大切な考え方が『ていねん』です。
最後にはあきらめも必要?!
『ていねん』とは漢字で書くと『諦念』となり、
・あきらめの気持ち
・道理をさとる心
・真理を諦観する心
といった意味を持つ言葉です。
『諦念』とは「志望校を諦めろ」ということでは断じてありません。
今の自分がその日1日でできる勉強を全力でやり尽くしたのであれば、これでダメなら仕方ない!と思うようにしましょう。
もう一度言いますが、受験の不安を拭うには勉強するしかないので、1日1日に全力を尽くして、やれることはこれ以上ないと言えるような日々を積み上げていってください。
その1日1日の積み重ねが次第に自信に変わり、受験に対する不安は徐々に薄れていくはずです。
まずはその日1日を全力で勉強できているか考えた上で、改善の余地があれば勉強計画や勉強方法の見直しを行いましょう。
そして『人事を尽くして天命を待つ』のみ。できる限りのことをしたら、あとは天に結果を委ねて待つしかありません。
全力を尽くしてそれでも結果がダメなら仕方ないと諦められるくらいの覚悟を決める、これこそが受験における『諦念』です。
努力を可視化してみよう!
受験シーズンも終盤に差し掛かり、迫りくる受験本番の日を前に不安でいっぱい…。
そんな時すぐに実践できて効果的なのが、これまで勉強してきた参考書や問題集を机に積むこと、つまりは努力の可視化です!
目の前に積み上がった山のような参考書を見ると、自分はこれだけ頑張った!という自信が湧いてきます。
特に武田塾の生徒さんは、参考書ルートをもとに日々勉強しているため、今までにやってきた参考書の量は膨大です。
積み上げた参考書は努力の証。ここまで培った努力を自信に変えて受験本番の戦いに挑みましょう。
きたるべき受験という未来への不安ではなく、これまでの努力=過去を自信に変えることが何よりも大事なのです。
東大生が実践していた不安解消術
最後に、東大生が実践していた不安や焦りの軽減・解消方法についてご紹介します。
やはり今まで努力した証が目に見えるようにすることは大事であると言えます。
参考書や問題集だけでなく、演習を解いたノート、使い終わったボールペンなども捨てないで取っておけば後の自信に繋がるかもしれません。
また、他人と比べる相対評価ではなく、過去の自分自身と比べる絶対評価で、自身の成長度合いを確かめるというのも重要です。
だらだらと長時間解けない問題に苦戦し続けるのではなく、勉強時間に区切りをつけてメリハリのある勉強方法を取り入れるのも良いでしょう。
タイムリミットを決めてその時間になったら潔く「今日は時間切れだから明日またきちんと取り組もう」と考え直しリセットをする事で効率が上がります。
自分に甘く手を抜いてしまうのはダメですが、自分に厳しく追い込みすぎるのも良くありません。
1日を全力で頑張ったのであれば、しっかりと自分自身を褒めてあげて、スイーツを食べたりゲームの時間を作ったり、自分自身に何かご褒美を与えてあげましょう。
志望校に合格をした後にはどんなキャンパスライフが待っているのか?どんなに職に就いてどんな人生を思い描くのか?
受験という未来への不安を、未来に対する希望に塗り替えて受験勉強の活力にしてみてください。
受験の不安を解消!|まとめ
受験に対して不安になるのは当たり前。大切なのはその不安とどう向き合い、どのように不安を拭うのかということ。
1日1日全力を尽くしたらあとは「諦念」が大事です。逆に言えば「これだけ努力したなら、もしダメでも仕方ない」と思えるくらい頑張りましょう!
受験勉強は自分との戦いですが、あなたは孤独ではありません。
『日本初!授業をしない。』武田塾では、1人ひとりの目標や能力に合わせて日々の勉強計画を立て、正しい勉強方法をチェックし伝授しつつ、さながらパーソナルトレーナーのように生徒さんと二人三脚で大学受験に臨みます。
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