コラム

これで集中力&効率アップ?!タイマー式勉強法をご紹介!

2020年01月20日(月)

効率の良い勉強方法と言っても色々ありますが、その中でも「なかなか勉強に集中できない!」とお悩みの方におすすめなのがタイマー式勉強法です。

この勉強方法はタイマーを活用することで緊張感を保ち、短時間で集中しながら勉強するというものです。

この方法なら勉強と休憩のメリハリをつけやすく、今まで勉強に集中できなかった方もきっと集中して勉強できるようになるかと思います。

今回は、そんなタイマー式勉強法について解説していきます。

タイマー式勉強法とは?

キッチンタイマー

タイマー式勉強法は、勉強する時間と休憩時間を明確に決めてから勉強する方法のことを言います。

ただ時間を区切って勉強するだけなら既に実践している方も多いかもしれませんが、タイマー式勉強法が他の勉強法と違うのはその名の通りタイマーを使って細かく時間を測りながら勉強するという点です。

いったいどういうことなのか、具体的なやり方を確認していきましょう。

タイマー式勉強法のやり方①1日の勉強時間を決める

まずは、自分が1日で何時間勉強するのかを決めましょう。

タイマー式勉強法はここで設定した勉強時間を集中してやりきるための勉強法なので、目標にしたい勉強時間を設定しておくと良いでしょう。

ただし、タイマー式勉強法は集中力を持続させるために途中途中で休憩を挟みます。

朝から晩まで休憩無しで勉強するような無理な計画を立てるのはやめましょう。

タイマー式勉強法のやり方②1回の勉強時間と休憩時間を決める

次に、1回に集中して勉強する時間と、その後の休憩する時間を決めましょう。

タイマー式勉強法は、勉強と休憩を比較的短いスパンで繰り返すことで集中力を持続させるという勉強法です。

 

そのため、1回の勉強時間はそこまで長く設定する必要はありません。

目安としては、30分から1時間程度がおすすめです。

大学の授業が1回90分であるように人間が1回に集中できる時間の限界は90分だという研究結果もありますが、その一方で人間の集中力の限界は30〜45分程度だという研究もあります。

タイマー式勉強法では長時間勉強することよりも短時間で休憩を挟みながら集中を持続させることが大切なので、現実的に考えても30分から1時間程度にしておくことをおすすめします。

休憩時間の目安は30分につき5分くらいがおすすめです。休憩し過ぎると逆にだらけてしまうので、メリハリをつけやすいよう短くしておきましょう。

タイマー式勉強法のやり方③タイマーで測りながら勉強する

さて、ここがタイマー式勉強法の最も大切なポイントです。

勉強し始める時に決めた時間だけタイマーをかけておき、その時間内では絶対に集中して勉強をやり切りましょう。

1回はそこまで長い時間ではないため、きっと集中して勉強を続けることができるのではないでしょうか。

勉強を終えたら、今度は決めた時間だけ休憩を挟みます。しっかりと集中力を回復させることが大切ですが、事前に決めた時間をオーバーしないように気をつけましょう。

ポモドーロテクニックとは

ちなみに、このタイマー式勉強法の中でも25分勉強して5分休憩することを「ポモドーロテクニック」と呼ぶこともあります。

ポモドーロとはイタリア語でトマトのことで、ポモドーロテクニックを最初に考案した方がトマト型のタイマーを使っていたことが由来になっているようです。

ポモドーロテクニックは世界中で評価されているので、ほぼ同じ勉強法であるタイマー式勉強法の効果も期待できるでしょう。

タイマー式勉強法のメリットは?

タイマー式勉強法の最大のメリットは、やはり時間を区切って勉強するので緊張感があり、集中を持続させ効率的に勉強できるという点でしょう。

人間は長時間集中できないので、無理して勉強し続けるとみるみるうちに効率が悪くなってしまいます。

タイマー式勉強法では短時間の勉強1回1回に全力で取り組むことで、常に最も集中した状態を維持し続けることができます。

更に、なんとなく時間を決めるのではなくタイマーを使ってしっかり時間管理をすることで、集中するのが苦手な人でもメリハリのついた勉強をしやすくなります。

確認テスト・過去問を解く時にもおすすめ!

1時間程度で時間を区切って勉強するので、受験本番の練習や過去問を解く際にもタイマー式勉強法はおすすめです。

受験本番でも一定時間集中して、少しの間休憩するという流れを繰り返します。

タイマー式勉強法なら自然と受験本番のような時間の使い方が身につくので、本番での時間の使い方に慣れておきたい方にはおすすめの勉強法です。

おすすめのタイマーの選び方は?

勉強ノート

最後に、タイマー式勉強法で使うタイマーを選ぶ時に覚えておいた方が良い注意点をご紹介します。

タイマーの選び方①スマホは使わない

スマートフォンでもタイマー機能を使って時間を測ることはできますが、これだけは絶対にやめておくべきでしょう。

スマートフォンをついつい長時間使ってしまった経験のある方も多いかと思いますが、スマホは勉強時に使うには余計な機能が多すぎます。

勉強時には勉強だけに集中できるよう、スマホをタイマー代わりに使うのはおすすめできません。

タイマーの選び方②無音機能付きのタイマーを選ぶ

図書館や自習室など、大きな音の出せない状況で勉強する時のために無音機能付きのタイマーを選んでおくと役立つかもしれません。

最近はタイマーの種類もかなり多く、光の点滅などで時間を知らせてくれる無音機能付きのタイマーもたくさん販売されています。

ただものによってはかなり光って目立つものもあるので、それも気になるようであれば振動で時間を知らせてくれるタイプもおすすめです。

タイマー式勉強法まとめ

タイマー式勉強法は、30〜60分ほどの比較的短い時間を全力で勉強し、10分ほど休憩するという流れをタイマーで測りながら進めるという方法です。

小刻みに休憩するので集中力・緊張感が途切れにくく、タイマーでしっかり時間管理をするため怠けにくいのが特徴です。

この方法はポモドーロテクニックとも呼ばれ世界中で活用されている勉強方法です。

勉強中に集中力が途切れてしまうという方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にタイマー式勉強法を実践してみてはいかがでしょうか。

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