コラム

受験生の必須アイテム?「赤シート」の効率的な使い方を解説します!

2019年10月23日(水)

受験生の皆さんなら一度は手にしたことがあるであろう暗記アイテムの赤シートですが、ちょっと工夫するだけで更に効率的に勉強ができるようになるかもしれません。

今回は、効率的に勉強するための赤シートの使い方を解説していきたいと思います。

もう赤シートを日常的に使っているという方も新しい使い方の発見になるかと思いますのでぜひご覧ください。

暗記系の勉強には「赤シート」がおすすめ

赤シートと緑シート

既に愛用している方も多いかもしれませんが、暗記系の勉強には赤シートを使うことをおすすめします。

特定の文字だけを隠すことができるのが強みである赤シートですが、これを使うことで勉強効率がグッと良くなります。

赤シートを使うメリット

メリットとしては、とにかく効率良く勉強できるようになるという点が挙げられるでしょう。

まず、赤シートを使えばペンなどで何かを書く必要無く勉強できるため、場所を選ばず勉強できるようになります。

通学中のバスや電車などでも勉強できるため、試験までの時間を有効的に使うことができるでしょう。

また、覚えるべき単語だけを隠せるので、覚えたい情報だけをピンポイントで暗記することができます。

加えて、緑ペンなどを使って教科書や参考書の覚えたい部分に線を引くだけで時間をかけずに暗記用の教材を作ることができます。

準備には時間をかけず暗記に集中できるのも、赤シートを使うメリットと言えるでしょう。

赤シートを使うデメリット

非常に便利な赤シートですが、一応デメリットもあります。

それは、赤シートで隠れている部分しか覚えなくなってしまうということです。

赤シートを使うと隠れている部分だけに注目してしまい、文章全体をしっかり読まなくなってしまう恐れがあります。

特に歴史系などの科目では全体の流れを把握したり、文章で説明できる力も必要になってきます。

ただの単語の暗記だけでなく、しっかりと全体を理解できるよう意識しながら勉強することが大切です。

赤シートの効率的な使い方

ノートを開く女子学生

使い方もシンプルで使いやすい赤シートですが、ちょっと工夫を加えることでもっと効率的な勉強ができるようになります。

赤シートを使いこなすためのコツを、いくつか皆さんにご紹介していきます。

効率的な使い方①問題集は赤ペンで解こう

書き込むタイプの問題集だと、一度解いてしまうとその後が使いにくくなってしまいますよね。

そのため解く際に赤ペンで書き込むようにすると赤シートで隠せるため、その後も答えを見ずに問題集を使えるようになります。

しかも赤シートを使えばどこでも一問一答用の問題集として使うことができるようになるため一石二鳥です。

効率的な使い方②ペンは水性のオレンジがおすすめ

問題集を解くときは赤ペンでも良いのですが、実はオレンジ色のペンの方がおすすめできます。

理由としては、普通の赤ペンだと赤シートを使ってもしっかりと消えてくれず、うっすらと透けて見えてしまうことがあるためです。

オレンジ色のペンなら比較的しっかりと消えてくれる傾向にあるため、赤シートと併用するならオレンジ色のペンがおすすめです。

オレンジ色が無いときは、ピンクでも大丈夫です。

また、インクは油性よりも水性の方が良いでしょう。油性だと必要以上に濃くなってしまったり、ノートに跡がついてそれが見えるようになってしまうため注意が必要です。

効率的な使い方③赤シートを使う前提でノートを取ろう

普段の授業でノートを取るときには、赤シートで隠すことを前提にすると勉強効率が良くなります。

例えば重要語句をあらかじめオレンジ色のペンで書いたりしておけば、わざわざ後で赤シート用のノートを作る必要が無くなります。

また、そうすることで自然と重要語句に注目するようになるため、授業の理解度もアップするのでおすすめです。

効率的な使い方④緑シートとの併用で効率アップ

赤シートと同じように特定の色の文字を消せるアイテムとして緑シートというものもありますよね。

よく赤シートと一緒に売られていますが、この2つをセットで使うことでもっと効率的に勉強できるようになります。

例えば英単語のように単語と意味をセットで覚えたいものに対して有効で、それぞれ片方ずつ隠すことで確実に2つセットで覚えることができるようになります。

赤シートを無くさないための使い方は?

勉強中の女子

赤シートを使っていると、頻繁に無くしてしまうという経験は無いでしょうか。

特に単語帳に付属しているタイプだと小さいのですぐ無くしてしまい、少し使いづらさを感じてしまいます。

そこで、赤シートを無くさず使うためのポイントを解説したいと思います。

穴を開けてリングファイルに挟む

ルーズリーフのように穴を開けることで、ルーズリーフと一緒にリングファイルに閉じることができるようになります。

これなら絶対に落として無くすようなことはありませんし、ルーズリーフと併用して使いやすいのも魅力です。

普通に1つだけ穴を開けてヒモを通しておくだけでも無くす確率はグッと低くなるのでおすすめです。

また、その際帯状にカットすることで特定の部分だけを隠しやすくなります。

大きいからと言って必ずしも使いやすいというわけでもないので、自分の使いやすい大きさにカットしてみるのも良いかもしれません。

赤いクリアファイルを使う

暗記したいプリントなどを赤いクリアファイルに入れておくという手もあります。

赤いクリアファイルなら赤シートの代わりになるため、プリントやルーズリーフと一緒に、そして無くさずに管理することができます。

中に入れたルーズリーフなどをそのまま隠して暗記に使えるため、使いやすさという点でもおすすめです。

赤シートの使い方まとめ

受験勉強では定番の暗記アイテムである赤シートですが、使い方をちょっと工夫するだけで更に勉強効率アップを狙えます。

例えば問題集をオレンジ色のペンで解いたり授業中のノートをオレンジペンを使いながら取ったりすれば、そのまま赤シートで暗記に使うことができます。

他には、赤シート自体に穴を開けてリングファイルに挟んでおけば無くしてしまうこともありません。

既に赤シートを使っている方も多いかと思いますが、ぜひ今回の記事を参考にして更に赤シートを勉強に役立ててはいかがでしょうか。

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