コラム

ベッドで勉強するのは効率が良い?メリットやデメリットは?

2019年09月01日(日)

受験生の皆さんはベッドの上で勉強した経験はありませんか?

ベッドの上はリラックスして勉強できそうな場所ではありますが、その反面いつの間にか寝てしまったなんて経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はそんなベッドでの勉強について、メリットデメリットを踏まえながら解説していきます。

ベッドの上で勉強するのはアリ?

机での勉強に疲れてしまい、気分転換のためやリラックスするためにベッドで勉強した経験のある方は意外と多いのではないでしょうか。

確かに、自由な体勢で勉強できるベッドの上は暗記科目などには向いているかもしれません。イスに座りっぱなしも体に悪いため、ベッドで勉強するのも効率が良い気がします。

しかしその反面、リラックスし過ぎて寝てしまう可能性があるのがベッドの怖いところです。

すぐにでも寝てしまえる場所にいるため、それなりのリスクを覚悟しておかなければなりません。

では、ベッドで勉強するのは効率が良いと言えるのでしょうか?

まずは、ベッドで勉強するメリットやデメリットを確認していきましょう。

ベッドで勉強するメリット

ベッドで勉強する学生

ベッドでの勉強は、机で勉強するのとはまた違ったメリットが期待できます。

特に自由な体勢を取れるのがベッドの特徴と言えるでしょう。

ずっとベッドだけで勉強するのはおすすめできませんが、勉強の仕方次第では効率良く勉強できるかもしれません。

リラックスしながら勉強できる

ベッドで勉強すれば、机と違って好きな体勢で勉強できるため、リラックスしながら勉強できることがベッドで勉強する最大のメリットと言えるでしょう。

緊張した状態よりも、ある程度リラックスした状態の方が記憶力が上がるとも言われています。

数学など問題を解く場所が必要な教科には向いていないかもしれませんが、単語帳など場所を選ばすできる暗記系の勉強をするにはもってこいの場所と言えるでしょう。

勉強後すぐに寝れる

寝る直前に勉強したことは記憶に定着しやすいと言われています。

これは、睡眠時にその日の記憶を整理しているため、直前に覚えたことが記憶に残りやすくなるのです。

そのため、夜寝る直前にベッドでその日の復習や暗記系の勉強をすることで、勉強後すぐに眠りにつけるので効率よく勉強することができます。

ベッドで勉強するデメリットは?

ベッドで勉強する学生

ベッドで勉強するのはメリットもありますが、デメリットもたくさんあります。

ベッドで勉強する際にはこれらのデメリットを常に意識しておかなければなりません。

その場で寝てしまう危険がある

ベッドで勉強するデメリットはなんと言っても、眠くなって寝てしまう危険性があるということでしょう。

好きな体勢でリラックスして勉強できる分、そのまま寝落ちしてしまうことだけは細心の注意を払わなければなりません。

どこでも集中して勉強できるという人ならベッドの上でも大丈夫かもしれませんが、普段の勉強をベッドの上で行うのはあまりおすすめはできません。

普段の生活とメリハリがつかない

ベッドでの勉強に慣れてしまうと、勉強する場所とそれ以外の場所の区別がなくなってしまい、普段の生活と勉強のメリハリがつかなくなってしまいます

机に向かった時は勉強する時と決めておけば自然と気持ちが切り替わるようになりますが、色々な場所でダラダラ勉強する癖がついてしまうと集中できなくなるかもしれません。

普段の勉強でだらけがちになってしまうという人は、勉強する場所とそれ以外の場所を分けておいた方が良いでしょう。

できる勉強が限られる

机のように何かを書けるスペースが無いため、できる勉強がかなり限られてしまいます

問題を解くためにノートが必要な数学などはまず勉強できないため、基本的には暗記系の科目しかできません。

そのため、ベッドで勉強した方が効率が良い時もあるかもしれませんが、どんな教科でもベッドの上で勉強すれば良いというわけではありません。

ベッドで勉強するのは効率が良い?

ベッドで勉強する学生

結論として、やはりベッドでの勉強はあまり効率が良いとは言えません

そもそもベッドは勉強しやすい環境が全くと言って良いほど整っていないため、できる勉強にも制限があります。

また、寝落ちの危険性があるというのが最大のデメリットと言えるでしょう。

リラックスすることも大切ですが、しっかりと集中して勉強するには正しい姿勢で机に向かうことも大切です。

リラックスを通り越してだらけすぎてしまう可能性のあるベッドの上では集中して勉強することは難しいでしょう。

睡眠前の勉強には最適!

ただし、寝る前の復習や暗記の時間にはもってこいの場所と言えるでしょう。

場所を選ばない暗記系の勉強を寝る寸前に行うだけなのでデメリットも気になりません。

また、寝る直前に勉強したことは特に記憶に残りやすいため、ベッドで勉強してそのまま寝てしまうのが最も効率が良いと言えるでしょう。

ベッドでの勉強とそれ以外の場所での勉強を使い分けることで、さらに効率の良い勉強ができるようになります。

人によっては効率良く勉強できるかも

ベッドの上での勉強はほとんどの方にはおすすめできませんが、ベッドの上でずっと勉強していたという体験談も少なからずあります。

人によってはどんな場所でも眠くならずに集中し続けられるという人もいるため、そのような人にとってはリラックスできるベッドの上の方がむしろ効率良く勉強できるのかもしれません。

もし効率が下がったらすぐにやめるべきですが、ベッドで勉強してみたら意外と集中できたということもあるかもしれません。

集中力に自信があるという方は、ベッドでの勉強も一度試してみてはいかがでしょうか。

ベッドでの勉強まとめ

ベッドでの勉強は、基本的にはあまりおすすめできません

ベッドの上では眠くなってそのまま寝落ちしてしまう危険性がありますし、何より勉強もしづらいです。そのため、基本的には集中して勉強したいなら机に向かって勉強するべきだと言えるでしょう。

しかし、寝る直前の勉強などには向いています。また、人によってはベッドの上でも集中できる人もいるかもしれません。

やり方次第では効率良く勉強できるかもしれませんので、たまには気分転換も兼ねてベッドの上で勉強してみてはいかがでしょうか。

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