皆さんは勉強にルーズリーフは使っていますか?
ルーズリーフはページごとに独立しており、ノートよりも自由に使うことができるため、効率良く使うことができると勉強がさらに捗ります。
今回はルーズリーフのメリットやデメリット、効率的な使い方などをご紹介していきますので、ぜひルーズリーフを使う時の参考にしてみてください。
受験勉強にはノートとルーズリーフどちらを使うべき?
皆さんは普段ノートとルーズリーフどちらで勉強していますか?
ノートは勉強したことが一冊にまとまるので使いやすいですが、ルーズリーフの方が一枚ずつ分かれているため使い方の幅が広いのが特徴です。
もちろんそれぞれに長所と短所があるのでどちらの方が良いとは一概には言えませんが、ノートだけでなくルーズリーフも使いこなせるようになると勉強効率をさらに上げることができます。
まずはルーズリーフのメリットやデメリットをご紹介していきますので、受験勉強で使うときの参考にしてみてください。
ルーズリーフを使うメリットは?
ルーズリーフを使うメリットは、その使い方の柔軟性にあると言えるでしょう。
使う場所や状況に応じて、好きなようにまとめたり分解するといった使い方ができることがルーズリーフの強みです。
ページの入れ替えができる
ノートはページが固定されてしまっているため、ノートを取る順番や書くページを間違えてしまうとやり直しが効きません。
しかし、ルーズリーフは一枚ずつ好きなように順番を入れ替えることができるため、後からいくらでもまとめ直すことができます。
テスト範囲のページだけをまとめて、オリジナルのテスト対策ノートも簡単に作ることが可能です。
ページの追加・削除が簡単
ルーズリーフは一枚ずつ管理ができるため、ページの追加・削除が簡単にできます。
先生が急に前の授業の補足を始めた時など、ノートだと該当ページに追加することが難しいです。
しかし、ルーズリーフであれば新しい紙に書いて間に挟むだけで解決します。
また、演習問題など、ノートに書く必要があるけど見返す時には邪魔だと思うページをピンポイントで抜くこともできます。
アレンジが自由にできる
ルーズリーフは、穴の開いた紙をバインダーに挟んでまとめて管理するものです。
そのため、配られたプリントなどに穴をあければルーズリーフと一緒に挟むことができるなど、工夫次第でどんなノートでも作れるようになります。
持ち運びがラク
ノートを使う場合には科目ごとに一冊用意しなければならないため、かさばってしまい持ち運びには不向きです。
ルーズリーフならルーズリーフの用紙自体とバインダーさえあれば良いので、持ち運びの面ではノートに比べて非常にラクになります。
もし今までの分をまとめたバインダーを忘れてしまっても、最悪ルーズリーフの用紙さえあればなんとかなてしまうのもルーズリーフの強みと言えるでしょう。
用途に応じて様々なルーズリーフが選べる
ルーズリーフは、罫線の太さが違うA罫やB罫、方眼紙や無地など、さまざまな種類の用紙があります。
もちろんノートにもありますが、一冊全て同じ用紙なので、使い切るまで用紙の種類を変えることができません。
ルーズリーフであれば途中からでも使う用紙を変えることができるため、図形を描くために方眼紙の用紙を追加するなど、柔軟な使い方が可能です。
一部分だけを提出できる
板書や課題をしているかの確認のために、先生にノートを提出することもあるのではないでしょうか。
ノートだと一冊にまとめられているため、提出してから戻ってくるまで確認するページ以外も見れなくなってしまいます。
しかし、ルーズリーフは一部のページだけを取り出して提出することが可能です。
提出した部分以外は見ることができるので、いつでも復習することができます。
ルーズリーフを使うデメリットは?
ルーズリーフは柔軟性という点ではノートよりも圧倒的に使いやすいですが、その柔軟性がむしろデメリットになってしまうことがあります。
ここからは、ルーズリーフを使うデメリットについて紹介します。
ページを紛失する可能性がある
ルーズリーフは、ページが一枚一枚バラバラになってしまうため、一部ページを紛失してしまう可能性があります。
ノートは全てのページが一つにまとまっているので、一ページだけ無くすといった心配はありません。
ルーズリーフに書き込んだ後はすぐバインダーに綴じるなど、無くさないための工夫が必要な部分はルーズリーフのデメリットと言えるでしょう。
整理が難しい
ルーズリーフは一ページごとに独立しているため、順番がバラバラになってしまったり、書き込む際に上下やページを間違えてしまって正しく綴じれないなどのトラブルが起こる可能性があります。
そのようなトラブルが無いように整理する必要がありますが、一枚ずつの管理になるため、整理整頓が苦手な方には向いていません。
また、途中で用紙を変えたりできるなど、柔軟な使い方ができるのはメリットの一つですが、ページの順番がわからなくなるなど、こだわりすぎると管理が大変になります。
こまめに整理する必要があるのは、ルーズリーフを使うデメリットのひとつです。
ルーズリーフを管理するための工夫
ルーズリーフの管理は大変ですが、少し工夫をすれば解決することがほとんどです。
ルーズリーフを管理するための工夫を紹介します。
日付や番号を書く
ルーズリーフは一度バラバラになると並べなおすのにかなり時間がかかってしまいます。
そうしたことを防ぐために、前後関係が把握できるようページに日付や番号を書くクセをつけましょう。
また、無くすのを防ぐために書き終わり次第なるべく早くバインダーに挟むようにするのも大切です。
ルーズリーフを上手く使うにはきちんと管理することが大切なので、ぜひ忘れず行うようにしてみてください。
学期別に分けて綴じる
一つの科目でもすべて同じバインダーでまとめてしまうと、必要な情報を探すのが大変になってしまいます。
学期別に分けて整理しておけば、復習や受験勉強の際に確認しやすくなります。
また、ルーズリーフはノートと違って残りページを気にする必要ないため、学期だけでなく、自分が管理しやすい分け方で保管することも可能です。
ルーズリーフの効率的な使い方は?
ルーズリーフはノートのように板書する以外にも、効率的に勉強ができるようになる使い方があります。
今まではノートしか使っていなかったという方も、ぜひルーズリーフと使い分けてみてはいかがでしょうか。
演習問題はルーズリーフに解こう
教科書や参考書の演習問題はルーズリーフに解くという使い方がおすすめです。
参考書の問題は直接書き込める形式のものもありますが、書き込んでしまうと一度しか問題が解けません。
ルーズリーフに解けばできるようになるまで何度でも解き直すことができます。
また、解き終わっていらなくなったルーズリーフは捨ててしまうこともできるので、余計な紙が増えずかさばりません。
ノートに問題を解いてしまうと板書の内容と混ざって見づらくなってしまうため、演習問題だけでもルーズリーフに解くことをおすすめします。
半分に折って暗記用に使おう
1ページずつ分かれているルーズリーフは、好きな形に折って使うこともできます。
半分に折って、片方は問題文を、反対側には答えを書くことで、簡単にテスト勉強などで使える暗記ノートが作れます。
他にも折り方を工夫すればいろんな使い方ができるので、使いやすい方法を探してみるのもおすすめです。
授業で使った資料を一緒に綴じよう
授業で使った資料は、ルーズリーフと一緒に綴じて保管するのがおすすめです。
ノートなどと別で管理していると、探すのに手間取ったり、なくしてしまったりする可能性があります。
穴をあけてルーズリーフと一緒に綴じておけば、どのページで使ったかが一目でわかり、探す手間もありません。
科目ごとに違う罫線のものを使おう
ルーズリーフには、さまざまな罫線の種類が出ています。
図形を描く機会が多い数学は罫線がマス目の方眼罫、英語はアルファベットが書きやすい四本線が引かれた英習字罫など、教科や科目によってルーズリーフの種類を変えてみましょう。
ルーズリーフの効率的な使い方とは?まとめ
受験勉強ではノートだけでなくルーズリーフも活用することで、さらに効率良く勉強できるようになります。
ルーズリーフの最大の特徴は、その柔軟性です。ページを好きなように抜き差しできるため、扱いやすく持ち運びにも便利です。
特に演習問題はルーズリーフに解くようにすると捨てる時も簡単なのでおすすめです。
管理がちょっとめんどうでバラバラになりやすいというデメリットもありますが、日付をこまめに書くようにすることで対策することができます。
効率の良い使い方をすれば受験生の強い味方になること間違いなしですので、ぜひこの記事を参考にルーズリーフを活用してみてください。