コラム

帝京高校の進学先はどこが多い?入試情報や偏差値、学校の評判

2019年07月09日(火)

全国的に有名な帝京高校。

サッカーや野球などスポーツで人気ですが、学力についてはどうなのでしょうか?

今回は、帝京高校の入試情報や偏差値から進学する大学など帝京高校の評判をまとめました。

帝京高校の基本情報

野球部

 

名称:帝京高等学校

国公私立:私立

住所:〒173-8555 東京都板橋区稲荷台27-1

電話番号:03-3963-4711

学科(偏差値):特進コース(58)、進学コース(54)、インターナショナルコース(56)、アスリートコース(50)

生徒数:男子約500名、女子約400名

公式HP:帝京中学校・高等学校

グループ高校:帝京大学高等学校、帝京八王子高等学校、帝京大学可児高等学校、帝京安積高等学校、帝京第三高等学校、帝京第五高等学校、帝京冨士高等学校、帝京長岡高等学校

近隣には沢山の学校がある

北区との栄えに立地する帝京高校は、4つの路線に囲まれた交通の便がとても良い場所にあります。近隣は学校が多く、系列の帝京大学をはじめたくさんの高等学校・大学があり、学生が多く賑やかな街並みになっています。

帝京大学グループは高等学校だけでも全国に9つありますが、クラブ活動を通して全国区になるのが今回紹介する帝京高校にあたります。

私たち武田塾にも沢山の帝京高校の生徒さんが通塾されていますよ。

 

帝京高校の学科とそれぞれの進学先

努力をすべての基として「正直・礼儀を重んずる」の校訓にのっとり、
前途洋々たる男女を、心身ともに健全で、責任感に富む公民として育成します。
―出典:公式より 

上記の言葉を建学の精神としている帝京高校。

特進コースからアスリートコースまで4つのコースからなる男女共学の私立高校です。

進学コース以外は生徒数が少なく1~2クラスほどとなっております。

特進コース

【偏差値:58、1学年生徒数:男子10名・女子10名ほど】

国公立や難関私立大学に現役合格することを目標にしたコースが特進コースです。生徒数は少なく1クラスのみで、帝京中学からの内部進学が約半数在籍するため、高校から特進コースへ入学する生徒は10名前後と少ないです。

2年次までに高校過程の学習を終わらせ、3年次は受験対策がメインになります。夏休み時にもトータルで150時間の授業を実施する勉強中心の指導方法となりますが、教員との距離も近く反復学習をすることでクラス全員での目標達成が実現できる環境となっています。

入試時の偏差値が58と中の上レベルですので、中学生の時の勉強方法では国公立や難関私大へ挑むには難しいため、気持ちの切り替えや目標設定を学校と一緒に明確にすることが必要でしょう。

進学コース

【偏差値:54、1学年生徒数:男子100名・女子100名ほど】

年度によってバラツキはありますが、1学年の生徒数が約200名と一番多く、全体の6割ほどを占めるのがこの進学コースです。

東京の難関大学群GMARCH合格を目標とし、帝京大学グループの大学へ進学する生徒も多いです。

2年次から文理選択がある点は一般的な普通科進学校と同じといえるでしょう。ただ、3年次は演習形式の授業が多くすることで自ら進学に対する意識を高める授業をしている点で他の高校とは少し差別化を図っているようです。

特進コースよりも授業時間が短いこともあり、クラブ活動にも積極的に参加することができるでしょう。

インターナショナルコース

【偏差値:56、1学年生徒数:男子10名・女子10名ほど】

特進コースと同じく、生徒数が少ないコースです。

海外留学課程と英語特化課程とに分かれ、海外留学課程では1年1学期終了時に1年間の留学を行います。英語特化課程では留学はせず国内で英語力を磨いていきます。

受験には英語は必須ですし、留学した体験から新たな将来の目標を抱くことにもなるでしょう。学校ではネイティブ教員での指導も充実しているので、受験だけではない英語力も身に付くことでしょう。

アスリートコース

【偏差値:50、1学年生徒数:男子50名・女子10名ほど】

帝京高校の知名度を全国区にしたのはやはり体育系クラブ活動ではないでしょうか。その体育系クラブの中でも中心選手として活躍するのがこのアスリートコースからのメンバーになります。

何らかの体育系クラブに所属し全国制覇を目標とするアスリートコースは、クラブ活動から大学進学へ挑むことも可能です。もちろん学力も必要となりますので、文武両道を意識付ける場所になることでしょう。

帝京高校からの大学進学実績は?

放課後に本で調べる高校生

公式サイトに掲載されている2018年の進路状況によると、4年制大学への進学が76%、その内系列の帝京大学グループへの進学は約30%ですので、卒業生の約半数が帝京大学グループ以外の大学へと進学していることになります。

4年制大学に進学した中で、センターや一般入試を利用した生徒は約25%と自己推薦AO入試の32%よりも少なくなっています。指定校推薦の割合は16%ですが、アスリートコースやインターナショナルコースの人達が多く利用するため、進学コースで指定校推薦を取ることは難しいでしょう。

主な進学先大学

国公立大学

・筑波大学

・信州大学

・東京農工大学

・宇都宮大学

私立大学

・慶応義塾大学

・早稲田大学

・上智大学

・東京理科大学

・青山学院大学

・学習院大学

・明治大学

・中央大学

・法政大学

・立教大学

帝京高校の評判は?学校について

口コミ等を調べてみると、「校則は男子が少し厳しい」「学校の施設・設備は整っている」「いじめ等はほとんどない」点などは評価は高い点だと思います。

一方、「イベント系は盛り上がらない」「先生によって差が大きい」などの評判も多く挙がっています。

学校での勉強ですが、4年制大学への進学が76%と考えると、学校の雰囲気自体が進学に対して曖昧なところもあるでしょう。そのため有名大学への進学を考えている人はきちんとモチベーションを維持して勉強を継続することが大切だと思います。

制服の評価は高い

帝京高校の制服はブレザースタイルです。夏の制服はポロシャツなどもありカラーも選ぶことができます。ネクタイやリボンはボタン式なので結ぶ必要がないです。全体的に落ち着いたカラーで清楚な印象です。

帝京高校の入試問題の難易度は?

推薦入試:調査書・国・数・英合計50分の適性検査・集団面接

併願優遇:調査書・一般:国・数・英各50分の筆記試験・集団面接(インターナショナルコースは英語面接あり)

帰国生入試:調査書・国・数・英合計50分の適性検査および英語長文読解30分・個人面接(日本語と英語)

 

入試問題の傾向と対策

一般の入試問題ですが、英語ではリスニングがなく、長文の大問が1つ、数学では各問題が5点の20問、と基礎的な問題が多く出題されます。都立入試と比較してもそれほど難化した問題は出題されることはなさそうです。

帝京高校の偏差値は特進コースでも58ですので、一般的な進学校といったところでしょう。おそらく各中学校では、偏差値60以上の公立の滑り止めとして利用していることが多そうですが、一般入試の受験者数から見ると、募集を調整しているようです。

帝京高校近隣の武田塾が逆転合格をサポート!

帝京高校に通われている生徒さんですと、埼京線であれば北の赤羽校、南の池袋校、都営三田線ならば巣鴨校などが最寄りの校舎となります。

「授業を聴いてばかりで頭に入らない」「先生との相性が合わない」「勉強の仕方がわからない」

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”武田塾が授業をしない!”と言うのは”勉強をしない”というわけではありません。

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きっと学校では得ることのできない学習方法が武田塾で見つかるはずです。

 

まとめ:帝京高校の評判や偏差値、進学先情報

体育系クラブ活動で全国的にも有名な帝京高校。

アスリートコースの人がクラブ活動で活躍する中、進学コースの生徒も文武両道活躍しているようです。

偏差値は中の上ですので比較的に入学しやすいですが、特進コースなどで有名大学へ進学を考えている方は中学生のとき以上に勉強管理をしないととても大変だと思われます。


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