コラム

【浪人生必見】浪人生活で失敗しない勉強スケジュールとは?

2019年03月18日(月)

浪人が決定してしまい、これからどうやって勉強したらいいかわからなくて悩んでいる方もいるかと思います。

そんな時、まず最初に行うべきはスケジュール管理です。

浪人生にとっては、勉強のスケジュール管理が何よりも大切です。
スケジュール管理ができていないと、最悪の場合現役の時より成績が下がってしまうことにもなりかねません。

今回は、浪人生活での失敗しない勉強スケジュールの立て方をご紹介しますのでぜひご覧ください。

浪人生におすすめのスケジュールの立て方

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ここからは、浪人生におすすめのスケジュールの立て方について説明していきます。

「スケジュールの立て方がわからない」
「もっと効率的なスケジュールの立て方を知りたい」
という方はぜひ参考にしてみてください。

①自身の現状況を理解する

最初にご自身の学力や志望校合格が叶えられなかった原因を明確にしてください。

受験を成功させるには、正しく細かい自己分析が必要です。

これまでの学力テストや模試・受験での結果などはもちろん、各教科や各単元の理解度や得点率なども全て明確にすることをおすすめします。

そうすることで、どの教科・どの単元をどれくらいどの順番で勉強すれば良いのかはっきりさせることができ、スムーズに学習することができます。

②志望校を考え直す

次にもう1度どの志望校を受ける・目指すのか考えてみてください。

既に受けた大学であれば、傾向や特徴などを掴むことができ次は合格することができるかもしれませんし、次は志望校を変更するというのも1つの選択肢です。

もう1年浪人はできないという方であれば、第2志望校を変更したり滑り止め校を増やすのも良いでしょう。

③受験日までのスケジュールを決める

志望校が決まれば、受験日も確定します。

そこで、今日から受験日までの約1年間を通してどのように学習していくのか大まかで良いため、ご自身の無理のないようにスケジュールを決めてください。

④各月・各週のスケジュールを決める

そうすると、次は各月毎に「この月はどの教科をどれくらい進める」や「この月は暗記や基礎問題に集中する」など決めてください。

その次は、あとで何を学習するのか悩まないで済むように各週の学習スケジュールを整理しましょう。

⑤1日のスケジュールを決める

最後に1日ずつのスケジュールを決めていきましょう。

ここでは何の教科をどれくらい学習するかだけではなく、起きる時間やこの時間まではこれを学習するなど、1日の生活スケジュールを細かく立ててください。

ある程度の起床時間や食事の時間などは固定することで決まった時間に机に向かい学習することができるため、効率良く学習することが可能です。

また注意点ですが、ここで決めたスケジュールは必ずとも厳守しないといけないわけではありません。

学習していくにつれズレなどが生じることもあるため、その場合は新しくスケジュールを組み直すようにしましょう。

あくまでも学習スケジュールは学習進度の指標の1つなので、スケジュールをこなすことが目的にならないように気をつけてください。

スケジュールを立てる時に気をつけることは?

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どうスケジュールを立てるかが今後1年の勉強を左右すると言っても過言ではありません。

これからご紹介するいくつかのポイントに注意して、無理のない計画を立てて実行することが大切です。

生活リズムを整える

最も大切なことは、生活リズムを整えることです。

学校が無いとつい頑張って夜遅くまで勉強してしまいがちですが、勉強のためであっても夜更かしはあまり良いことではありません。

集中して勉強するためには良質な睡眠が必要不可欠です。早寝早起きを心がけて安定した生活リズムで毎日を過ごせるようにしましょう。

無理な計画は立てない

スケジュールを立てるときは、つい張り切りすぎて無理な計画を立ててしまいがちです。本当に自分が実行できるのかを考えてから計画を立てましょう。

もちろん頑張ることは悪いことではありませんが、スケジュール管理は小さな誤差が命取りになります。

少しだからいいや、と思って後回しにすると積もり積もって本番までに終わらなくなってしまうかもしれません。

リラックスするための自由時間も大切ですので、勉強時間だけを詰め込み過ぎないようにしましょう。

1年の目標を定める

1日の時間をどう使うかだけでなく、1年間のスケジュールも決めておきましょう。

どこの大学に合格したいかだけでなく、いつまでに何を終わらせておくべきかなど、細かく目標を定めることで勉強も進めやすくなります。

着実に実力をつけておくためにも、小さな目標に向かって勉強するのは効果的です。

目標設定は細かくする

浪人生の中には大まかに学習計画や目標を設定する方もいるかもしれません。

ですが、大まかな目標設定は受験日が近づくにつれて誤算や皺寄せを生み、のちに自身の首を絞めることになります。

それらを防ぐために、月毎や週ごとだけでなく1日ごとのスケジュールや教科・単元別で細かく目標設定することをおすすめします。

睡眠時間を削らない

受験生や浪人生の中には睡眠時間を削ってまで学習をしようとする方がいます。

特に受験日間近や同世代と比べて遅れをとっていると感じてしまいがちな浪人生にとっては、少しの睡眠時間も惜しいでしょう。

ですが、学習において睡眠時間は学習している時間と同様に不可欠な時間なのです。

なぜなら、学習した知識や内容の多くは睡眠時に脳に定着すると言われているからです。

効率よく最短距離で学習したいと考えている方こそ、睡眠時間を削らず上質な睡眠を確保するべきでしょう。

勉強しない日も作る

勉強だけをしていると、次第にモチベーションの維持が難しかったり集中力の低下など、長期的にみて効率的に学習できていないということがあります。

1週間に1日や10日に1日など、ご自身の都合の良い頻度でリフレッシュや気分転換のできる日を設けてみてください。

そうすることで、気持ち新たに学習できたり気を引き締めてまた頑張ることができるはずです。

勉強を先延ばしにしない

浪人生活が決まり、気持ちの切り替えがうまくいかず4月5月と来年の受験日に向けてうまくスタートを切れていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

中には「まだ時間はあるし勉強しなくても大丈夫。」と考えている方もいるかもしれません。

ですが、来年の受験日までの日数は決まっており、それまでの時間は他の受験生と平等です。

浪人生活が決まり、うまく気持ちの切り替えができていない方もいるかもしれませんが、それでも少しずつで良いため今日から始めてみてください。

先延ばしにすればするほどご自身の首を後で締めることになるため、まだ勉強を始めれていないという方は今日からコツコツと少しずつ頑張りましょう。

理想的な浪人生活の1日のスケジュールとは

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それでは、次に浪人生の理想的な勉強スケジュールをご紹介します。

理想的な浪人生活の1日のスケジュール
7時~9時 起床
9時~12時 午前中の勉強
12時~13時 昼食
13時~18時 午後の勉強
18時~19時半 夕食
19時半~22時 夜の勉強
22時~ 自由時間・就寝

ここでご紹介するのはあくまでも理想的なスケジュールの例となります。

人によって色々と個人差や予定があるかと思いますので、このスケジュールを参考に自分なりの計画を立ててみてください。

7時~9時:起床

健康的な生活のためには8時頃までに起きられるのが理想的です。

午前中の時間を有効的に使うためにも、早起きして1日の準備を始めましょう。

人によっては朝の方が集中できるという人もいます。そのような人はもう少し前に起きて朝食前に勉強時間を挟んでも良いかもしれません。

9時~12時:午前中の勉強

午前中はまだ頭があまり働いてはいません。自分の得意科目簡単な問題から解き始めて、ウォーミングアップのつもりで勉強をしていきましょう。

また、午前中だけで体力を使い切ってしまわないよう、適度に休憩を挟みながら進めていきましょう。

12時~13時:昼食

午前の勉強が終わったら昼食時間で1度休憩しましょう。

昼食を取るだけでなく短時間で昼寝をしたり、散歩をしたりして体を動かすと気分をリフレッシュさせることができます。

13時~18時:午後の勉強

午後は苦手な科目や難しい問題集など、集中力の必要なものを進めていきましょう。

夕方になると疲労が溜まってくるのでこまめに休憩を取ったり、3時ごろに長めの休憩を挟んでも良いかもしれません。

飽きっぽい性格の方は図書館やカフェなど場所を変えてみるのも良いでしょう。

18時~19時半:夕食

午後の長い勉強を終え、一旦休憩です。

夕食後も夜の勉強がありますので、適度に休むようにしておきましょう。

19時半~22時:夜の勉強

夜の方が集中できるという人は、この時間で苦手な教科を勉強しても良いでしょう。

また、就寝前にやったことは身につきやすいため、暗記教科や復習にも最適です。

22時~:自由時間・就寝

浪人生のスケジュールでは、この自由時間を設けることが非常に大切です。

浪人生が失敗してしまう理由の1つとして多いのがモチベーションが続かなくなってしまう、というものです。

疲れすぎてモチベを落とさないためにも、必ず自由時間を作りましょう。

理想的な浪人生活の1年のスケジュールとは

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1日のスケジュールだけでなく、1年間を通しての理想的なスケジュールもご紹介します。

理想的な浪人生活の1年のスケジュール
4月~7月 基礎固め
8月~11月 過去問や模試を通した本格的な実践演習
12月~ 共通テスト対策など

4月~7月:基礎固め

現役時代に飽きるほど勉強したとは言え、基礎部分は何よりも大切です。

春から夏にかけてはもう1度基礎固めし、基礎力をしっかりとつけていきましょう。

特に現役時代に1度勉強しているため、自分の苦手な部分がわかっている方も多いのではないでしょうか。

苦手な範囲がある場合は、その部分を重点的に復習することをオススメします。

8月~11月:過去問や模試を通した本格的な実践演習

8月を過ぎたあたりからは過去問や模試を通した本格的な実践演習の時期に入ります。

模試の数も多くなってくるので、目標の大学合格に必要な点数を取れるように頑張りましょう。

また、8月頃はだんだんとモチベーションが下がりやすくなる時期でもあるので注意してください。

12月~:共通テスト対策など

12月以降は過去問を中心に共通テスト等の対策を行っていきましょう。

今までの基礎演習・実践演習ができていればきっと目標の点数が取れるはずです。

浪人生活でおすすめの勉強スケジュールとは|まとめ

浪人生活で失敗しないためにはスケジュール管理が必要不可欠です。

時間を有効的に使うためにも、まずは1日のスケジュールと1年間のスケジュールを考えましょう。

スケジュールを立てる際は、
・生活リズムを崩さないこと
・無理な計画を立てないこと
の2つのポイントを意識することが大切です。

集中して勉強するためには健康的な生活をすることが大切ですので、早寝早起きを中心とした生活を心がけましょう。

他には、1年を通して細かく目標を定めておくと勉強を進めやすくなります。

最終的に志望校の合格点が取れるよう、まずは小さな目標を立て、それに向かって頑張ってみてください。

「浪人生活に対して不安がある」
「1人で志望校合格を叶えられるか分からない」
「より効率良く学習するためにプロにサポートして欲しい」

といった浪人生もいるでしょう。

そういった方は学習塾や予備校に通い、どう勉強したら良いのかや学習日程の組み方などを受験のプロによるサポートがあれば心強いはずです。

武田塾は、全国に校舎を構え授業を行わない学習塾として、これまでに有名国立大学や医学部などに多くの合格者を輩出しています。

出遅れた分を取り戻したいという方や、次こそは絶対に志望校合格を果たしたいという方はぜひ武田塾の無料相談に参加してみてください。

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