今回は特別編として、関西で圧倒的支持を誇っている難関私大合格の専門塾「マナビズム」について、マナビズムの指導方法や学習カリキュラムの仕組みや武田塾との違いについて紹介します。塾選びの際にぜひ参考にしてみてください。
徹底解説!マナビズムってどんな塾?
まずご存知ない生徒さんのために、難関私大専門塾マナビズムは関西で展開している学習塾です。八澤先生が代表のマナビズムのポリシーは、「もしうちに来ても受からないなら、どこの塾や予備校に行っても無理です。」です。そこでまず気になるのが、「難関私大専門塾マナビズム」の仕組みや武田塾との違いですよね。八澤先生が徹底解説します。
武田塾と自主学習がメイン!だけど・・・
まず最初に、マナビズムの教育方針の大きなベースは武田塾と変わらず、自主学習がメインの指導です。しかし、マナビズムではカリキュラムに授業を取り入れています。その理由として、授業の方が効率がよい部分もあると考えているからです。マナビズムでは、志望校に受かるためには、500時間授業そして1000時間の自習、計1500時間の勉強が必要であると考えており、1000時間の自習学習の設計は「受験コンサルティング」が担当しております。500時間の授業は、「映像授業」「反転授業」「ライブ授業」の3種類が基本的な学習パターンです。
・映像授業(理解)・・・学習内容理解のためのマナビズムの映像授業は、他の大手予備校などの映像授業とは異なります。大手予備校の映像授業が、会社や大人の事情によりコマ数と時間が決めれられているのに対して、マナビズムでは「最短」を目指しています。これは生徒のことを第一に思っているからこそつくられたマナビズムのカリキュラムの一つです
・反転授業(理解度確認)・・・映像授業を受けても、受けっぱなしではしっかり内容が身に着かず、「やって満足」の生徒がたくさん出てしまいます。そのためにも理解度を確認するための反転授業があります。反転授業では講師が自ら生徒に対して映像授業で理解したことの理解度確認テストを行います。反転授業内で、講師は生徒一人一人に総合的な理解度はもちろんのこと、テストも問題を解いている際に「手が止まる理由」まで分析し、この後何をすべきか指導します。
・ライブ授業・・・一般的な大手予備校などが行っている、たとえば1週間に一章ずつしか進まない効率の悪い生授業とは大きく異なり、マナビズムのライブ授業では、主に生徒さんのモチベーションを上げるためや参加条件など工夫しながら組んでいる授業を行っています。武田塾との大きな違いですが、マナビズムは授業で学んだ方が効率が良い科目また理解が特に従業な科目や分野もあると考えています。
以上がマナビズムの主な仕組みですが、武田塾との違いは、ずばり「授業を併用」しているところです。しかし武田塾と同じく自主学習をメインにカリキュラムが組まれているのは変わりません。
武田塾とマナビズムの参考書(英語)のルートの違い
武田塾とマナビズムでは、双方とも独自の参考書の学習ルートが存在します。今回は英語科目の参考書のルートの両塾の各違いを紹介していきたいと思います。
参考書『パラグラフリーディングのストラテジー』
マナビズムでは、英語の学習ルートで『パラグラフリーディングのストラテジー』という参考書を取り入れています。一方武田塾では、使いこなせれば便利な参考書ですが、入試までに使いこなすレベルに行かない人が多いかも、という理由でルートには入っていません。マナビズムがこの参考書を採用している理由は、英文解釈と英単語の基礎がしっかり身に付いている生徒さんにとってこの参考書は成績を上げるためのとても効率的な参考書であると考えているからです。しかしそれらの基礎が身についていない状態でやっても消化不良になってしまい、楽なやり方に逃げてしまう生徒さんがいるからです。使い方さえ守れば『パラグラフリーディングのストラテジー』はオススメの参考書なので、是非使ってみたいと思った方はまず基礎である英単語と英文解釈を仕上げてから使用しましょう。
「できない生徒」の対処法
マナビズムと武田塾では、「できない生徒」の対処法という点でも大きく異なります。まずマナビズムの場合、特に受験勉強中盤以降に差し掛かった生徒さんの傾向として、英語長文を訳すことはできるけど、設問を正しく説くことができず、結果成績がなかなか上がらないというケースがあります。そのようなスランプを回避するためにもマナビズムのルートではまず英単語・英文解釈など基礎を固めるための参考書をまず課題として与え、それができたら『パラグラフリーディングのストラテジー』のような実践的な参考書を増やしていくという方法で「できない生徒」に対処します。
一方武田塾の方法としては、新しい参考書を増やすのではなく、今まで使用していた参考書のやり方を変えることで改善できると考えています。「できない生徒」の参考書のやり方の傾向として、解説・解答をただ読んだだけ、または丸暗記しただけというケースが多いため、入試本番を見据えて参考書を使っている生徒さんがいます。この問題を解決しない限り、いくら参考書の数を増やしても意味がないというのが武田塾の見解です。つまり、本番を意識したやり方によってできない生徒さんに対処することができるのです。
具体的に正しい参考書のやり方を実践している生徒さんを見分ける手段として、普段学習ルートを進める際に使用している参考書やノートのバツのつけ方や回答の書き方で見分けることで判断することができます。本当に自分が正しい方法で参考書を使えているのかわからない方は是非ご自分の参考書やノートをもう一度見直してみましょう。
結論!最強の塾は武田塾!だけどマナビズムも優秀
以上で紹介したのが、武田塾とマナビズム双方の大きな違いです。しかしどちらも自主学習をメインとしたカリキュラムは変わりありません。マナビズムの場合は自主学習に反転授業、そしてライブ授業をプラスすることで、生徒の学習に対するモチベーションを上げ、また効率化を図り、しっかり理解度を確認して次にすべきことを支持するという、成績を確実に上げる制度が確立されています。