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【英検対策】2024年、英検の変化にどう対応すべき!?

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みなさん、こんにちは!

京王線調布駅 徒歩3分にある大学受験の個別指導塾

「日本初!授業をしない塾」武田塾調布校です!

 

本日は、英検対策に関してのブログ記事となっています。
数年前と比べ、「英検利用入試」を採用する大学が大幅に増え、高校生の間で英検2級~英検準1級を取得しようとしている方も多いと思います。

そこで今回は、「英検1級」を取得しているK講師より、「2024年からの英検の変更点」「英検で必要になる力」「英検の攻略法」など、
重要な情報をご紹介させていただきます★

 

英検 大まかな変更点まとめ

2024年に英検が大きく変化することを知っていますか?特に大きな変化は、ライティング問題にあります。3級と準2級の英作文は問題数が増加し、従来1問だったものが2問になります。そこで追加されるのが「Eメール問題」というものです。しかし3級と準2級で問題形式がそれぞれ違っており、3級は送られてくるメールに対して書かれている質問に答える方式、準2級は質問に対して細かい条件の下返信メールを書くという形式になっています。対して2級、準1級、1級は英作文の問題が2題に増加します。そこで追加されるのが、「要約問題」です!提示された文章の内容をしっかりと理解し、簡潔にまとめる力が必要です。

英検に必要になる力は?

Eメール問題に関しては、文脈を読み取る力、そして自分が表現したいことを語数の範疇で表現することです!その分ボキャブラリーを増やしたり、単語の正しい使い方を定着させねばなりません。

要約問題に関してですが、先程述べた様に内容を簡潔にまとめねばなりません。ただ、同じ言葉、文章をそのまま使うのは要約とは言えません。つまり、こちらもメール問題と同様にボキャブラリーが大事になってきます。
自分の語彙力を駆使して、提示された文章を上手くパラフレーズせねばならないのです。注意が必要なのは、常に客観的に書くということです。要約に自分の意見は不要です。意識すべきなのは、本文を読まずに要約文のみを読んだときに文章の要旨を理解できるかどうか、という点です。要約である以上、元の文章の筆者が書いている内容を逸脱しないようにせねばなりません。

 

攻略の上で何が大切なのか?

大きく変化する英検に対して、一体何が重要なのでしょうか?

Eメール問題に関していうと、やはりボキャブラリーが大切です。
英語学習はまず単語!というのは誰しもが聞いたことのある言葉だと思います。サンプル問題を見たところ指定語数はそこまで多くなく、むしろ少ないかもしれません。簡潔に、かつ題意に沿った回答を作るためには語彙力が必要になってきます。あるイディオムをより少ないワード数で言い換えるために、なるべく多くの語彙をつけましょう。

要約に関しては、まず「長文の読み方そのものを変える」のを意識することから始めねばならないと思います。
論説文に関して言うと、大きく三要素があります。
一つ目は、Topicです。Introductionと呼ばれることもあります。この部分は多くの場合文章の冒頭に書かれることが多く、その文章の大まかなテーマが書かれ、筆者がこれから何について議論をしていこうとしているのかが書かれています。
次はBodyで、Topicの部分において示された内容に関しての議論を進めていきます。筆者は、読者を説得するためにこの部分で具体例を多用することが考えられるので、要約ではこの具体例を除去することが大切です。
最後はConclusionです。その名の通り結論が述べられています。英文においてこの部分は誤読せずにしっかり押さえたい所です。それぞれの境目はどこなのかをよく注意しなければなりません。

また、Introduction、Topic、Conclusionの中でもそれぞれ読み方のコツがあります。
それが、いわゆるパラグラフ・リーディングと呼ばれるものです。
英語の論説文において基本的に抽象事例から具体事例の順序で書かれます。「抽象から具体」はしっかり覚えておきましょう。
抽象的な内容(Topic Sentence)だけでは内容は伝わりきらないため、その後の具体例や根拠を示したり細部にまで言及するための文(Support Sentence)が書かれます。

これを知っていれば、話の概要や要点をより素早くつかむことができます。メリハリをつけた読み方を会得するためにもぜひ意識してみてください!
また、文章の筆者によってはHook Sentenceと呼ばれる、話題提示のために用いられる文を織り交ぜたものを書くかもしれません。基本的にIntroductionパートの前に書かれます。読者の注意を惹きつけ、今後の内容に期待感を持たせます。これらのような要素を見分け、避けるべき部分は避けて重要な要素を取りこぼさないことが上手い要約のコツです。

最後に、ディスコースマーカーに注意せよ!という点です。ディスコースマーカーとは、簡単に言うと論説文の論理展開・流れを読み解くためのキーワードです。
簡単な例を挙げます。but/howeverは逆接を示し、これから先に重要な事柄や主張が書かれていることを示します。for example/for instanceはこの後に例示や具体例が書かれていることがわかります。こういったディスコースマーカーに注意して読むことを意識すれば、英文のどの部分を抽出して要約せねばならないのかが一気に見えてきます。

 

さいごに

長くなりましたが、これらのことを意識しつつ、新傾向に対応できるよう頑張ってください!
最近は入試に英検を利用できる大学が増えています。できることは活用して、入試でより有利に戦えるように頑張りましょう!応援しています!

 

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